クリニックにはどんなお悩みを持った患者さまがいらっしゃいますか？

首、肩、腰、膝の痛みなど身体の痛みに関するお悩みを抱えた患者さま、ケガをされた患者さまが多くご来院されます。ケガに関しては、交通事故に遭われた方や転倒、動物に噛まれたことなどによるケガのほか、「指を切ってしまい血が止まらない」といったことでご来院される患者さまもいらっしゃいます。「これぐらいの小さなケガでクリニックを受診してもよいのだろうか」と迷われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ご自身で止血の処置をされるのは大変ですので、遠慮なくご来院いただければと思います。犬や猫などの動物に噛まれたケガも、後から腫れたり化膿したりする場合がございます。ちょっとしたケガでも、遠慮せずにご相談ください。そのほか、当院では小児の整形外科疾患にも対応しており、健診で背骨の弯曲を指摘されたという側湾症のお子さまもよくご来院されます。また、ご年配の方の場合は、骨粗しょう症が気になるということで、検査を受けに来られる方もいらっしゃいます。

初めて来院された患者さまに対して心がけていることがあれば教えてください。

初めてご来院された患者さまに対しては、後から「実は、ここも痛いのですが」といったことが起きないよう、まずは気になる症状について何でも遠慮なくお話しいただいた上で、全身を確認して、痛みの原因を探っていくようにしています。また、初めてご来院された方は緊張されていらっしゃると思いますので、できるだけフレンドリーに笑顔で、堅苦しくならないよう接することで、少しでも患者さまの緊張を和らげられるように努めています。問診の際に気を付けていることは、患者さまの生活背景も含めて伺うことです。例えば、患者さまのお仕事について伺うことで、どのように痛みが生じたのかといった原因を推測できる場合もあります。工場勤務の方であれば一日中立ったまま下を向いた姿勢で仕事をすることが多いので首に負担がかかりますし、配管工の方であれば屈んで仕事をされることが多く腰に負担がかかります。そのような背景も含めて丁寧な問診を行い、患者さまのお悩みに寄り添った診療を行えるように心がけています。

お子さまの診療で行っている工夫があれば教えてください。

お子さまが診察室に入って来た時点で、威圧感を与えてしまわないように、しゃがんで姿勢を低くするようにしています。また、お子さまの疾患やケガについては、親御さまがとても心配をされていらっしゃることが多いので、あまり深刻な状況ではないことがわかった時点で、そのことを親御さまにお伝えし、不安をできるだけ軽減するように心がけています。親御さまの不安はお子さまにも伝わりますので、そこは大事な点だと考えています。一方で、親御さまとばかり向き合っていると、お子さま本人が疎外感を覚えてしまいますので、それもよくありません。お子さま本人に対しても、無視することなく、丁寧に話しかけるように心がけています。また、処置をする際に、何の説明もなくいきなり行うと恐怖感を覚えてしまうものです。処置をする前には、これから何を行うのかがわかるように、実演をして見せるようにしています。例えば、水で傷口を洗うのであれば水を自身の手にかけて見せますし、綿棒やピンセットを使うのであれば、それらで自身の手をまずつついて見せます。次に、今度はお子さまの傷口以外の場所に水をかけたり、ピンセットや綿棒を当てたりして、これから何が行われるのかを理解してもらった上で、傷口の処置に入ります。これは、お子さまが怖がらないために、配慮している工夫です。

ご年配の方に配慮していることがあれば教えてください。

できるだけわかりやすく説明をするように心がけています。また、ご年配の患者さまの中には、高音部を聞き取りにくい難聴の方もいらっしゃいますので、落ち着いたトーンで、ゆっくり、はっきりと、大きな声でお話しするように配慮しています。そのほか、できるだけ尊厳を傷つけない対応をするように気を付けています。認知症のため、ご家族の方が一緒に診察室に入られる場合でも、基本的にはご本人に話しかけて、ご家族の方にはあくまでもサポートをしていただくという基本的な姿勢は忘れないように心がけています。

