肛門外科
赤ちゃんから90代以上の方まで診療。緊張をほぐす優しい対応に注力
肛門外科はやはり敷居が高く、初めて来院し緊張なさっているケースもよくあります。まずはスタッフたちが「随分遠くからお越しになったのですね」と声をかけたり、かかりつけの方には「今日のお洋服はすてき!」と話しかけたり、患者さまと会話を楽しむことで診療に入る前に緊張をほぐします。明るく気さくなスタッフたちがついていますから、診察室に入る前にリラックスした気分になっていただけると思います。
当院には、離乳食をはじめたばかりの赤ちゃんから、90代の方まで老若男女さまざまな患者さまが来院されます。女性院長ということもあり、男女比は女性が多めですが、男性の患者さまも少なくありません。
症状としては、切れ痔やいぼ痔、かゆみを訴えて来院される方が多いです。温水便座の使い過ぎやお尻の拭き過ぎなど、排便時の習慣が原因になっているケースも少なくありません。お子さまは便が固くて切れ痔になったり、お年寄りの方は肛門が緩くなったりする症状もあります。お悩みがあればぜひご相談ください。
痔
女性では切れ痔の患者さまが多く、男性は下痢や痔ろうの症状を訴える方が多いです。痔は良性疾患ですからまずは落ち着いてください。ストレスや生活習慣が原因となっている場合があり、トイレに座ったまま何分間も新聞を読んだり、スマホを見ていたりするのは良くありませんので、やめていただくようにお伝えしています。
また、肛門外科に行くのをためらって、ドラッグストアで市販薬を買って自分で治そうとする方もいらっしゃいます。しかし、市販薬がご自分に合わず悪化するケースもありますから気をつけなければなりません。「もっと早く診療を受けていれば、手術しなくて済んだのに」という患者さまも多くいます。
当院では、痛みを訴える患者さまに対して、痛み止めのゼリーを塗ったり細めの肛門鏡で診療したりするなど配慮をしています。看護師が患者さまのそばへ来て手を握り、さすりながら診療を受けていただいたりもしますので、リラックスしてお越しください。なお、いぼ痔にはジオン注射という治療もあります。患者さまの負担が少なく、その日にご帰宅いただけます。
排便習慣
治療するうえで、排便習慣を改めることは非常に大切です。トイレの便座に長く座っていると、いぼ痔や切れ痔の原因になるため、トイレは5分以内、できれば3分以内にとお伝えしています。
便は毎日出ないといけないわけではありません。とはいえ3日も出ないと便は自然と固くなり、それが痔の原因になることもあります。長く放置すると大腸がんの原因にもなりますので注意が必要です。症状を緩和することはもちろん、便が出ないというストレスから解放されるためにも、必要な患者さまには便秘薬を処方します。薬を飲み続けることに抵抗を持つ方もいらっしゃいますが、長期服用しても良い薬がありますのでご相談ください。
診療の際、お尻を見せることに抵抗があるという方も確かにいらっしゃいます。そのような患者さまには無理強いせず、まずは話をしていただくところからゆっくりとはじめていきます。漢方を含め、薬にもいろいろな選択肢がありますので、どんなペースでどこまで治したいのかをそれぞれの患者さまとしっかり相談して治療を進めます。まずは痛みや出血だけを止めたいのか、それともしっかりと治療したいのか、お考えをお聞かせいただけたらと思います。
内科
生活習慣病を中心に、幅広い内科疾患に対応。お尻のお悩みも承ります
内科では、生活習慣病(高血圧症、糖尿病、脂質異常症など)をはじめ肝臓病、胃腸障害、骨粗しょう症、風邪、認知症などさまざまな疾患に対応しています。
はじめは内科で来院された患者さまが、そのうち肛門について相談してくださるケースも少なくなりません。肛門に関する症状の患者さまが「内科にも」という逆のケースもあります。痔の治療で通いはじめたものの、血圧や肥満など生活習慣病に関すること、女性なら更年期の悩みなどを内科で相談し、しばらく長く通院される患者さまもいらっしゃいます。
肛門外科しかない医院に行くのは気がひけるものの、当院は内科もあるので通いやすいという声は多くいただきます。待合室でも人目を気にする必要はありません。
更年期障害
当院では、診療で話をお聞きしているうちに、どうやら更年期障害が原因ではないかとわかってくるケースがよくあります。たとえば、めまいがする、夜眠れない、最近疲れやすいといった症状です。一日中ずっと起きられない、常に気持ちがイライラしているといった深刻なケースもあり、そうなると仕事や日常生活に支障をきたします。
まずは相談からという方もたくさんいらっしゃいますので、気になる症状があれば来院なさってください。よく眠れないなら睡眠導入剤、めまいがして動けないなら点滴、そのほかホルモン剤や保険診療内の漢方薬を含め、ご本人に合わせた治療をご提案いたします。
漢方治療
西洋薬も漢方薬も、それぞれに良さがあります。漢方は、患者さまとの相性が合えば非常に高い作用を発揮します。飲みはじめておよそ2週間で作用を実感できたり、錠剤や顆粒で飲みやすかったり、副作用を回避できたりします。
また、更年期障害や高血圧症、頭痛、神経痛、風邪、膀胱炎、花粉症などさまざまな疾患への働きを期待できます。漢方を試してみたいという患者さまのご相談を進んでお受けしています。
当院が漢方治療に力を入れているのは、過去に院長自身が体調を崩してしまった時、漢方の力にとても救われた経験があるからです。子育てしながら仕事を続けることができ今日にいたります。
下谷内科の基本情報
診療科目 | 肛門外科 内科 | ||||||||||||||||||
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住所 |
大阪府高槻市川添2-23-7
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アクセス |
東海道本線(JR京都線)高槻駅 バス23分 駐車場有り よしかわ皮フ科様の前にある、夢ロード駐車場をご利用ください。1時間無料駐車券をお渡しします。 |
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診療時間・休診日 |
休診日 土曜・日曜・祝日
※初診の方の受付はネット予約しております。 |
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電話番号 |
072-695-1266 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場有り よしかわ皮フ科様の前にある、夢ロード駐車場をご利用ください。1時間無料駐車券をお渡しします。 |
サービス |
多言語対応 ( 英語 )
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対応可能な症状・疾患など
治療 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
内科・肛門外科共に女性医師が担当
相談しづらさを感じる肛門外科も、女性医師が対応しています。男性医師による診療に抵抗がある方も、お悩みや症状を話しやすい環境です。
ポイント2
一人ひとりの話に耳を傾け、じっくりと診療
患者さまとの会話や説明を大切に診療しています。待ち時間が発生する際は事前にお伝えし、医院の外での待機も可能です。
ポイント3
保存的治療を主とし、必要に応じて手術にも対応
痔の患者さまへは生活習慣の見直しや西洋薬・漢方薬などを使用した保存的治療を提供していますが、必要な場合は院内で手術を行うことも可能です。