外科
下肢静脈瘤

下肢静脈瘤は、立ち仕事や妊娠、肥満などが原因となって発症する疾患です。下肢の静脈の血液は心臓のある上に向かって流れていますが、長時間足を動かさないままでいると、血液が逆流して下にたまり、血管が腫れてしまいます。治療方法には、静脈瘤を固めて患部の静脈を閉塞させる硬化療法と手術がありますが、逆流をしている血管を大きく閉塞できない場合は手術を行うしかありません。
当院では、従来入院が必要だった手術を日帰り手術(アフターケアなどがある場合は術後に通院が必要になります)として受けていただけます。対応している手術は2種類あり、下肢静脈瘤のレーザー手術と、患部の静脈を抜去するストリッピング手術が可能です。基本的には、患者様の体への負担が少ないレーザー手術を行っており、当院の患者様のほとんどはレーザー手術を受けられています。
手術前に静脈麻酔を行い、眠っていただいている間に局所麻酔も使用します。手術にかかる時間はレーザー手術で約30分、ストリッピング手術で約50分です。
手術は全て保険適用です。
肛門外科

痔ろう・痔核・裂肛などお尻の悩みに対して、日帰り手術などの治療を提案
日本人の多くの人が、お尻の症状に悩まされていると言われています。肛門外科では、痔ろう(あな痔)、痔核(イボ痔)、裂肛(切れ痔)など、お尻の悩みについて診察を行っています。当院では、肛門疾患の状態を確認した上で、日帰り手術が可能な症状については当院にて手術を行い、入院が必要な症状の場合は、症状に応じた医療機関へ紹介いたします。
当院での日帰り手術は、痔核の場合にはジオン療法と呼ばれる内痔核硬化療法と結紮切除術、痔ろうの場合は切開開放術・括約筋温存術・シートン法の3術式、裂肛の場合は裂肛切除・側方皮下内肛門括約筋切開術(LSIS)・肛門形成術(SSG法)の3術式が可能です。
いずれの術式も、手術前の診察で日帰り手術が可能かどうかの判断をしております。お尻の悩みを抱えているのに忙しくて入院手術に踏み切れない、という方は、日帰り手術が可能かどうか一度ご相談にいらしてください。
肛門疾患

お尻の悩みを抱えているのに、何となく病院に行きづらくて放置している方はいらっしゃいませんでしょうか。肛門疾患は、放置すると貧血を起こしてしまう場合もありますので、できる限り早く治療を始めなくてはなりません。
当院では、症状に応じて、座薬や軟こう、鎮痛剤、抗炎症剤などの薬を使った治療を行います。また、食事の改善だけで便秘を改善できない時は、整腸剤や緩下剤を服用していただくことで症状の改善を図ります。重い症状の場合や何度も再発してしまう場合は、手術をおすすめすることもありますので、まずは一度ご相談ください。特に、痔ろうの場合は症状が悪化しないうちに早めの手術をおすすめします。手術にかかる時間は20分程度で、日帰り手術(アフターケアなどがある場合は術後に通院が必要になります)も可能です。
胃腸内科

ピロリ菌の検査・治療や頑固な便秘など胃腸を中心とした消化器全般に関する医療を提供
胃腸内科では、ピロリ菌の検査(※)と治療を始め、便秘・大腸ポリープ・胃がん・大腸がん・胃炎・食道炎・過敏性腸症候群といった消化器系の疾患全般を診察いたします。
胃がんは日本人に多いがんです。また、ピロリ菌の胃炎にかかった方は胃がんになりやすいと言われています。ピロリ菌の有無を調べる検査を定期的に行っていただくほか、ピロリ菌の治療をした方は、その後も胃がんの検診(※)を定期的に受けることが大切です。
また、大腸がんも日本人がかかりやすいがんです。大腸がんは早期には自覚症状がなく、定期検診でなければ早期発見の難しいがんです。定期的な大腸がん検診(※)による早期発見・早期治療をおすすめします。
当院では胃や腸の検査には胃内視鏡検査・大腸内視鏡検査を行い、診断のもと、症状に適した治療をすすめてまいります。胃や腸などの症状を抱えている方は、ぜひ一度ご相談ください。
(※)は自費料金になります。市町村によっては公費負担がありますので受診時ご相談ください。
胃内視鏡検査