整形外科、内科の両面から診療する利点をお聞かせください。

院長は整形外科疾患を得意とし、副院長は内科疾患を得意としています。お互いの得意分野を生かし、補い、相談しながら診療できることはメリットだと思います。診察室は隣同士なので、途中でバトンタッチすることもあります。二人で密に連携し、二人三脚で診療を行っています。また、患者さまも高血圧症で定期的に通院されている方が、「手が痛くなったから今日はそれも診てほしい」ということもあります。膝の痛みで通院されている方が、実は血圧も高いということで、高血圧症の治療を始められる場合もございます。あらためて他のクリニックを探して受診するのは患者さまにとって負担が大きいと感じられるかもしれません。しかし、通いなれたクリニックで「ついでにこれも診てほしい」と相談できるのは、患者さまにとってもメリットかもしれませんね。

スタッフとのコミュニケーションで力を入れていることについて伺います。

月に1回、院内勉強会やリハビリテーション勉強会を開くようにしています。勉強会の中で意見交換を行うこともありますので、知識を身につけるだけではなく、コミュニケーションをはかる上でも、勉強会は役立っているのではないかと思います。また、私たち医師もできるだけリハビリテーション室に顔を出すように心がけています。その時に、患者さまと直接、コミュニケーションをとることもあれば、リハビリテーションのスタッフとも意思疎通をはかるようにしています。例えば、「この患者さまは、強くマッサージをすると痛くなりそうだから、軽めにお願いします」といった、文章だけでは伝わりにくいような細かな指示も、リハビリテーション室でスタッフに対して行う場合があります。もちろん、医師かスタッフに伝えるだけではなく、スタッフから医師に対して意見が伝えられる場合もあります。お互いに、直接意見を言いやすい、フラットな関係を築くように日頃から配慮しています。

今後、どのようなクリニックを作っていきたいとお考えですか？

ご年配の患者さまの付き添いで来られていた方が患者さまとしてご来院してくださったり、肩の痛みで通院されていた患者さまがケガをしたお子さまを連れて来てくださったりということがよくあります。体調を崩したり、ケガをしたりした時には、「まず林整形外科クリニックに相談しよう」と考えてくださっている方が、この地域には多くいらっしゃるのかなと思うと、嬉しいですね。今後も、お子さまからご年配の方まで、整形外科疾患から内科疾患まで幅広く、地域の方のお悩みに対応していけるようなクリニックでありたいと考えています。何かあれば、ご相談いただければ幸いです。

休日の過ごし方を教えてください。

休日には、犬の散歩をして、子どもと遊び、家族皆でご飯を食べています。院長、副院長、副院長の子どもと、三世代で仲良く過ごすことが多いですね。院長、副院長とも合唱が趣味なので、以前は、休日になると合唱の練習に出掛けることも多かったのですが、最近は、コロナ禍のため、合唱の練習は自粛しています。二人で海外まで唄いに行くこともありました。歌を唄うことは、ストレス発散にもなりますし、腹筋や呼吸機能も鍛えられます。最近は、合唱の練習ができないので、少し運動不足かもしれませんね。

《ネット受付可》林整形外科クリニック(名古屋市西区｜庄内緑地公園駅)

慢性的な身体の痛みから生活習慣病まで幅広い症状に対応。リハビリテーション室もご用意

おすすめポイント

整形外科、内科と幅広く対応しているクリニック

首・肩・腰・膝など身体の痛みやケガといった整形外科疾患、生活習慣病をはじめとする内科疾患まで幅広く対応。一人ひとりに合った治療方法を提案してもらえます。
お子さまの整形外科疾患の診療を行っています

お子さまの整形外科疾患にも力を入れているクリニック。お子さまのケガの治療に対応しているほか、健診で側湾症の疑いがあるなど指摘を受けた場合にも相談できます。
再来受付機、自動精算機、キャッシュレス決済を導入

