児童・思春期精神科

ひとりで悩まずに、一緒にこれからのことを考えていきましょう
当クリニックでは、お子さまの不登校や発達障害(自閉スペクトラム症、学習障害、ADHD)などの相談を受け付けております。これからどうしたらいいのかについて一緒に考えていきましょう。もしお子さまの様子が気になるようであれば「児童精神科に行こう」と言うのではなく、「調子が悪いんだったら先生に相談してみようか」というように、軽い気持ちでご来院いただければと思います。
児童・思春期精神科に関するQ&A
不登校
子どもが学校に行かなくなってからどのくらいで受診したらいいですか?

2~3週間の不登校からご相談ください。
2~3週間以上にわたって学校へ行けていないお子さまのご相談を受け付けております。不登校のお子さまは学校へ行く力がない状態であるため、力を取り戻すための対策が必要になります。大人でも、理由もなく会社に行けなくなることはあります。これは脳のメカニズムの問題で、お子さまも同様に起こります。まずはゆっくりとお休みしましょう。
子どもが不登校の原因を話さないのですが?
無理に原因を探る必要はありません。
当クリニックでは、学校へ行く力がなくなっているお子さまの行動を、無理に掘り起こしても仕方がないと考えております。学校を休んでいるお子さまは、つらいと感じています。元気ではないから動けない状態です。そのため、まずはしっかりと休んだ上で、原因を探るのかどうか決めていきます。元気が戻れば、本人がやり過ごす方法を見つけ出せるかもしれません。
発達障害
こだわり行動が多く、日常生活に支障が出ています。

軽度の発達障害かもしれません。
発達障害の症状である、「こだわりが強い」や「せっかち」などの特徴は誰でも少なからず持っています。ただし、その程度が重く、日常生活や学校生活に支障がある場合は対策が必要になります。親御さまやお子さまの希望をお聞きし、どのようにするかを一緒に考えていきます。
発達障害の治療にはどのようなものがありますか?
お薬を飲むもの、生活の指導などがあります。
ADHDとは生まれつき、脳の回線の一部が抜けているような状態です。回線の抜け方が大きければ、症状も大きくなっていきます。そこをお薬で補っていくようなやり方が必要です。ただし、一つのものには集中できる、興味のあるものには瞬発力・行動力があるといったよい特性もあるので、その特性を生活に合うように練習していくことが大切です。
また、自閉スペクトラム症、学習障害にはお薬がありません。そのため、生活をどのように変えていくかという指導をメインにおこないます。たとえば、学習障害の方は字が読みにくい、書きにくいなどの特性があるので、耳から情報を聞くと頭に入りやすくなります。このように生活における工夫を具体的にお伝えいたします。
心療内科

うつ病は、なまけや本人のせいではありません
心療内科ではうつ病、不眠症、パニック障害(PD)、強迫性障害(OCD)、社会不安障害(SAD)などのご相談を受け付けております。心からくる病気に対して、薬物療法や生活上のアドバイスなどで治療していきます。
うつ病やパニック障害は、本人のせいで起こる病気ではありません。また、理由がなく突然起きることもよくあります。当クリニックでは、原因を無理に探ったりはしません。
なかなか寝付けない、ぐっすりと寝た気がしない、早朝に覚醒する、食欲がない、身体がだるい、疲れやすい、頭痛、頭が重い、気分が落ち込む、集中できない、劣等感を覚える、気力の減退、不安を感じる、イライラするといった症状がございましたら、ひとりで悩まないで、まずはご相談だけでもかまいませんので、ご来院ください。
うつ病
小学生でもうつ病になりますか?

