アレルギー科
食物アレルギーやぜんそく、アトピー性皮膚炎など、幅広く対応
院長は、勤務医時代からアレルギー疾患の診療経験を積んでおり、食物アレルギーやぜんそく、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などのさまざまなアレルギー症状に対応しています。特に、5歳以上の小児を対象にしたダニとスギ花粉の舌下免疫療法と、食物アレルギーについては力を入れております。食物アレルギーでお悩みのお子さまに対しては、管理栄養士と連携して食事の相談会を開催しています。その他、お子さま本人の食事環境や親御さまの食生活まで考慮して、診察・治療に当たるようにしています。
アレルギー症状にお困りの方は、一度、ご来院ください。
食物アレルギー
食物アレルギーにはどんな種類のものが多いですか?
現在では卵・牛乳のほかナッツ類のアレルギーが多くなっています。
食物アレルギーといえば、一昔前では卵・牛乳・小麦でしたが、食生活や食事を取り巻く環境などが変わり、現在、当クリニックではナッツ類のアレルギーの相談が増えています。月齢でいうと0歳〜幼稚園児くらいで、中でも離乳食を開始してから不安になる方が多いです。
原因となる食品を除いた食事療法を「除去食」といいますが、お子さまの場合は発育も考慮する必要があります。当クリニックでは、血液検査の数値を見ながら治療方法を変えています。抗体値が高い場合は管理栄養士による除去食の指導を行い、ワンパターンな食事にならないよう工夫も交えて、具体的なアドバイスをお伝えしています。一方、抗体値が低いお子さまには「特異的経口耐性誘導(SOTI)」といって、少しずつその食材を摂りながら、徐々に慣れるような治療方法を提案しています。
当クリニックでは、お子さまの個性や親御さまの状況、生活環境などもみながら、一人ひとりに合った治療法をご提示します。気になることは、なんでもお聞かせください。
年間を通しての鼻炎
アレルギー性鼻炎にはどんな治療方法がありますか?
スギ花粉やダニには舌下免疫療法を行っています。
当クリニックでは、通年性のアレルギー性鼻炎の治療にも力を入れています。幼児の場合は、上手に鼻をかめないことが多いので、放っておくと副鼻腔炎(蓄膿症)になる可能性があり、夜間のせきで眠れないこともあります。年中鼻がスッキリしないお子さまは、通年性のアレルギー性鼻炎の可能性がありますのでご相談いただければと思います。
治療法は、花粉やダニが原因の5歳以上のお子さまに対しては舌下免疫療法を提案します。舌下免疫療法は、身体をアレルギー物質に少しずつ慣らす治療法で、5歳以上のお子さまから成人の方まで対応しています。
「子どものうちに治療をしたい」、「気になるけどちょっと不安」という方は、ぜひ、ご相談ください。
小児科
小児の便秘や肥満、生活習慣の指導など幅広く「診る」診療
小児科では、風邪や感染症をはじめ、幅広い病気・症状の診療を行っています。小児の便秘や肥満にも対応しています。便秘や肥満は、生活習慣で改善できることが多い症状ですが、風邪や感染症などと異なり、なかなか気づきにくい疾患でもあります。便秘や肥満も、症状が進めば治療が必要になる、ということを正しく知ることが予防の第1歩です。お子さまの排便習慣や食生活に目を向けて、早い段階で治療がはじめられるよう、親御さまへの支援も行っていければと考えています。
また、当クリニックでは夜尿症に関するご相談もお受けしています。お子さまの成長過程で起こる症状ですが、治療で改善するケースもありますので、ご不安な場合はぜひ一度ご相談ください。
便秘
治療が必要な便秘とはどの程度のものでしょうか?
3日以上、自然な排便がなければ、早めにご相談ください。
受診していただく便秘の目安は「3日間自然排便がない場合」です。1週間〜10日間排便がなかったときにはじめて受診される方も見受けられますが、それよりも早めの受診が望ましいと考えています。直腸に便が溜まっているにも関わらず、排便しない状況が続くと、脳から排便を促す司令が出なくなるといった悪循環も起こり得ます。
幼稚園や小学校で排便できないお子さまもいますので、親御さまがお子さまの排便習慣や排便サイクルについて知ることが大切です。朝食後に5分間便座に座る、食事内容を見直す、生活サイクルを整えるなど、普段の生活習慣から改善できる場合があります。幼児期に排便習慣を身につけておきましょう。
肥満
子どもの肥満も治療が必要でしょうか?
