産婦人科
ほかの医院との連携できるシステムで、幅広い診療を実現しています
院長は、産婦人科を診療する医師として、命の誕生に立ち会えるところにやりがいや魅力を強く感じています。そのため、患者さまのさまざまな悩みや症状に寄り添います。
当院は、ほかの医院と連携できるシステムを採用しています。
そのシステムというのは、地域の個人医院や診療所が、ベッドや診療機械などがある大きい医院の施設や、担当の医師や看護師などの人材をお借りして、患者さまの検査や治療を共同で行う仕組みです。これまでのシステムでは、地域の開業医に診療を受けた後「紹介状」を通じて、大きい医院に通うという形でしたが、このシステムで変わりました。
このシステムは、開業医と大きい医院の医師が連携して治療を行いますので、大きい医院に移った後も、診療所の開業医に診療を受けることもできます。ほかの医院に入院した場合でも、院長が、主治医または主治医補佐として患者さまの診療に、継続的に関与させていただくことができるため、大きい医院との連携を通して、幅広い診療が可能です。
また当院では、患者さまの病状についてできるだけ多くの情報をキャッチすることで、産婦人科以外の病状も診断し、ほかの医院と協力して治療を提案します。
小児科
お子さまの患者さまに、さまざまな予防接種をご用意しています
当院の小児科では、乳児検診と予防接種を行っています。
予防接種は、公費負担のもので4種混合ワクチン、MRワクチン、日本脳炎ワクチン、水ぼうそう、ヒブ(Hib)ワクチン、乳幼児肺炎球菌ワクチンなどご用意がございます。
予防接種の注射を怖がるお子さまへの対応として、院内に置いているキャラクターのぬいぐるみに注意を向かせるなどして、注射への恐れと不安を緩和しています。
インフルエンザ予防のワクチンは、防腐剤の入っていないものを主に使用しています。入手できる限り接種が可能です。ワクチン接種に関して、受診する前にメリットとデメリットをしっかりお伝えしますので、患者さまが説明内容にご納得いただいた後にワクチンの接種も、もちろん可能です。
お子さまに漢方が処方される症状には、主におう吐、下痢症、のどの痛み、軽度の腹痛、軽い気分の落ち込み、おねしょなどがあげられます。
婦人科
女性の患者さまの子宮頸がん検診に力を入れています
当院は、子宮頸がん検診に力を入れています。
初潮の低年齢化や食生活の欧米化といった影響など、さまざまな要因で乳がんや子宮がんになってしまう女性が近年増加しています。
当院では、病理細胞検査のほか、HPV(ヒトパピローマウイルス)検査も行っています。
また、重症のがんの予防に努めています。HPV検査で、がん化リスクの低いHPV感染か、がん化リスクの高いHPV感染かを検査することができます。
また、ほかの医院との連携も行っており、急を要する治療が必要な際には、連携した医院ですぐに診療を受けていただくことができます。また、当院は二次検診まで対応しています。
女性の方で漢方薬処方に適する症例は、生理痛、不妊症の排卵に関する症例などがあげられます。
月経前症候群
生理不順や月経前症候群にはどのようなお薬を処方していますか?
毎日同じではなく、月経の起こる数日前には体の状態に合わせて異なった漢方薬を処方しています。
月経前になると体調を崩されてしまう方や、月経中に貧血がひどい方など、女性にとっては月経が体調に影響を及ぼします。
当院では、それらの月経前症候群(PMS)や月経中の症状でお悩みの患者さまのために、漢方薬を処方させていただいています。毎日同じ漢方薬を処方するのではなく、月経の起こる数日前には体の状態に合わせて異なった漢方薬を処方するなど、変化する患者さまの状態に合わせた漢方薬を処方しています。
特に漢方薬の服用は、低用量ピルを服用すると太ってしまう、体に合わずむしろ体調を崩してしまうといったイメージのために、低用量ピルの服用には抵抗があるという方におすすめです。月経で少しでもお悩みのある方は、ぜひ、当院までご相談ください。一緒に、改善していきましょう。
更年期障害
更年期症候群の治療はどのように行っていますか?
