整形外科
腰や膝の痛み、外傷、骨粗しょう症など幅広い病気やケガに対応いたします
整形外科では、首・肩・腰・膝などの痛み、ケガや骨折などの診療に対応しています。問診や触診などの診察と、レントゲンや超音波(エコー)などによる検査、薬による治療やリハビリテーション、ブロック注射や関節腔内注射などの治療を行っています。
診察を行う際には、レントゲンや超音波検査などの画像診断だけではなく、実際に患者さまの身体を診ることと、丁寧な問診をすることを大切にしています。患者さまのお仕事やご家族など生活背景についても丁寧に問診を行い、診断や治療方針決定をする際の参考にさせていただくようにしています。
例えば、毎日、夜の22時まで残業しているような方であれば、運動する時間を作ることも難しいでしょうし、肩や腰も痛くなりやすいことでしょう。
患者さまそれぞれの日常生活を考慮せず、一律に生活指導を行ってもうまくいかないことが多いため、患者さまお一人おひとりの生活やお悩みに寄り添って、「あなたの場合は、こういうことに気を付けた方がいいですよ」と、きめ細やかなアドバイスができるように配慮しています。
また、骨粗しょう症に対する診療にも対応しており、院内で骨密度の検査(DXA法)も行っています。腰痛などの症状で受診された患者さまでも、骨が弱っている可能性が考えられる場合には、骨密度の検査をご提案しています。
整形外科に関するQ&A
腰の痛み
どのような流れで診療を行うのですか?
問診や触診の後、レントゲンなど検査を行い、状態を確認した上で必要に応じた治療をご提案します。
当院には多くの方が腰痛を理由に受診されます。急に腰が痛くなると、いわゆる「ぎっくり腰」だと思って様子を見てしまう方も多いのですが、腰の痛みは筋肉や骨だけでなく、内臓や血管などが原因となっていることもあります。特に持病が多くなる50代以降の方は、一度受診していただいた方がいいでしょう。
診察の流れとしては、問診・触診後にレントゲンなどの検査を行います。実際の画像や模型などを用いて状態をご説明し、飲み薬や貼り薬、塗り薬、注射、リハビリテーションなどの治療方法をご提案させていただきます。痛みに対して市販の薬を使って対処している方もいらっしゃいますが、症状の原因を確認した上で、患者さまに応じた治療を行っておりますので、気兼ねなくご相談ください。
膝の痛み
膝の痛みが出やすいのは、どのような人ですか?
ご高齢の方や肥満の方、膝に負担がかかりやすいお仕事の方は、膝の痛みが出やすい傾向があります。
膝の痛みは、ご高齢の方のほか、肥満の方や仕事柄日常的に膝に負担がかかる方が多く悩まれている症状です。問診や触診を行った後に、レントゲンで膝の骨や軟骨の状態を確認した後、治療を提案していきます。当院では、飲み薬や貼り薬、塗り薬、注射、リハビリテーションなどの治療を患者さまの生活スタイルに合わせてご提供しております。
また、膝の負担を減らすためには普段の姿勢や生活習慣も重要になってきます。筋力を落とさないようにしたり体重を増やさないようにしたりするための、食事や運動の方法などもご提案させていただきます。
外傷
擦り傷や切り傷などでも相談していいですか?
はい。どうぞご相談ください。もちろん、骨折にも対応いたします。
当院では、擦り傷や切り傷はもちろん、転んだりぶつけたりしてできたケガ全般の治療に対応しています。時には傷口が化膿してしまうことがあります。遠慮なく、お早めにご相談ください。
また、骨折の治療も行っております。スポーツや事故などで骨折が心配な方はどうぞご相談ください。
骨粗しょう症
骨粗しょう症とはどのような病気ですか?
