消化器内科
プライバシーにも配慮しつつ、苦痛の少ない内視鏡検査に努めています
消化器内科では、食道・胃・十二指腸・大腸・肝臓・胆のう・すい臓・肛門などの病気・症状を診療しています。院内には胃内視鏡(胃カメラ)や大腸内視鏡(大腸カメラ)、超音波診断装置といった検査機器を導入していて、必要に応じて、これらを使って病気の早期発見に努めています。お腹の不調などがありましたら、当院までご相談いただければと思います。
当院の消化器内科では、特に「内視鏡検査」に力を入れています。内視鏡検査は「検査を受けるだけでも辛い」というイメージがあるかもしれません。また、プライバシーの面について気になる方も多いでしょう。当院では、検査を受けられる方の負担を少なくすることはもちろん、待合室を分けるなどして、患者さまが落ち着いて検査を受けられるように工夫しています。
消化器内科に関するQ&A
大腸カメラ
大腸カメラ検査までの流れについて教えてください。
前日は胃腸に負担の少ない食事を摂り、前日夜と当日朝に薬を飲んでいただきます。
大腸内視鏡(大腸カメラ)検査を受ける際には、事前準備が必要です。その大まかな流れは、検査前日に胃腸への負担が少ない食事をし、前日の夜に下剤を飲んでいただきます。そして、当日の朝には腸管洗浄液を飲んでいただきます。
もし検査日に薬を飲むことに不安を感じた場合は、内視鏡の検査室で薬を飲んで、内視鏡検査の方専用のトイレをお使いいただくこともできます。なお、ご希望の方は、ここまでの前処置を自宅で終えてから来院していただくこともできます。
大腸カメラで何か見つかったときは、後日改めて治療を始めるのですか?
仮にポリープや腫瘍が見つかった際、取った方が良いと判断した場合は、その場で切除を行います。
当院では、小さなポリープも見落とさないよう、細心の注意を払って大腸内視鏡検査を進めます。そして、ポリープや腫瘍を発見次第、その場で「切除した方が良いか」「切除しなくても良いか」を見極めます。特に、腺腫性ポリープと呼ばれるものは、過誤腫性や炎症性と呼ばれているポリープに比べ、がんになる危険性が高いですから、発見した場合はその場で切除を行います。
大腸の検査は苦しいというイメージがあるので怖いです。
挿入方法にも様々な種類があるので、なるべく患者さまの負担が少ない方法で検査しています。
大腸内視鏡の入れ方は色々あり、なるべく患者さまに負担の少ない方法で検査を行っています。たとえば、鎮静剤を使って、ウトウトしている間に検査するなどです。また、検査後のお腹の不快感を減らすために、炭酸ガス送気システムを使っています。この機器では、二酸化炭素で大腸を膨らませるので、空気に比べて腸に吸収されやすく、検査後の負担が少なくて済みます。
経鼻内視鏡
経鼻内視鏡ではどんなことが分かりますか?
食道や胃、十二指腸の病気の有無を調べることができます。
経鼻内視鏡検査では、逆流性食道炎・慢性胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍といった、食道から十二指腸までの病気を調べることができます。中には、原因となる病気がない場合でも、胃もたれや胸やけなどの症状が出る人もいますので、「原因があるのか無いのか」を調べた上で、治療をするためにも必要な検査となります。
口からの検査と鼻からの検査は、何が違うのでしょうか?
鼻から入れる内視鏡検査は、口から入れるより「オエッ」となりづらいです
経口内視鏡の場合は、内視鏡が舌の付け根を通るので「オエッ」となりやすい上に、管も太いので注意をしていてものどに痛みが生じてしまうことがあります。一方、経鼻内視鏡の場合は、のど元を通らないので「オエッ」となりにくく、検査をしながらコミュニケーションを取ることができます。コミュニケーションが取れる分、患者さまの不安感や恐怖心も減らせるかと思います。
ピロリ菌の感染が疑われた場合はどうなりますか?
