泌尿器科
排尿時の痛みや違和感、年代別の病気、ご相談まで幅広く対応いたします
泌尿器科では主に排尿時の痛み、頻尿、おしっこの出が悪い・切れが悪いなどの排尿障害の診療を行っております。男性の代表的な病気には前立腺肥大症、局部のトラブルや性感染症などがあり、女性の代表的な病気には過活動膀胱、腹圧性尿失禁、膀胱炎などがあります。男女や年代によってもかかりやすい病気に違いがあり、症状や原因もさまざまです。
まずは問診を行い、必要に応じて視診や尿検査、超音波検査、内視鏡検査、レントゲン検査を行います。また、これらの検査もいきなり行うわけではありません。段階を踏みながら、必要であれば検査をご提案し、検査の必要性についてはしっかりとご説明させていただくようにしています。より詳しい検査が必要な場合は、近隣の連携病院でCTやMRIの検査を行っていただきます。
基本的な治療は内服薬や外用薬で行います。心因性の症状や筋肉の衰えが原因の場合、生活の改善やトレーニングで治療できることもあります。それでも改善が難しいものは、手術をご提案する場合があります。その際は、対応できる医療機関をご紹介しています。
泌尿器科へ相談するのは「恥ずかしい」と感じている患者さまも多く、中には悪化してから慌ててご来院される方もいらっしゃいます。プライバシーの面には十分配慮しておりますので、違和感を覚えた際はすぐにご相談ください。また、訪問診療にも対応しており、カテーテルの管理などを行っています。通院が困難で、排尿に関して何かお困りごとのある方はご相談いただければ幸いです。
結石
結石は腎臓にできた石が尿の通り道を刺激することで、腰や下腹部に突然の痛みを起こす病気です。身体の左右片側だけに痛みを感じる場合、結石の可能性が考えられます。結石には、腎臓に石ができる腎結石と、尿の通り道に石ができる尿管結石があります。
検査は、尿検査、超音波検査やレントゲン検査などで行います。治療は結石の大きさや位置に合わせて選択します。小さな結石は、基本的に飲み薬で自然排出をうながします。位置や大きさによっては対応可能な医療機関で粉砕治療、経尿道的結石砕石術、開腹手術などの処置が必要になります。
結石は、一度排出できても、同じ生活習慣を続けると再発する可能性があります。そのため、生活習慣の指導も行い、再発防止を目指しています。
尿失禁
尿失禁とは、くしゃみや咳、ちょっとした運動などで力を入れた際に、尿が漏れてしまう症状です。主に女性にみられる症状で、出産や加齢などによる骨盤の筋肉の緩みが原因で起こる場合が多くみられます。
尿失禁は大きく以下の4つの種類に分けられ、それぞれの原因に合わせた治療を行っています。くしゃみなどでおなかに力が入ることで起こる腹圧性尿失禁、突然尿が出てトイレに間に合わない切迫性尿失禁、膀胱から尿が溢れ出る溢流性尿失禁、身体の運動機能の障害による機能性尿失禁の4つです。
しっかりと問診して原因を突き止めます。基本的な治療は薬で行います。症状に合わせて、自宅でも簡単に取り組める骨盤トレーニングもあわせて行う場合があります。また、必要に応じて低周波治療も行っています。
女性の失禁は、服薬やトレーニングを続けることで、ほとんどの場合は緩和や改善が可能です。女性は身体の構造的な要因や、加齢によって骨盤の筋力が低下する傾向があるため、筋力トレーニングが必要となることが多くあります。また、男性の場合は、前立腺肥大症、糖尿病などの病気が原因で失禁が起こることがあります。女性の場合も男性の場合も、原因をしっかり見極めて対処してまいります。
前立腺肥大症
前立腺肥大症は、男性特有の器官である前立腺に起こる症状です。前立腺が大きくなった結果として起こる、尿の通り道や膀胱の圧迫などのさまざまな障害の総称です。加齢により発症するケースが多くみられ、夜間の頻尿、尿の勢いや切れが悪い、我慢ができず失禁してしまう、トイレの時間が長くなるなどの症状があります。
治療は、基本的に薬で行います。飲み薬での治療で改善がみられない場合、内視鏡を使った手術を行っています。内視鏡手術でも対応が難しいほど前立腺が大きくなってしまっている場合は、速やかに対応可能な医療機関へご紹介いたします。それぞれの患者さまの症状に合わせた治療をご提案させていただきますのでご相談ください。
膀胱炎
膀胱炎は、膀胱に細菌が侵入し炎症を起こす病気です。男性に比べ女性に発症しやすく、放置してしまうと膀胱から腎臓まで細菌が侵入し、高熱、腰の痛みが発症し、腎盂腎炎(じんうじんえん)のような重篤な病気に発展することがありますので注意が必要です。
診察と尿検査で膀胱炎かどうか診断し、内服治療と生活指導などで改善してまいります。水をたくさん飲んで尿を出して、細菌を排出することも大切です。治療中は特に水分補給に気を付けていただきます。
治療で改善がみられない場合は超音波検査や内視鏡検査を行い、他の病気が関連していないか調べます。特に、ご年配の方は慎重に検査します。