自動再来受付機、自動精算機、クレジットカードや電子マネー決済などを導入。受付からお会計までがスムーズです。接触機会を減らし感染リスク軽減に取り組んでいます。

特徴 1

整形外科

腰や膝の痛み、外傷、骨粗しょう症など幅広い病気やケガに対応いたします

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特徴 2

リハビリテーション科

患者さまの症状に合わせたリハビリテーションを提供しています

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特徴 3

内科

生活習慣病や関節リウマチなどにも対応、価値観に合わせて治療方針を提案します

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特徴 4

院内設備

各種検査機器やリハビリテーション機器を備え、クレジットカードや電子マネーにも対応

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診療時間・休診日

休診日

日曜・祝日

土曜診療

	月	火	水	木	金	土	日	祝
9:00～12:00	●	●	●	●	●	●	休	休
16:00～19:00	●	●		●	●		休	休

【休診日】水曜午後・土曜午後・日曜・祝日

交通案内

愛知県名古屋市西区花原町16-4

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アクセス

鶴舞線庄内緑地公園駅車4分
鶴舞線上小田井駅バス6分
城北線小田井駅徒歩13分
城北線比良駅(愛知県) 徒歩15分
名鉄犬山線中小田井駅車6分
鶴舞線庄内通駅車9分
名鉄犬山線西春駅車12分

名古屋市交通局　山田東中学校停留所　下車徒歩約5分
名古屋市営バス　蛇池神社前停留所　下車徒歩約11分

医院写真

院内の感染症対策に力を入れています
診察券をかざして受け付けしてください
自動精算機を設置いたしました
クレジットカード、スマートフォン決済もご利用いただけます
AI通訳機で外国語での診療にも対応しております
わかりやすい説明を心がけています
患者さま一人ひとりに合わせたリハビリテーションを提供しています
必要な場合は検査もしっかり行います

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特徴

特徴 1

整形外科

腰や膝の痛み、外傷、骨粗しょう症など幅広い病気やケガに対応いたします

整形外科では、首・肩・腰・膝などの痛み、ケガや骨折などの診療に対応しています。問診や触診などの診察と、レントゲンや超音波（エコー）などによる検査、薬による治療やリハビリテーション、ブロック注射や関節腔内注射などの治療を行っています。

診察を行う際には、レントゲンや超音波検査などの画像診断だけではなく、実際に患者さまの身体を診ることと、丁寧な問診をすることを大切にしています。患者さまのお仕事やご家族など生活背景についても丁寧に問診を行い、診断や治療方針決定をする際の参考にさせていただくようにしています。

例えば、毎日、夜の22時まで残業しているような方であれば、運動する時間を作ることも難しいでしょうし、肩や腰も痛くなりやすいことでしょう。

患者さまそれぞれの日常生活を考慮せず、一律に生活指導を行ってもうまくいかないことが多いため、患者さまお一人おひとりの生活やお悩みに寄り添って、「あなたの場合は、こういうことに気を付けた方がいいですよ」と、きめ細やかなアドバイスができるように配慮しています。
また、骨粗しょう症に対する診療にも対応しており、院内で骨密度の検査（DXA法）も行っています。腰痛などの症状で受診された患者さまでも、骨が弱っている可能性が考えられる場合には、骨密度の検査をご提案しています。

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特徴 2

リハビリテーション科

患者さまの症状に合わせたリハビリテーションを提供しています

当院では、理学療法士が医師の指示の下、低周波療法や牽引療法、動きの訓練や筋力強化など、患者さま一人ひとりに合わせたリハビリテーションを提供しています。首・腰・膝の痛みはもちろん、四十肩・五十肩、骨折が治った後の動きの悪さなど、幅広い症状に対応しておりますのでご相談ください。

また、お仕事の関係で、頻繁に通院してリハビリテーションを受けることが難しい患者さまもいらっしゃいます。そのような患者さまに対しては、ご家庭でも取り入れやすいストレッチや筋力強化のトレーニングについて、医師や理学療法士がご説明いたします。その際には、トレーニングの実演をご覧いただいた上で、「この動きを1日に10回、行うようにしてください」といったように、わかりやすい説明をするよう心がけています。ご不明な点があれば、気兼ねなくご質問ください。

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特徴 3

内科

生活習慣病や関節リウマチなどにも対応、価値観に合わせて治療方針を提案します

当院では高血圧症や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病はもちろん、関節リウマチなどの病気にも幅広く対応いたします。必要に応じて血液検査を行い、薬による治療や食事・運動の指導も行っております。