骨がもろくなり骨折しやすくなる病気で、自覚症状がないまま進行している恐れがあります。
骨粗しょう症とは、骨がスカスカになってもろくなり、転倒などちょっとしたはずみで骨折しやすくなる病気です。ご年配の方の場合、骨折をきっかけとして、寝たきりの状態を招いてしまうことがあります。そのため、骨粗しょう症を早期に見つけ、治療を行い骨折の予防をすることが重要です。
骨粗しょう症は、骨折しなければ痛みが現れないことも多いです。そのため、自覚症状がないまま進行してしまう可能性があります。骨粗しょう症を早期に発見し、骨折を予防するためには、定期的な検査をすることが大切です。
骨粗しょう症の検査について教えてください。
DXA法の骨密度測定装置を用い、腰椎や大腿骨の骨密度を測定しています。
当院では、骨密度測定装置を導入しており、DXA法(2重エネルギーX線吸収法)で骨密度の検査を行っています。骨密度測定装置に横になっていただき、骨折しやすい腰椎や大腿骨近位部の骨密度を測定します。腰椎や大腿骨は、骨折すると歩行が困難になり、寝たきりの状態を招く恐れがある部位です。
骨粗しょう症は、骨折しなければ痛みなどの自覚症状が現れにくいため、治療を続けるモチベーションを維持することが難しい疾患でもあります。患者さまには、今後骨折する可能性を具体的な数値も交えて示すことで、治療のモチベーションを維持できるように努めています。
注射
注射による治療について教えてください。
強い痛みの改善にはブロック注射、動きのよくない関節には関節腔内注射による治療を行います。
痛みが強い場合には、内服薬や外用薬、リハビリテーションのほか、ブロック注射や関節腔内注射も用いて治療をいたします。
ブロック注射は、強い痛みを抱えていらっしゃる場合や、痛みのため思ったように身体を動かせず、不自然な動きや運動不足により痛みが長引くという悪循環に陥っている場合などにおいて、状態を改善するために使用します。
関節腔内注射とは、痛みがある関節や動きの悪い関節に対して、薬剤を直接注射することで、関節の痛みの緩和や動きの改善を目指す治療法です。例えば、変形性膝関節症に対しては、ヒアルロン酸の関節腔内注射による治療を行っています。
リハビリテーション科
患者さまの症状に合わせたリハビリテーションを提供しています
当院では、理学療法士が医師の指示の下、低周波療法や牽引療法、動きの訓練や筋力強化など、患者さま一人ひとりに合わせたリハビリテーションを提供しています。首・腰・膝の痛みはもちろん、四十肩・五十肩、骨折が治った後の動きの悪さなど、幅広い症状に対応しておりますのでご相談ください。
また、お仕事の関係で、頻繁に通院してリハビリテーションを受けることが難しい患者さまもいらっしゃいます。そのような患者さまに対しては、ご家庭でも取り入れやすいストレッチや筋力強化のトレーニングについて、医師や理学療法士がご説明いたします。その際には、トレーニングの実演をご覧いただいた上で、「この動きを1日に10回、行うようにしてください」といったように、わかりやすい説明をするよう心がけています。ご不明な点があれば、気兼ねなくご質問ください。
肩の痛み
肩の痛みで特に多い病気はどんなものですか?
四十肩・五十肩で悩まれている方が多くいらっしゃいます。患者さまに合わせた治療を提案しています。
肩の痛みに関しては、特に40代・50代前後の患者さまからご相談を多くいただきます。いわゆる「四十肩・五十肩」であることが多いのですが、それ以外の病気の可能性もありますので、痛みの原因をきちんと把握できるように、触診やレントゲン、超音波(エコー)検査などを行います。
当院では、飲み薬や貼り薬、塗り薬、注射、リハビリテーションなど組み合わせながら、患者さまの生活の質が向上するように治療を行っています。
骨折後の機能改善
あまりリハビリテーションに通えない場合はどうすればいいですか?
ご自宅でできるトレーニング方法もご案内いたしますので、まずはご相談ください。
骨折後の機能改善のサポートにも対応しています。骨折した部分を長い間固定していると、どうしても動きが悪くなってしまいます。当院では患者さまの状態に合わせて、薬による治療や機能を改善するためのリハビリテーションを行っています。なかなか頻繁に通うことができない方には、自宅でできるトレーニングの方法もご案内しています。
内科
生活習慣病や関節リウマチなどにも対応、価値観に合わせて治療方針を提案します
当院では高血圧症や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病はもちろん、関節リウマチなどの病気にも幅広く対応いたします。必要に応じて血液検査を行い、薬による治療や食事・運動の指導も行っております。
生活習慣病の生活指導を行うにあたっては、患者さまのお仕事やご家族など、生活背景も大切にしています。例えば、毎日、残業するような多忙なお仕事に就かれている方であれば、運動を行う時間を取ることも難しいでしょう。一人暮らしなのか、あるいはご家族の方と一緒にお住まいでいらっしゃるのかといった背景によっても、生活のリズムやお食事は変わってくることと思います。
そういった生活背景を無視して一律に生活指導を行っても、アドバイスを活用していただくのは難しいことでしょう。生活背景を問診で丁寧に伺った上で、「あなたは、こういうことに気を付けるとメリットがあるでしょう」といったように、患者さまお一人おひとりに合わせてアドバイスをするように心がけています。
また、治療についても患者さまお一人おひとりで価値観が異なります。できるだけお薬は飲みたくないという方もいらっしゃいますし、お薬でしっかり数値を改善したいという方もいらっしゃいます。当院では、患者さまの価値観を尊重して治療方針を決定してまいります。
生活習慣病は初期の段階では自覚症状が少なく、自分でも気が付かないうちに病状が進んでしまうことがあります。健診などで異常を指摘された方はお早めにご相談ください。また、以前治療を受けていたものの治療を中断してしまったという方も、気兼ねなくご相談いただければ幸いです。
関節リウマチ
関節リウマチはどのように診断するのですか?