女性は身体の構造上、膀胱炎になりやすいため注意が必要です。夏場は発汗による尿の容量不足で感染しやすくなり、冬場も冷えによる免疫低下や尿の回数低下などで感染しやすくなります。水分を適度に摂取し、トイレは我慢しないようお気を付けください。
過活動膀胱
過活動膀胱は、膀胱が過敏になり、自分の意思と関係なく収縮してしまう病気です。急な強い尿意をもよおし我慢ができない、昼夜頻繁にトイレに行く、トイレに間に合わないなどの症状があります。
男女問わず、若い方からご年配の方まで幅広い年代の方に起こる病気です。生活習慣の乱れによる機能障害や、骨盤の筋力低下などが原因で起こります。また、ストレスなど精神的な理由から発症することもあります。
膀胱炎と似たような症状が現れることがありますので、問診や検査を行ってしっかり診断いたします。治療は飲み薬や生活習慣の見直しなどを行います。改善されない場合は、他の排尿障害を引き起こす病気の可能性もあるため、ほかの医療機関で精密な検査を受けていただきます。
年齢によるものだと諦めずしっかり治療することで、生活や行動の幅を広げることができると思います。軽い症状や小さな違和感でもご相談ください。
性感染症
性感染症には、淋病、梅毒、クラミジア、性器ヘルペス、コンジローマ、エイズなどがあります。ご家族やパートナーにも感染する可能性がありますので、しっかりと治療することが大切です。
ご来院されるのは若い男性が多く、主に、排尿時の痛みや膿(うみ)が出る淋菌性尿道炎やクラミジア尿道炎、性器ヘルペス(イボ)などの症状で感染に気づくケースが多いようです。
飲み薬や塗り薬での治療が主ですが、コンジローマというウイルス性のイボは切除処置が必要となる場合があります。必要に応じて点滴や注射などの治療も行っています。
性感染症は誰にも相談できず、悪化させてしまってからご来院される患者さまが多くいらっしゃいます。早めに相談・治療していただくことで、症状の緩和や周囲の方への感染防止にむすびつきますので、恥ずかしがらずに来院いただければと思います。受付の際や問診票の記入時には、無理に詳細をお伝えいただかなくても問題ありません。
あいしんクリニック泌尿器科の基本情報
診療科目 | 泌尿器科 | |||||||||||||||||||||||||||
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住所 |
兵庫県神戸市中央区熊内橋通7丁目1-13 神戸芸術センター4F
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アクセス |
神戸市営バス2系統 阪急六甲行き(JR六甲道行き) 布引バス停留所 徒歩1分 神戸芸術センター南に100台分(時間貸)の駐車場スペース(スーパーマーケットと同じ駐車場)が併設されています。割引券を発行いたします。 |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療
診療受付時間 |
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電話番号 |
078-252-1250 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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設備 |
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駐車場 |
神戸芸術センター南に100台分(時間貸)の駐車場スペース(スーパーマーケットと同じ駐車場)が併設されています。割引券を発行いたします。 |
サービス |
多言語対応 ( 中国語 )
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専門医 |
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対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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治療 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
「新神戸駅」徒歩約4分。ビル併設駐車場利用可
山陽新幹線「新神戸駅」南口徒歩約4分。ホールや商業施設も入った複合ビルの医療モール内にあり、周囲の目を気にせず通院できます。ビル併設の駐車場も利用可能です。
ポイント2
月・火・水・金は19時まで診療しています
月・火・水・金の午後は18時45分まで受付、19時まで診療しています。19時まで診療しているので、お仕事帰りにも余裕をもって受診しやすいクリニックです。
ポイント3
院内感染予防対策に取り組んでいるクリニック
タブレット型非接触検温器による来院時の検温、受付のビニールカーテン設置、こまめな換気、ゴーグルや手袋の装着といった各種院内感染予防対策が行われています。