尿素呼気テストで詳しく調べたあと、必要であれば除菌治療を行います。
胃や十二指腸の病気には「ピロリ菌」が関係していることが多く、胃内視鏡検査の際に「ピロリ菌の疑い」を発見する場合もあります。その際は、必要に応じて「尿素呼気テスト」を行ってピロリ菌の有無を確認します。ピロリ菌の存在が認められれば、除菌治療をします。
内科
内科の病気は様々ですが、どんな病気でも気軽にご相談ください
内科では生活習慣病をはじめ、発熱や腹痛の症状を伴う風邪など、様々な病気を診察しています。軽い症状で「医療機関に受診しても良いか」と迷う場合でも、気軽に当院へ受診していただければと思います。どのような症状であっても、患者さまとのコミュニケーションを大切にし、共に病気に向かい合えるよう尽力します。
生活習慣病
生活習慣病の治療とは言っても、生活を変えることは大変そうです。
記録することで日々の変化が分かります。それをモチベーションへと変えていきましょう。
生活習慣病の治療では、食事や運動といった生活習慣の見直しが必要になります。しかし、生活習慣病はあまり自覚症状があらわれないので、治療へのモチベーションを維持するのが大変だと思います。ただ、生活習慣病を治療せずにいると合併症を発症するリスクが高くなるので、治療を続けるためにも、診察時にはしっかりとご説明いたします。
また、当院では、たとえば高血圧症の方には「血圧手帳」をお渡ししています。日々の記録を取ってもらうことで、自分がどういう状態になっているのかを細かく把握することができます。さらに、診察時にお持ちいただくことで、患者さまの状況を確認することができます。当院では、こういったツールも活用しつつ、生活習慣病の治療を行っています。
一般的疾患
風邪といったよくある病気で受診しても大丈夫でしょうか?
当院では、どんな病気でもひと通り診察できます。まずはご相談いただければと思います。
当院では、一般的な内科診療も行っています。頭痛・発熱・鼻水・せき・吐き気・貧血など、心配なことがあれば当院へご相談ください。当院でひと通りの診察はできますし、より詳しい検査・治療が必要な場合は、連携先の医療機関を紹介します。当院の副院長は、離島医療や船医に携わっていた経験があるので、その経験も活かしつつ、幅広い病気・症状を診療しています。
外科
痛みの緩和や外傷などの治療も行っています
外科では、すり傷や切り傷といったケガ、肩やひざなどの痛みを伴う変形性関節症、骨粗しょう症などを診療しています。病気や症状によって治療方法は異なりますが、たとえば内服薬や注射薬を使ったり、低周波治療器や牽引器でリハビリしたりしています。なお、手術といった専門性の高い治療が必要な場合は、直ちに連携している医療機関へご紹介します。
吉野医院の基本情報
診療科目 | 胃腸内科 肛門外科 内科 外科 消化器内科 整形外科 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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診療内容 |
インフルエンザ予防接種 |
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住所 |
埼玉県さいたま市浦和区東高砂町26-17
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アクセス |
駐車場有り(1台) |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療
月火水木金 |
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電話番号 |
048-882-2598 |
特徴・設備
待合室 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場有り(1台) |
専門医 |
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健康診断・検査 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
整形外科も診療していてリハビリ機器が充実
内科・消化器内科・肛門外科だけではなく、整形外科も診療。リハビリ設備も整っています。検診・予防接種も受けられ、連携先の医療機関も多いのがポイントです。
ポイント2
内視鏡検査時は、人目を気にしなくても大丈夫
院内はバリアフリー設計で、車いすの方でも楽に受診できます。内視鏡検査時は、別室の検査スペースがあるので、プライバシーも守られた院内環境となっています。
ポイント3
消化器の専門医による、痛みの少ない検査
副院長は、日本消化器病学会認定 消化器病専門医・日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡専門医などの有資格者です。検査では細径5㎜のカメラを使用しています。