小児科
感染症やアレルギー疾患の診療のほか、予防接種に力を入れています
当院では、風邪・インフルエンザ・溶連菌感染症・マイコプラズマ感染症・伝染性紅斑(りんご病)・アデノウイルス感染症・RSウイルス感染症・ヒトメタニューモウイルス感染症・感染性胃腸炎・おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)・とびひ(伝染性膿化疹)・尿路感染症をはじめとするさまざまな感染症、食物アレルギー・アトピー性皮膚炎・アレルギー性鼻炎・気管支ぜん息といったアレルギー疾患など、小児科の病気を幅広く診療しています。当院での対応が難しい内分泌疾患の低身長、小児外科での専門的な治療を必要とする疾患、入院して行う食物アレルギーの食物経口負荷試験などは、対応可能な連携の医療機関を紹介しています。
また、当院では感染症を予防するために、予防接種に力を入れ、八幡市の定期接種(※1)や任意接種(※2)に加え、京都府以外の全国からの里帰り出産の際の予防接種などにも対応しています。
小さなお子さまが病気にかかると、自分の言葉で症状をうまく表現できないことが多いと思います。いつもより元気がない、顔色が悪い気がするといった場合には、無理をさせずにすぐ受診してください。
当日は、インターネットでの受付が可能です。院内感染防止、待ち時間の緩和のために、ぜひご利用ください。
(※1)は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。自由診療となる場合もありますので、料金表をご確認ください。
(※2)は自由診療です。料金表をご確認ください。
衛生管理
空気清浄機を備えた隔離室を4つ設け、一般の患者さまと入り口も分けています
当院では、院内感染を予防するために、感染症の患者さまを隔離する隔離室を4つ設けています。部屋ごとに空気清浄機を備え、換気もこまめに行っています。感染症の患者さまと一般の患者さまとの接触を防ぐために、出入り口、診察室、トイレも分けて、2つずつ設けております。トイレにはベビーキープを備え、トイレの側にはおむつ交換台を用意しております。ウイルスは、排泄物を介して感染する可能性もあるため、おむつ交換台の上には換気扇を設置し、下には空気清浄機を設置しております。
お子さまの誤飲を防ぐために、院内の掲示物はお子さまの手の届かない場所に配置するようにするなど、院内のレイアウトにも配慮しています。
また、当院では、感染症を予防するために、予防接種に力を入れ、定期接種(※1)、任意接種(※2)に対応しています。ワクチンを接種することで、身体に侵入するウイルスや細菌を攻撃する免疫の仕組みができあがります。感染症を予防し、万が一、かかった場合にも重症化を防ぎます。生後2カ月から、決められた期間のうちに予防接種を受けておくことは、病気を予防しお子さまの健康を守る上で大切です。予防接種は予約制とし、一般診療と時間を分けて、健康なお子さまが他の病気にかからないよう配慮しております。
(※1)は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。自由診療となる場合もありますので、料金表をご確認ください。
(※2)は自由診療です。料金表をご確認ください。
医師・スタッフの専門性
家庭でのスキンケア、母乳育児の際に服用可能なお薬のアドバイスも行います
院長は、当院を開業する以前、関西や九州のさまざまな医療機関で、小児科の診療に携わってまいりました。数多くの医療機関に従事した中で培ってきた人脈を活かし、当院での対応が難しい疾患であれば、すみやかに対応可能な連携医療機関を紹介いたします。紹介する際には、紹介状をご用意するだけではなく、院長が紹介する医療機関まで電話をして、予約をお取りします。
また、院長は、九州で勤務医をしていた当時、皮膚科の医師が病院長を務める医療機関において副院長として従事し、乳幼児の皮膚のケアについて、力を入れて学んでまいりました。現在も、当時の知識を活かしながら、アトピー性皮膚炎やあせもなどの疾患に対して、ご家庭での皮膚の洗い方やスキンケアの指導などを行っております。例えば、固形石けんで洗う場合、「泡立てネットできめ細かな泡を十分に作り、その泡をすくって、手で直接、丁寧に洗ってあげるようにしましょう」とアドバイスしています。
当院では、とびひ(伝染性膿痂疹)の治療に特に力を入れております。薬の飲み方や処置の仕方など丁寧に指導していますので、お困りであればぜひご相談ください。
また、院長は母乳による育児をおすすめしており、母乳育児を行う際に服用しても大丈夫なお薬のアドバイスも行っています。お子さまのことや育児のことで困ったことがあれば、ぜひご相談ください。
十分な説明
患者さまや親御さまの生活背景まで伺い、きめ細やかな説明を心がけています
当院では、患者さま、親御さまの訴えを生活背景も含めてできるだけ丁寧に伺い、きめ細やかな説明を行うように努めています。
現代は、共働きのご家族も多く、お子さまが体調を崩されてもお仕事を急に休むことが難しい親御さまも多くいらっしゃいます。しかし、お子さまが発熱した場合、大人の発熱とは異なり、できる限り解熱剤を使用せず、安静にして改善を待つことをおすすめします。解熱剤はあくまでも熱を一時的に下げる対症療法であり、病気自体を改善させるお薬ではありません。熱が下がることで、お子さまが安静に過ごすことが難しくなる場合もあります。また、インフルエンザは、他の人に感染させる恐れがあるため、発症してから5日を経過し、かつ解熱した後に2日経過をしていなければ登校することはできません。
親御さまのご事情やご要望も伺い、また、妊娠中や母乳育児の際に服用可能なお薬のアドバイスをしています。できる限りの配慮をいたしますが、疾患によっては、医学的な観点から親御さまのご要望に添うことが難しい場合もございます。恐れ入りますが、ご了承いただければ幸いです。
また、勤務医時代、お肌の疾患にも携わってきた院長は、家庭でのスキンケアのアドバイスも行っています。乳幼児の定期接種(※)のスケジューリングのアドバイスなども行っていますので、お子さまの健康や育児でお困りの際はご相談ください。
(※)は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。自由診療となる場合もありますので、料金表をご確認ください。