生活習慣病の生活指導を行うにあたっては、患者さまのお仕事やご家族など、生活背景も大切にしています。例えば、毎日、残業するような多忙なお仕事に就かれている方であれば、運動を行う時間を取ることも難しいでしょう。一人暮らしなのか、あるいはご家族の方と一緒にお住まいでいらっしゃるのかといった背景によっても、生活のリズムやお食事は変わってくることと思います。

そういった生活背景を無視して一律に生活指導を行っても、アドバイスを活用していただくのは難しいことでしょう。生活背景を問診で丁寧に伺った上で、「あなたは、こういうことに気を付けるとメリットがあるでしょう」といったように、患者さまお一人おひとりに合わせてアドバイスをするように心がけています。

また、治療についても患者さまお一人おひとりで価値観が異なります。できるだけお薬は飲みたくないという方もいらっしゃいますし、お薬でしっかり数値を改善したいという方もいらっしゃいます。当院では、患者さまの価値観を尊重して治療方針を決定してまいります。

生活習慣病は初期の段階では自覚症状が少なく、自分でも気が付かないうちに病状が進んでしまうことがあります。健診などで異常を指摘された方はお早めにご相談ください。また、以前治療を受けていたものの治療を中断してしまったという方も、気兼ねなくご相談いただければ幸いです。

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特徴 4

院内設備

各種検査機器やリハビリテーション機器を備え、クレジットカードや電子マネーにも対応

当院は、レントゲンや超音波（エコー）検査、骨密度測定装置（DXA法）などの検査機器を備えています。DXA法（2重エネルギーX線吸収法）の骨密度測定装置は、機器の上に横になっていただき、骨折しやすい腰椎や大腿骨近位部の骨密度を測定する検査機器です。骨粗しょう症の検査に用いています。

リハビリテーション室には、低周波治療や光線治療、頚椎牽引・腰椎牽引の機械もご用意しております。

また、自動再来受付機を導入しておりますので、再診の方はスムーズに受診していただけます。お支払いに関しては、現金・クレジットカードはもちろん、各種電子マネーもご利用いただけます。自動精算機を導入しておりますので、スタッフと現金でのやり取りをすることなく精算していただくことが可能です。自動再来受付機や自動精算機を導入しているのは、スタッフと患者さまとが直接接触する機会をできるだけ減らすためであり、感染予防に配慮してのことです。

そのほか、当院では小型のAI通訳機をご用意しており、外国語を母国語とする患者さまを診療する際に活用しております。副院長は、英語での診療が可能です。日本語に不安のある方も、ご相談いただければ幸いです。

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インタビュー

整形外科から内科まで、幅広い年代の方のお悩みに応えられるクリニックです

クリニックにはどんなお悩みを持った患者さまがいらっしゃいますか？
初めて来院された患者さまに対して心がけていることがあれば教えてください。
お子さまの診療で行っている工夫があれば教えてください。
ご年配の方に配慮していることがあれば教えてください。
整形外科、内科の両面から診療する利点をお聞かせください。
スタッフとのコミュニケーションで力を入れていることについて伺います。
今後、どのようなクリニックを作っていきたいとお考えですか？
休日の過ごし方を教えてください。

クリニックにはどんなお悩みを持った患者さまがいらっしゃいますか？: 首、肩、腰、膝の痛みなど身体の痛みに関するお悩みを抱えた患者さま、ケガをされた患者さまが多くご来院されます。

ケガに関しては、交通事故に遭われた方や転倒、動物に噛まれたことなどによるケガのほか、「指を切ってしまい血が止まらない」といったことでご来院される患者さまもいらっしゃいます。「これぐらいの小さなケガでクリニックを受診してもよいのだろうか」と迷われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ご自身で止血の処置をされるのは大変ですので、遠慮なくご来院いただければと思います。

犬や猫などの動物に噛まれたケガも、後から腫れたり化膿したりする場合がございます。ちょっとしたケガでも、遠慮せずにご相談ください。

そのほか、当院では小児の整形外科疾患にも対応しており、健診で背骨の弯曲を指摘されたという側湾症のお子さまもよくご来院されます。また、ご年配の方の場合は、骨粗しょう症が気になるということで、検査を受けに来られる方もいらっしゃいます。