体質を変えることで症状を減らせるよう漢方薬での治療を行っています。
更年期の体のお悩みというのは、女性ホルモンの減少が原因で、体や精神の不調が起こることです。症状としては、顔のほてり、めまいやふらつき、イライラしやすいなどの情緒不安定、抑うつ気分などがあります。
閉経にともない卵巣の働きが衰え、女性ホルモンである「エストロゲン(卵胞ホルモン)」の分泌が急激に減少することで起こります。女性ホルモンの急激な減少に体がついていけず、神経の調節不良や心身の不調が起こりやすくなります。そのような状態で特に日常生活にまで影響を及ぼすとつらいものがあります。
当院では、女性ホルモンの減少に対応できるよう、また、体質を変えることで症状を減らしていただけるように、漢方薬での治療を行っています。漢方薬は、更年期で幅広くつらい症状を取り除く作用が期待でき、副作用も少ない薬となっています。更年期のせいと思われる症状でお悩みの方は、ぜひ、当院にご相談ください。
内科
患者さまの症状に応じた漢方処方、生活習慣病の指導、禁煙指導を行います
保険診療内で行う漢方処方を始めたきっかけは、院長が研修医だった頃、現在ほど医療が発達しておらず、さまざまな病状を抱えていた患者さまに更年期の症状に効く漢方薬を処方したところ、患者さまの症状の改善がみられたことです。このことから漢方を使用した診療に取り組んでいます。
漢方処方が効く症状は、生理痛、不妊症の排卵に関する症例、診療内科系の症状などです。さまざまな症状に対応するため、扱う漢方薬がどんどん増えていき、現在では常時50~60種ほどの漢方を取り扱っています。
当院では、生活習慣病の患者さまに、食事や生活の指導を行っています。生活を変える動機づけのために、患者さまには食事内容などを記入してもらうノートを渡し、毎日の食事メニューといったことを記入していただいています。
妊娠中の喫煙は、胎児の気管支の成熟を遅らせ、気管支炎や喘息になる可能性を高めてしまいます。そのほか、胎児の遺伝子や器官形成細胞にダメージを与え、さまざまな先天的異常を誘発し、タバコの発がん性物質により、遺伝子の異常を引き起こし、小児がんの危険を増大させてしまいます。
出産後の喫煙も、お子さまの成長に悪影響を与えると言われています。タバコの煙には鉛が含まれており、身長の伸びが悪くなるほか、脳の働きを悪くして知能の低下を招きます。新しい命の誕生とともに、禁煙を始めてみてはいかがでしょうか?
産科
お腹の中の赤ちゃんに配慮した詳細な検査を行います
当院では、4Dエコー検査やパルスドップラーという検査でわかりやすく詳細な情報を提供しています。4Dエコー検査は疑似カラー立体アニメーション画像として、赤ちゃんの様子をご覧いただけます。
従来の断層像の情報を集積し、構築した疑似立体画像を高速演算処理することで疑似カラー立体アニメーション画像として描出したものが4Dイメージ画像です。従来の断層像写真、いわゆる白黒の平面画像では一般の方にイメージしてもらうことが困難でしたが、4D画像によりお母さま・お父さまにもお腹の中の赤ちゃんの姿がわかりやすくなりました。
パルスドップラー検査は、血液の流れの速度を測定して、妊娠中毒症の調査などを行います。
産科領域では胎児の血流や臍帯(さいたい)の血管の血流の血流速度を計測し、収縮期と拡張期の血流の比等を算出します。胎児・胎盤の循環動態の良否を推定して、胎児の状態を診断する方法です。従来のNSTモニターよりも早期に胎児胎盤機能障害を発見できることがあります。たくさんのデータに基づいて判断を行いますので、胎盤の位置異常を早期発見できるなどのメリットもあります。
地域の個人医院や診療所が、大きい医院の施設や人材をお借りして、患者さまの検査や治療を共同で行うシステムにより、総合の医院との連携で、必要に応じた治療を選択できます。
水野産婦人科の基本情報
診療科目 | 産婦人科 小児科 婦人科 内科 産科 | |||||||||||||||||||||||||||
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診療内容 |
インフルエンザ予防接種 |
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住所 |
大阪府豊中市末広町1丁目3-5
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アクセス |
駐車場有り(2台) 豊中駅周辺は交差点が一方通行等で煩雑です。 |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療 19時以降診療
休診日:木曜午後・土曜午後・日曜・祝日 |
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電話番号 |
06-6852-3853 |
特徴・設備
設備 |
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駐車場 |
駐車場有り(2台) 豊中駅周辺は交差点が一方通行等で煩雑です。 |
専門医 |
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関連リンク
掲載している情報についてのご注意
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おすすめポイント
ポイント1
豊中駅より徒歩約3分。平日は20時まで診療
阪急宝塚本線「豊中駅」から徒歩約3分とアクセスが良く、平日(木曜日を除く)は20:00まで、土曜日は12:00まで診療しているため、忙しい方でも通いやすい医院です。
ポイント2
「産婦人科専門医」が診療。漢方治療にも対応
「日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医」が診療を担当します。女性特有のお悩みに幅広く対応しており、漢方薬を使用した治療もおこなっていただけます。
ポイント3
産婦人科・婦人科・小児科・内科・産科に対応
お子さまからご高齢の方まで幅広く診療しており、1934年より豊中市末広町で診療を続けている「地域に密着した産婦人科医院」です。