年代にかかわらずうつ病にかかる可能性はあります。
年齢を問わず、うつ病になってしまう可能性があります。うつ病は心の風邪というほど簡単なことではありませんし、決して本人のなまけが原因でもありません。活動をするためのエネルギーが切れて、動けなくなってしまう病気なのです。そのため、お薬を使って治療していきましょう。うつ病は本人の倦怠感がすごく強いので、お薬を使うことでスムーズに治療がすすみます。
うつ病になった原因がわかりません。
原因を探すことよりも、まずはゆっくりと休みましょう。
当クリニックでは、うつ病になった原因を探るようなことはしません。これは無理に原因を探っても、その方にエネルギーが戻るわけではないからです。そのため、まずはゆっくりと休んで、エネルギーが戻ることを目指します。エネルギーが戻れば、原因に対処ができるような場合もあります。自分でコントロールできるようになるまで、ゆっくりと休みましょう。
パニック障害
パニック障害とはどのような病気ですか?

何もない時に、突然パニック発作が起きる病気です。
パニック発作とは、突然頭の中に「死んでしまう」「こわい」という感情が思い起こされてしまうことを言います。何らかの原因で「こわい」というスイッチが入ってしまい、普通に生活している中で勝手に出てきます。生まれつきスイッチが入りやすいという方がいますが、それはその人が劣っているのではなく、たとえば、肌が弱いといった個性と同じことです。
パニック発作が頻発する方には、休養よりも、スイッチが入らないようなカバーが必要です。お薬という保護膜を作ってあげることで、スイッチが入りにくい状態に変わっていきます。
お薬をずっと飲んでいくことに抵抗があります。
パニック障害は、ずっとお薬が必要になる病気ではありません。
パニック障害は、何カ月かの治療期間があれば寛解していく病気です。お薬を飲まずにいると何度も発作が起こり、そのたびに傷をえぐっていることになります。お薬でカバーしていると身体の状態がいい方向に向かい、その間に傷が改善してしまえばお薬は必要なくなります。そうなればお薬を飲まなくてもよくなります。当クリニックではお薬の服用に抵抗を持たないようにサポートしていきます。
精神科

生活に支障が出る症状をコントロールする治療をおこないます
精神科と心療内科の診療内容に大きな違いはありません。どのような症状でもまずはご相談ください。初診は30分ほどお時間をいただき、患者さまのお話を聞いていきます。そして、心からくる病気に対し、お薬やアドバイスで治療をしていきます。生活に支障が出ない程度まで、症状をコントロールしていきましょう。
精神科に関するQ&A
統合失調症
最近、悪口をたくさん言われています。

自分だけが感じているものであれば、統合失調症の可能性があります。
統合失調症は脳の障害であり、青年期から中年期に発生する可能性があります。統合失調症になると妄想や幻覚などが現れ、その内容を信じてしまう場合もあります。そのため、脳の中でそういった症状を起こさせないために治療をおこないます。
お薬で症状を起こさせないようにすることで、だんだんと妄想や幻覚が起こらなくなってきます。ただし、統合失調症は根が深いので、症状が出なくなってもある程度治療を続けていきましょう。日常生活に支障が出ないレベルまで、症状を抑えることが大切です。
藤田クリニックの基本情報
診療科目 | 心療内科 精神科 | ||||||||||||||||||
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標榜科目 | 児童・思春期精神科 | ||||||||||||||||||
住所 |
大阪府豊中市新千里南町3-1-14 ナカニシビル3F
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アクセス |
阪急バス 南町三丁目停留所 下車徒歩1分 |
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診療時間・休診日 |
休診日 水曜・土曜・日曜・祝日
休診:水曜日、土曜日、日祝祭日 |
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電話番号 |
06-6836-0588 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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サービス |
クレジットカード利用可
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専門医 |
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対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
「桃山台駅」徒歩約5分、バスでも通院可能です
北大阪急行南北線「桃山台駅」北出口徒歩約5分。阪急バス「南町三丁目停留所」または「上天竺橋停留所」から徒歩約1分。駐車場はコインパーキングをご利用できます。
ポイント2
不登校、発達障害、うつ病などの相談ができます
お子さまの不登校や発達障害といったお悩みのほか、うつ病、不眠症、パニック障害、社会不安障害、強迫性障害、統合失調症などについて相談できます。
ポイント3
さまざまな感染予防対策に取り組んでいます
受付にパーティションを設置。待合室の人数をできるだけ少なくして密を回避、定期的な換気をおこなうなどさまざまな感染対策に取り組んでいるクリニックです。