胃内視鏡検査では、胃だけではなく、咽頭・喉頭から十二指腸までの消化器全般を検査します。鼻から入れる経鼻内視鏡検査と、口から入れる経口内視鏡検査から選べます。経鼻内視鏡は嘔吐反射が少なく、経口内視鏡は画質がより精細といった特徴があり、患者様のご希望に添った検査方法を選べますので、お気軽にご相談ください。
大腸内視鏡検査

「鎮静剤」を使用し、「無送気軸保持短縮法」で苦痛を抑えた検査を実施
大腸内視鏡検査の経験がある方は、「下剤を飲むこと」や「カメラを挿入すること」に苦痛や不安などを覚えたことがあるかもしれません。そこで当院では以下のような工夫を取り入れることで、大腸内視鏡検査による苦痛や不安を軽減できるように努めています。
・下剤を服用する場所を「ご自宅」または「当院」から選べます
・検査時に静脈麻酔を使用し、眠ったような状態で検査を行います
・炭酸ガス送気装置を使用し、検査後のお腹の張りを軽減します
・無送気軸保持短縮法によって、検査時の腸のつっぱり感を軽減します
・リカバリールーム(回復室)を用意し、検査後は十分に休憩していただけます
「無送気軸保持短縮法」とは空気を入れずに腸管をたたみながら内視鏡を挿入する手法のことで、大腸が引き伸ばされないために検査による痛みが起こりにくい特徴があります。このように挿入方法なども工夫し、痛みの軽減に努めています。なお、検査中にポリープが見つかった場合はその場で切除しますが、切除が難しいポリープの場合は対応可能な医療機関へご紹介いたします。
健診・その他
特定健診
特定健診は糖尿病や脂質異常症等の生活習慣病を未然に防ぐための、メタボリックシンドロームに着目した健診です。病気リスクがある場合には生活習慣の改善から提案いたします。ご希望の方はお気軽にご連絡ください。
がん検診各種
広島市からの各種がん検診受診券をお持ちの方が対象となります。お電話にてご予約をお願いいたします。
広島DS内視鏡・日帰り手術クリニックの基本情報
診療科目 | 外科 肛門外科 内視鏡内科 消化器内科 胃腸内科 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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診療内容 |
インフルエンザ予防接種 成人用肺炎球菌予防接種 健康診断 |
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住所 |
広島県広島市中区紙屋町2丁目2-2 紙屋町ビル3F地図
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アクセス |
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診療時間・休診日 |
休診日 祝日 土曜・日曜診療
※第2週のみ、内視鏡検査のみ |
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電話番号 |
082-249-2222 |
特徴・設備
待合室 |
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設備 |
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専門医 |
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健康診断・検査 |
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関連リンク
掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
土日の内視鏡検査・手術に対応
平日および土日も内視鏡検査、日帰り手術を予約制で行っています。
また胃カメラ・大腸カメラを同日に実施可能であり、痔・下肢静脈瘤の日帰り手術に対応しております。
ポイント2
専門医による胃腸疾患、肛門疾患の診療
「日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡専門医」、「日本大腸肛門病学会認定 大腸肛門病専門医」を持つ藤解 邦生(院長)が胃腸内科、肛門外科の診療を担当します。内視鏡と手術を同日に行うことも可能です。
ポイント3
最寄り駅から徒歩圏内
本通駅・紙屋町西駅・紙屋町東駅・県庁前駅より徒歩約1分。
電車でのアクセスが便利。