専門医インタビュー

専門医インタビュー(野口 誉生先生)|野口医院

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関目駅[大阪府]

野口医院

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野口医院 関目駅_専門医インタビュー(野口 誉生先生)の写真 専門とする内視鏡検査の技術を生かし、関目にお住まいの方々の健康を守る医師
院長 野口 誉生
取材日:2021年11月8日

野口 誉生先生(日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡専門医)にインタビュー

患者さまにとって負担の少ない検査環境づくりで、健康維持をサポート

消化器内科の医師になられた理由やきっかけを教えてください。
野口医院 関目駅 消化器内科の医師になられた理由やきっかけを教えてください。の写真
父も医師だったため、医師になることは子どもの頃から選択肢の一つとして常に持っていました。消化器内科を選んだのは、大学で各診療科の特徴を学んでからです。さまざまな角度からアプローチができることに魅力を感じて内科に進みたいと考え、周囲の先輩方のアドバイスなどもあって内科の中でも消化器内科に進むことを決めました。
消化器内科の医師となり、勤務医時代はどのような経験をされてきましたか?
野口医院 関目駅 消化器内科の医師となり、勤務医時代はどのような経験をされてきましたか?の写真
主に取り組んでいた治療は、胆管・膵臓の内視鏡治療と、早期胃がんの内視鏡治療です。胃がんの内視鏡治療に関しては、その当時はまだあまり知られていなかった「ESD(内視鏡的粘膜下層はく離術)」に携わらせていただいていました。今では以前に比べて知られる様になってきた治療法ですが、当時はまだ大学病院でないとできないような治療でしたので、そういった歴史の幕開けのような時代に治療に携われたのは幸運だったと感じています。

また、胃炎の研究にも力を入れて取り組んできました。ピロリ菌が胃炎を引き起こし、それが胃がんの発症につながるという、メカニズムの研究です。こちらに関しても、当時はまだピロリ菌と胃がんの関係性が明確ではなかった時代でしたので、その確証につながる実験ができたことはとてもいい経験だったと思っています。
その当時の経験を生かし、内視鏡検査に力を入れていらっしゃるんですね。
野口医院 関目駅 その当時の経験を生かし、内視鏡検査に力を入れていらっしゃるんですね。の写真
はい。父が体調を崩したことをきっかけにクリニックを継承することになり、その際に内視鏡検査も始めました。組織の中で診療をしていた勤務医時代と現在ではさまざまな違いがありますが、中でも強くなったと感じるのは患者さまへの思いです。地域の方々の健康をサポートしたいという思いが、これまで以上に強くなりました。

ただ、内視鏡検査に対して不安を抱えている方も多く、特に女性の方は恥ずかしさから大腸内視鏡検査に抵抗がある方も少なくありません。そういった抵抗感から検査を受けるのが遅れ、「もっと早く検査できていれば」と医師として悔しい思いをしたこともあります。そのため当院では、検査前の控室としてお手洗い付きの個室を用意するなど、より多くの方が検査にお越しいただきやすくなるよう環境づくりにも力を入れています。

医師として技術に慢心することなく、病気の早期発見・早期治療に努める

内視鏡検査を用いる治療について、逆流性食道炎からお聞かせください。
野口医院 関目駅 内視鏡検査を用いる治療について、逆流性食道炎からお聞かせください。の写真
逆流性食道炎は、食べ過ぎや高脂肪食といった食生活が大きくかかわる病気です。自覚症状としては、胸やけやげっぷ、胃もたれなどが多く、のどの違和感や咳が現れる場合もあります。検査は、そういった自覚症状に関する問診に加え、胃内視鏡検査を行います。

胃内視鏡検査の際は、逆流性食道炎が疑われる場合に確認する「胃と食道のつなぎ目」だけでなく、食道全体の色の変化などもしっかり確認するようにしています。また、治療に関しては症状が軽い方であれば生活習慣に関するアドバイス、症状が重い方の場合はそれに加えてお薬を処方するなど、患者さまに合わせてご提案しています。
大腸がんを防ぐため、ポリープの早期発見にも力を入れているそうですね。
野口医院 関目駅 大腸がんを防ぐため、ポリープの早期発見にも力を入れているそうですね。の写真
はい。大腸ポリープががん化する前に見つけて切除できるよう、早期発見には特に力を入れています。大腸内視鏡検査をする際に心がけていることは主に二つあり、一つは「患者さまへの負担をできるだけ少なくする」ことです。痛みを抑えた検査をするため、挿入の角度には特にこだわっています。また、腸の形状は患者さまによって異なるため、どうしても痛みが出てしまう方の場合は、鎮静剤を使うことで痛みや怖さを和らげるようにしています。

もう一つ心がけているのは、当然ではありますが「病変を見逃さないこと」です。現在は、特殊光を利用した内視鏡検査機器なども出てきていますので、そういった機器も利用しながら注意深く検査しています。また、それと同時に「1回の検査で慢心しないこと」も医師として気を付けていることです。大腸のひだの裏にできた小さなポリープは、現在の検査方法ではなかなか見つけることができません。小さなポリープが大きくなるには数年かかりますので、患者さまにはその点もお伝えし、3年や5年ごとに検査を受けていただけるようお声がけしています。
胃潰瘍についても、症状や原因、治療法などをお聞かせください。
野口医院 関目駅 胃潰瘍についても、症状や原因、治療法などをお聞かせください。の写真
胃潰瘍は、胃酸と、胃壁を守る粘膜のバランスが崩れることによって起こる病気です。消炎鎮痛薬や飲酒・喫煙などのほか、ピロリ菌の感染が発症に大きくかかわっていることがわかっており、胃もたれや痛み、出血などが症状として現れます。