肥満度によっては治療が必要な場合もあります。
小児肥満の場合、受診のきっかけのほとんどは学校検診で指摘を受けた場合です。食生活に原因があることが大半で、同じ食生活で過ごすご家族にとっては気づきにくい疾患かもしれません。ご家族でも気づきにくいために、食生活を変えることが困難だったり、肥満という認識を受け入れられなかったりするケースもあります。
小児肥満に対しては、肥満度(BMI)により必要に応じて血液検査などを行い、医療機関と連携して治療に当たります。いずれの場合も油の多い食事を減らす、偏食を改善するなど、食生活の見直しが必要となりますので、当クリニックでは管理栄養士も交えてサポートしていきます。
指摘を受けたので改善したい、最近子どもが太りだして気になる、という方も、一度ご相談ください。
夜尿症
夜尿症は治せますか?
はい、夜尿症にも治療方法があります。
夜尿の予防としては、夕食後から就寝まで3時間空ける、就寝までの水分を制限するなどがあります。ご家庭の事情もあり、就寝まで3時間空けることが難しい場合もあるかと思います。しかし、夜尿症の場合は、生活サイクルを変え、体内サイクルを整えることが重要です。
また、膀胱訓練(ぼうこうくんれん)も並行して行います。尿意を感じたら5分間がまんするところからはじめ、徐々にがまんする時間を長くする訓練で、1カ月間行います。それでも改善しなければ、尿検査などの検査を行い、結果によっては内服治療を行うこともあります。
夜尿症はデリケートな悩みですので、お子さまご本人の苦手意識の改善も大切です。少しでも改善できれば、「自分でもできるんだ!」「またがんばろう!」という気持ちになり、ますます治療にやる気が出ます。お子さまのやる気につながるようなお声がけをしながら、支援していきます。
予防接種・健診
定期予防接種から一般予防接種まで、幅広い予防接種が可能です
当クリニックでは定期予防接種はもちろん、インフルエンザなどの任意の予防接種(※)にも応じています。子宮頸がんワクチンも公費負担で接種可能です。
また乳幼児健診については鎌倉市で定められた3〜4カ月健診と10カ月健診は保険診療で行っています。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。各自治体によって公費負担になる場合があります。
発達や心のお悩みへのご相談
発達障害や精神的なお悩みに関する症状もご相談ください
近年当クリニックへお子さまの心のご相談が増えています。以前は家の環境変化によるものが多かったのですが、新型コロナウイルスの影響で、アルコール除菌と手洗いの強迫性障害や、外食が怖くなり拒食症で入院したケースもありました。
また、アスペルガー症候群をはじめとした発達障害に関するご相談も承っています。集団行動ができない、一つのものへのこだわりが強すぎるなど、日常生活に支障をきたすけれど、どう注意していいのかわからないといったお悩みにも応じています。
まずは詳しくお話を聞きし、一人ひとりのお子さまの心身症状などを考慮してアドバイスいたします。より専門の医療が必要な場合には、児童精神科の専門医療機関をご紹介します。
西鎌倉こどもクリニックの基本情報
診療科目 | アレルギー科 小児科 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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診療内容 |
インフルエンザ予防接種 おたふくかぜ予防接種 |
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住所 |
神奈川県鎌倉市腰越1179 イシグロビル2階
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アクセス |
駐車場あり(1台) |
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診療時間・休診日 |
休診日 水曜・日曜・祝日 土曜診療
※月曜日の午後の診療は15:00~となります。 |
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電話番号 |
0467-39-1134 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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待ち時間対策 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場あり(1台) |
サービス |
多言語対応 ( 英語 )
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対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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治療 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
西鎌倉駅から徒歩約1分で好アクセス
西鎌倉こどもクリニックは湘南モノレール「西鎌倉駅」から徒歩約1分。駅からすぐなので、電車で通院しやすい立地です。
ポイント2
1997年開業。地域のお子さまを見守り続けています
1997年に開業してから、西鎌倉周辺の小児科医療を支える機関として尽力してきたクリニックです。子どもの不調や、育児の悩みなど、幅広く相談したい方におすすめです。
ポイント3
幅広い小児のアレルギー治療に携わってきた院長
院長は、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎など、幅広いアレルギー疾患の治療に携わってきました。アレルギーでお困りの方は、相談してみてはいかがでしょうか。