初めて来院された患者さまに対して心がけていることがあれば教えてください。: 初めてご来院された患者さまに対しては、後から「実は、ここも痛いのですが」といったことが起きないよう、まずは気になる症状について何でも遠慮なくお話しいただいた上で、全身を確認して、痛みの原因を探っていくようにしています。

また、初めてご来院された方は緊張されていらっしゃると思いますので、できるだけフレンドリーに笑顔で、堅苦しくならないよう接することで、少しでも患者さまの緊張を和らげられるように努めています。

問診の際に気を付けていることは、患者さまの生活背景も含めて伺うことです。例えば、患者さまのお仕事について伺うことで、どのように痛みが生じたのかといった原因を推測できる場合もあります。工場勤務の方であれば一日中立ったまま下を向いた姿勢で仕事をすることが多いので首に負担がかかりますし、配管工の方であれば屈んで仕事をされることが多く腰に負担がかかります。そのような背景も含めて丁寧な問診を行い、患者さまのお悩みに寄り添った診療を行えるように心がけています。

お子さまの診療で行っている工夫があれば教えてください。: お子さまが診察室に入って来た時点で、威圧感を与えてしまわないように、しゃがんで姿勢を低くするようにしています。また、お子さまの疾患やケガについては、親御さまがとても心配をされていらっしゃることが多いので、あまり深刻な状況ではないことがわかった時点で、そのことを親御さまにお伝えし、不安をできるだけ軽減するように心がけています。親御さまの不安はお子さまにも伝わりますので、そこは大事な点だと考えています。

一方で、親御さまとばかり向き合っていると、お子さま本人が疎外感を覚えてしまいますので、それもよくありません。お子さま本人に対しても、無視することなく、丁寧に話しかけるように心がけています。

また、処置をする際に、何の説明もなくいきなり行うと恐怖感を覚えてしまうものです。処置をする前には、これから何を行うのかがわかるように、実演をして見せるようにしています。例えば、水で傷口を洗うのであれば水を自身の手にかけて見せますし、綿棒やピンセットを使うのであれば、それらで自身の手をまずつついて見せます。次に、今度はお子さまの傷口以外の場所に水をかけたり、ピンセットや綿棒を当てたりして、これから何が行われるのかを理解してもらった上で、傷口の処置に入ります。これは、お子さまが怖がらないために、配慮している工夫です。

ご年配の方に配慮していることがあれば教えてください。: できるだけわかりやすく説明をするように心がけています。また、ご年配の患者さまの中には、高音部を聞き取りにくい難聴の方もいらっしゃいますので、落ち着いたトーンで、ゆっくり、はっきりと、大きな声でお話しするように配慮しています。

そのほか、できるだけ尊厳を傷つけない対応をするように気を付けています。認知症のため、ご家族の方が一緒に診察室に入られる場合でも、基本的にはご本人に話しかけて、ご家族の方にはあくまでもサポートをしていただくという基本的な姿勢は忘れないように心がけています。

整形外科、内科の両面から診療する利点をお聞かせください。: 院長は整形外科疾患を得意とし、副院長は内科疾患を得意としています。お互いの得意分野を生かし、補い、相談しながら診療できることはメリットだと思います。診察室は隣同士なので、途中でバトンタッチすることもあります。二人で密に連携し、二人三脚で診療を行っています。

また、患者さまも高血圧症で定期的に通院されている方が、「手が痛くなったから今日はそれも診てほしい」ということもあります。膝の痛みで通院されている方が、実は血圧も高いということで、高血圧症の治療を始められる場合もございます。あらためて他のクリニックを探して受診するのは患者さまにとって負担が大きいと感じられるかもしれません。しかし、通いなれたクリニックで「ついでにこれも診てほしい」と相談できるのは、患者さまにとってもメリットかもしれませんね。

スタッフとのコミュニケーションで力を入れていることについて伺います。: 月に1回、院内勉強会やリハビリテーション勉強会を開くようにしています。勉強会の中で意見交換を行うこともありますので、知識を身につけるだけではなく、コミュニケーションをはかる上でも、勉強会は役立っているのではないかと思います。