治療は、基本的には飲み薬を使って行います。また、胃潰瘍を繰り返している場合など、症状や患者さまのご希望に応じてピロリ菌の除菌治療を行うこともあります。胃潰瘍は、重症化すると入院をして点滴治療が必要になったり、腹膜炎などの病気につながる可能性があったりと、放置することにリスクを伴う病気です。胃の痛みなどを感じましたら早めにご相談ください。

地域の皆さまが住み慣れた場所で不安なく暮らせるよう医療の面からサポート

内視鏡検査を専門とする医師として、今後の課題はありますか?
野口医院 関目駅 内視鏡検査を専門とする医師として、今後の課題はありますか?の写真
内視鏡検査に対する「苦しい」「つらい」というイメージを、できる限り払拭していきたいと思っています。先ほども少しお話ししましたが、内視鏡検査に対するネガティブなイメージはまだ根強く、それが原因で検査を先延ばしにしてしまったり、病気の発見が遅れてしまったりという現状があります。

「日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡専門医」として、内視鏡の挿入角度に配慮したり、経鼻内視鏡や鎮静剤を使用して負担を和らげたりといった工夫をすることで、少しでも楽に検査を受けてもらいたいと思っています。それが、地域の皆さまの定期的な検査の受診につながり、さらには病気の早期発見・早期治療、健康維持につながれば大変うれしく思います。
検査以外にも、地域医療に貢献するためにしている取り組みはありますか?
野口医院 関目駅 検査以外にも、地域医療に貢献するためにしている取り組みはありますか?の写真
往診・訪問診療を行っていることも、地域の方々が住み慣れた場所で不安なく過ごせるようにとの思いからです。「体調が悪く、通院もままならない」「病気の後遺症や寝たきりのために定期的な通院ができない」といった場合は、遠慮なくご相談ください。

城東区関目は、私が生まれ育った場所です。この地域にお住まいのお子さまからご年配の方まですべての方が、できる限り健康に暮らせるようサポートいたします。
では最後に、この記事を読まれている方へメッセージをお願いします。
野口医院 関目駅 では最後に、この記事を読まれている方へメッセージをお願いします。の写真
今お話ししたように、私が考える地域医療の柱は「住み慣れた場所で不安なく暮らせるようサポートすること」です。その考えのもと、赤ちゃんの定期予防接種から生活習慣病の治療、がんの早期診断、末期がんで通院が困難な場合まで、できる限りのサポートをしていきたいと考えています。何かお困りのことがあれば、気兼ねなくご相談ください。当院でできる診療は当院で対応することはもちろん、対応が難しい場合は適する医療機関をご紹介するなど、地域の医療資源を活用しながら取り組んでまいります。

野口医院の基本情報

医院名 野口医院
診療科目 消化器内科 内科 小児科
診療内容

インフルエンザ予防接種 ロタウイルス予防接種 おたふくかぜ予防接種 MRワクチン予防接種 水痘・帯状疱疹予防接種 B型肝炎予防接種 成人用肺炎球菌予防接種 胃がん検診(胃内視鏡検査) 大腸がん検診

ネット受付
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住所
アクセス
  • 京阪本線関目駅東口 徒歩5分 
  • 今里筋線関目成育駅1番出口 徒歩7分 
  • 谷町線関目高殿駅3番出口 徒歩10分 
  • 京阪本線野江駅 徒歩9分 
  • おおさか東線JR野江駅 徒歩9分 
  • 谷町線野江内代駅 徒歩12分 
  • 長堀鶴見緑地線蒲生四丁目駅 徒歩13分 
  • 今里筋線新森古市駅 徒歩13分 
  • 京阪本線森小路駅 徒歩14分 

駐車場あり(3台)

診療時間・休診日

休診日

日曜・祝日

土曜診療 19時以降診療

9:00~12:00
15:30~16:30
16:30~19:30

金曜日:15:30~16:30は予防接種、乳児健診専用枠になります。
※予防接種は通常診察時間にも接種可能ですが、午前中なら11:30まで、午後は19:00までの受付となります。
※インフルエンザ予防接種については、別途医院HPにて在庫状況をご確認ください。
11:00~12:00、18:00~19:30の間は、基本的に事前受付のある診療対応となります。

電話番号

06-6931-7821

特徴・設備

特徴
  • 院内感染対策 訪問診療
待合室
  • 空気清浄器 加湿器 アルコール除菌
待ち時間対策
  • 順番・受付番号発券機
設備
  • バリアフリー 個室 キッズスペース 授乳スペース 駐車場 親子トイレ
駐車場

駐車場あり(3台)

サービス
多言語対応 ( 英語 ) 
専門医
  • 日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡専門医
健康診断・検査
  • 内視鏡専門(胃または大腸)
  • 麻酔下胃カメラ(内視鏡)
  • 麻酔下大腸内視鏡
  • 大腸ドック/大腸がん検診

対応可能な症状・疾患など

症状・疾患
  • 肝疾患
  • 喘息(大人)
  • 糖尿病
  • 甲状腺疾患
  • 炎症性腸疾患
  • 脂質異常症
  • いびき/睡眠時無呼吸症候群
治療
  • 漢方
  • 高血圧

掲載している情報についてのご注意

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