診察や血液検査などで総合的に判断します。血液検査の結果は1週間程度でわかります。
関節リウマチは、関節内に慢性の炎症が生じ、節々が痛くなる病気です。放置すると関節の変形が進んでしまい、日常生活に困難が生じる可能性もあります。関節の腫れや痛み、こわばりが長く続く場合には、お早めにご相談ください。当院では、血液検査や薬による治療を行っています。
生活習慣病
生活習慣病の場合、どのような治療になりますか?
運動や食事の指導のほか、患者さまの症状に合わせて薬による治療もご提案いたします。
当院では高血圧症や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の診療も行っています。健診で異常を指摘された方はご相談ください。
患者さまの症状に合わせて、運動や食事の指導などで生活習慣の改善を行い、必要に応じて薬による治療もご提案いたします。お薬を使用するか、あるいは生活改善を中心に治療するかといった治療方針は、患者さまの状態、価値観に合わせて決定してまいります。できるだけお薬を使いたくないというご希望をお持ちの患者さまであれば、服用していただくお薬をできるだけ少なくし、生活の中で改善していくアドバイスをするなど、患者さま一人ひとりに合わせた治療を行います。
生活習慣病はなぜ治療をする必要があるのでしょうか?
初期には自覚症状はありませんが、脳卒中や心筋梗塞など合併症を引き起こす恐れがあるためです。
生活習慣病は初期の段階では自覚症状が少なく、自分でも気が付かないうちに病状が進んでしまうことがあります。
例えば、高血圧症は血圧がかなり高くなると、頭痛やめまいなどの症状が起こることはありますが、初期では自覚症状があまり起こらない疾患です。そのため、治療のモチベーションを感じられない方もいらっしゃるかもしれませんが、血圧が高い状態が続くと、動脈硬化が進行し、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こしやすくなります。
お薬を出すかどうかや、どのお薬を使うかについては、患者さまの病状だけでなく、価値観や生活の環境を考慮してご提案いたします。高血圧症だけではなく、脂質異常症、糖尿病もさまざまな合併症を引き起こすため、症状がなくとも治療を行うことは大切です。治療をしないと今後このようなことが起こる恐れがあるということをお話しし、合併症を予防するためにも治療を行う必要があるということをご説明するようにしています。
林整形外科クリニックの基本情報
診療科目 | 整形外科 リハビリテーション科 内科 リウマチ科 外科 | |||||||||||||||||||||||||||
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住所 |
愛知県名古屋市西区花原町16-4
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アクセス |
名古屋市交通局 山田東中学校停留所 下車徒歩約5分 駐車場あり(17台) |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療
【休診日】水曜午後・土曜午後・日曜・祝日 |
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電話番号 |
052-505-7535 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場あり(17台) |
サービス |
クレジットカード利用可
多言語対応 ( 英語 )
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専門医 |
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対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
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おすすめポイント
ポイント1
整形外科、内科と幅広く対応しているクリニック
首・肩・腰・膝など身体の痛みやケガといった整形外科疾患、生活習慣病をはじめとする内科疾患まで幅広く対応。一人ひとりに合った治療方法を提案してもらえます。
ポイント2
お子さまの整形外科疾患の診療を行っています
お子さまの整形外科疾患にも力を入れているクリニック。お子さまのケガの治療に対応しているほか、健診で側湾症の疑いがあるなど指摘を受けた場合にも相談できます。
ポイント3
再来受付機、自動精算機、キャッシュレス決済を導入
自動再来受付機、自動精算機、クレジットカードや電子マネー決済などを導入。受付からお会計までがスムーズです。接触機会を減らし感染リスク軽減に取り組んでいます。