また、私たち医師もできるだけリハビリテーション室に顔を出すように心がけています。その時に、患者さまと直接、コミュニケーションをとることもあれば、リハビリテーションのスタッフとも意思疎通をはかるようにしています。例えば、「この患者さまは、強くマッサージをすると痛くなりそうだから、軽めにお願いします」といった、文章だけでは伝わりにくいような細かな指示も、リハビリテーション室でスタッフに対して行う場合があります。

もちろん、医師かスタッフに伝えるだけではなく、スタッフから医師に対して意見が伝えられる場合もあります。お互いに、直接意見を言いやすい、フラットな関係を築くように日頃から配慮しています。

今後、どのようなクリニックを作っていきたいとお考えですか？: ご年配の患者さまの付き添いで来られていた方が患者さまとしてご来院してくださったり、肩の痛みで通院されていた患者さまがケガをしたお子さまを連れて来てくださったりということがよくあります。体調を崩したり、ケガをしたりした時には、「まず林整形外科クリニックに相談しよう」と考えてくださっている方が、この地域には多くいらっしゃるのかなと思うと、嬉しいですね。

今後も、お子さまからご年配の方まで、整形外科疾患から内科疾患まで幅広く、地域の方のお悩みに対応していけるようなクリニックでありたいと考えています。何かあれば、ご相談いただければ幸いです。

休日の過ごし方を教えてください。: 休日には、犬の散歩をして、子どもと遊び、家族皆でご飯を食べています。院長、副院長、副院長の子どもと、三世代で仲良く過ごすことが多いですね。

院長、副院長とも合唱が趣味なので、以前は、休日になると合唱の練習に出掛けることも多かったのですが、最近は、コロナ禍のため、合唱の練習は自粛しています。二人で海外まで唄いに行くこともありました。歌を唄うことは、ストレス発散にもなりますし、腹筋や呼吸機能も鍛えられます。最近は、合唱の練習ができないので、少し運動不足かもしれませんね。

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医師・スタッフ

医師院長林　信彦

私は「患者さまの痛みをなるべく早く改善して差し上げること」に重きを置いて診療に取り組んでいます。日本整形外科学会認定整形外科専門医として、これまでの経験を生かして、患者さまが日常生活や仕事に早く復帰できるようにサポートさせていただきます。

経歴: 1982年　名古屋市立大学医学部　卒業　
1982年　名古屋市立大学医学部整形外科学教室　入局
1982年～1984年　市立湖西病院（旧湖西総合病院）勤務
1984年～1985年　岐阜県厚生連中濃病院　勤務
1985年～1987年　名古屋市立大学病院　勤務
1987年～1994年　大垣市民病院　勤務
1994年～1995年　江南厚生病院（旧愛知県厚生連愛北病院）整形外科部長
1995年4月　林整形外科クリニック　開業
現在に至る
専門医・取得資格: 日本整形外科学会認定整形外科専門医

医師副院長林　紘太郎

私は患者さまが不安を解消した状態でお帰りいただけるように、わかりやすい説明を心がけております。「こんなことを聞いてもいいのかな？」と思われるようなことでも気兼ねなくご相談ください。丁寧にお答えさせていただきます。

経歴: 2012年　名古屋市立大学医学部　卒業
2012年～2015年　公立陶生病院　研修医
2015年～2017年　名古屋市立大学病院　内科　勤務
2015年～2017年　林整形外科クリニック　勤務（非常勤）
（平日は内科として経験を積みながら、土曜には林整形外科クリニックで整形外科を研鑽）
2017年　林整形外科クリニック　副院長
現在に至る

全掲載スタッフ(掲載中2人)

医師林　信彦

医師林　紘太郎

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電話診療/ オンライン診療	電話診療/オンライン診療対応可
特徴	院内感染対策院外待機が可能発熱患者の診療・検査
待合室	加湿器アルコール除菌無料マスク
設備	バリアフリー個室駐輪場駐車場リハビリ設備
駐車場	駐車場あり（17台）
サービス	クレジットカード利用可多言語対応 ( 英語 )
専門医	日本整形外科学会認定整形外科専門医

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