診療案内｜林田クリニック

生活習慣病

血糖や血圧などが高いとどのようなリスクがありますか？

動脈硬化が進行することで、目や腎臓、心臓などの各臓器に合併症を発症する恐れがあります。


生活習慣病には、高血圧症や脂質異常症などがありますが、特に注意が必要なのが糖尿病です。糖尿病は、膵臓のインスリンの分泌量が減少することで血糖値が高まり、高血糖な状態のままでいると動脈硬化を招いてしまいます。さらに悪化すると、「糖尿病網膜症」「糖尿病性腎症」「神経障害」と呼ばれる三大合併症を引き起こすリスクがあります。目が見えなくなったり手足が痺れたりするなど、生活に支障が出る前に、健診を定期的に受けて治療につなげることが大切です。

生活習慣病の治療をする上で大切なことは何ですか？

現状の血糖や血圧の数値を把握し、無理なく体質改善を図ることです。


診療ではまず患者さまから日頃の生活習慣を伺った後、現在の血圧や血糖などの数値を検査で確かめます。また、血圧脈波検査で血管年齢を測定したり、腹部エコー検査で脂肪肝や動脈硬化を調べたりするなどして合併症の有無を確認します。検査結果や患者さまの生活習慣などを考慮しながら治療方針を決めますので、気になることがありましたらお尋ねください。

治療では、運動や食事を見直し、飲み薬を処方するなどして数値の改善を目指します。特に食事制限は、無理なダイエットや断食などをしてしまうとかえって体調を崩し、リバウンドしてしまうこともあるため、患者さまのペースでできることから継続していただくようにしています。

泌尿器疾患

泌尿器疾患はどのような病気がありますか？

膀胱炎や過活動膀胱、前立腺肥大症、性感染症などさまざまです。


泌尿器の疾患や症状は、年齢・性別などによって傾向は変わります。女性の方は頻尿や尿失禁などのお悩み、男性の方は尿漏れや尿が出にくいなどの排尿障害で来院されます。対応している主な疾患は、尿管結石、前立腺肥大、尿失禁、膀胱炎、頻尿、過活動膀胱、性感染症、真性包茎などです。

診療では、検尿、腹部エコー、造影検査、尿道膀胱鏡検査などを行い、泌尿器に異常がないかを確かめます。治療はお薬を処方して症状の改善を目指します。また、トイレに行くのを我慢しないことや、冷たい飲み物を摂りすぎないことも大切ですので、改善指導も丁寧に行います。

アトピー性皮膚炎

皮膚がカサついたり、かゆくなったりします。

アトピー性皮膚炎の可能性がありますので、一度受診して調べてみましょう。


アトピー性皮膚炎は、子どもと大人での発症の原因が異なります。子どもの場合は、食物・ハウスダスト・ダニなどのアレルギーによって発症することが主な原因ですが、大人の場合はアレルギーだけでなく、ストレスや睡眠不足、紫外線といった要因が重なって発症します。アトピー性皮膚炎になると、皮膚が赤くなり強いかゆみが現れますので、かきむしる前に当クリニックにご相談ください。

診察では血液検査をして、アレルギー症状の有無を特定します。そして、普段の生活状況についてもヒアリングし、原因を探ります。治療では飲み薬と塗り薬で症状を和らげていきます。またお子さまの場合は、お菓子やジャンクフードなどを避けていただくといったアドバイスも行います。三食きちんと食べることや夜更かししないことなど、規則正しい生活を送ることも大切です。

レーザー治療

ほくろやイボの除去などに対応されていますか？

炭酸ガスレーザーによる施術を行っています。


当クリニックでは、炭酸ガスレーザーによるほくろやイボの除去などを行っています。なお、ほくろとイボの除去は保険適用のものに対応しています。局所麻酔が必要になる場合がありますが、深いほくろを除去することも可能です。治療範囲や治療箇所によっては1日で対応が難しいケースもありますので、相談しながらスケジュールを決めていきたいと考えています。