精神科
病気のことを理解してもらうために、患者さまに十分な説明をします
当院では不眠症やうつ病、対人恐怖症や原因不明の慢性疲労など、心の病気の治療を幅広くおこなっています。
「患者さまが現在どのような病気なのか」をしっかり理解していただくよう、ていねいに説明することを心がけています。また、患者さまがご自分の病気と向き合うきっかけになると考え、当院では病名を伝えるようにしています。
また、西洋薬以外にも漢方薬での対応もさせていただきます。ささいな相談も気兼ねなくお話しください。
精神科に関するQ&A
気分にかかわるもの
うつ病の治療について教えてください。
抗うつ剤で症状をコントロールし、認知療法や行動療法もおこなっていきます。
うつ病、双極性障害(躁うつ病)、適応障害といった心の病は気分にかかわる病気といえます。
気分が落ち込み無気力になってしまう、といったことは、多くの方が1度は経験されていると思います。その状態が長引き、仕事や家事などに支障が出てくるとうつ病の可能性があります。うつ病の治療はまず抗うつ剤をためしていただき、症状をコントロールできてきたところで認知療法や行動療法などの治療をおこなっていきます。
双極性障害(躁うつ病)の治療について教えてください。
気分を安定させるお薬を使った治療をおこなっていきます。
うつ病の疑いで来院される方の中には「なんでもできるという自信に満ちあふれた状態」を経験されている方もいます。過剰に元気な状態と無気力な状態を繰り返されている方は、双極性障害(躁うつ病)の可能性が考えられるため、まずは気分を安定させるためのお薬を使った治療をおこないます。
薬で改善がみられない場合、ほかにどのような治療をおこないますか?
気持ちがリラックスする練習や認知療法にもとづいた治療をおこないます。
うつ病の症状がみられるにもかかわらず、抗うつ剤の服用で変化がない場合は職場や学校などの環境が問題かもしれません。ほかの人は気にならない環境でも、当人にとってはストレスの要因となることがあります。このような場合は気持ちがリラックスする練習や、認知療法にもとづいた治療をおこないます。
不安障害/不安症にかかわるもの
電車に乗ると動悸やめまい、息苦しさを感じます。
動悸やめまいがおこるものの内科的な異常がみられない場合には、パニック障害が疑われます。
パニック障害や社交不安障害、強迫性障害といった心の病を不安障害といいます。
動悸やめまい、息苦しさを感じられるも、身体に異常が見つからないという方はパニック障害の可能性があります。エレベーターや電車内などで症状がおこる場合が多いため、以前は閉所恐怖症・高所恐怖症ともいわれていました。パニック障害は脳内にある緊張を認識する器官が過剰な反応をすることでおこります。治療は、お薬と認知・行動療法などでおこないます。
社会不安障害の治療について教えてください。
社会不安障害は、リラックスする練習に重点をおいた治療をおこないます。
社交不安障害は、大勢の人と過ごしたり、人前で話すことに緊張したりして、パニック障害と同様の症状がおこる病気です。治療はパニック障害と同様におこなっていきますが、とくにリラックスする練習に重点をおきます。
強迫性障害の治療について教えてください。
強迫性障害は、脅迫行為をコントロールする行動療法に注力した治療をおこなっていきます。
家を出るときに鍵をかけたか気になり何度も確認する、手を洗えているか気になり何分も洗い続けてしまう、という方は、強迫性障害の可能性があります。自分でもおかしいとわかっていながらなにかが気になり続けてしまうという方は来院をおすすめします。こちらもパニック障害と同様の治療をおこないながら、患者さまにとっての脅迫行為をコントロールする行動療法に注力します。
発達障害/神経発達症群にかかわるもの
大人の発達障害について、相談することはできますか?
はい。子どもの頃のお話をうかがった上で検査をおこない、診断をおこなっていきます。
発達障害には、注意欠陥多動性障害(ADHD)やアスペルガー障害、軽度知的障害などがあります。
仕事や勉強をがんばっているのにうまくいかない、整理整頓や片付けが苦手といった方で生活に支障が出ている、という方はADHDの可能性があります。ADHDの疑いがある方には、子どもの頃のお話をよく聞き、知的面の検査をいくつかおこなった上で診断をします。治療はお薬でおこないます。
アスペルガー障害は、その場に合わない発言をしたり、ほかの人の気持ちがわからず失礼なことを言ってしまったりなど、空気が読めないと思われる行動をとってしまいます。また、感覚が敏感で、得意な分野と興味のない分野の差がはっきりしています。これは多くの人が持つ特徴でもありますが、その程度が強く生活に支障をきたす場合に診断されます。
普通学級を卒業された方でも勉強があまりできなかった、仕事がうまくできず、改善もみられないという方もご相談ください。検査をさせていただき、今後の対応を患者さまと一緒に考えていきます。
その他の精神疾患
不眠症はどのような原因が考えられますか?
うつ病のほか、睡眠時無呼吸症候群の可能性もあり、幻聴が聞こえる場合は統合失調症も疑われます。
不眠症のお悩みにも対応しております。とくによく眠れないというご相談は多くいただきます。不眠症はストレスによるうつ病の可能性も少なくありませんが、睡眠時無呼吸症候群といった病気が原因の場合もあります。当院では睡眠導入薬をお出しするだけではなく、患者さま一人ひとりの話をしっかりとうかがい原因を特定した上で対応をいたします。
最初は不眠症だけだったのに、幻聴が聞こえるようになった、考えがまとまらなくなった、という症状が出てきた場合には統合失調症が疑われます。以前は長期の入院が必要なこともありましたが、現在は早期発見してお薬を服用すれば普段通りの日常生活を送ることが可能です。この病気の治療は、お薬を自分の判断でやめないことが大切ですので、そのためのメンタルケアもあわせておこなっていきます。
摂食障害の治療で大切なことはなんでしょうか?
患者さまご自身の病気を克服したいという意思がなによりも大切です。
拒食症や過食症といった摂食障害のお悩みにも対応しております。当院はとくに過食症に関しての治療を得意としていますので、症状をお持ちの方は一度ご相談ください。ただし、摂食障害には特効薬というものはなく、患者さま自らの克服したいという意思が治療では大切になります。その点をご理解の上、前向きに治療へ取り組んでいただけるのであれば、親身にお手伝いをさせていただきます。摂食障害はアルコール依存症や薬物依存症と同様に習慣化してしまうこともあります。その場合は、患者さまの状態にあわせて専門医療機関をご紹介します。
心療内科
しっかりと話をお聞きし、お悩みにあった治療法をご提案します
精神科も心療内科も患者さまのお話をしっかりと聞き、症状を判断することが診断の基本となります。そのため、当院ではそれほど明確に精神科との区別はしていません。ご相談に来られた患者さまには、心理検査、身体的な病気がないかを確認する血液検査をおこなった上で、診断・治療をしています。治療は患者さまにあわせて、お薬での治療、精神療法、認知療法をおこなっていきます。
また、当院では転院や現在他院で受けている治療に関するご相談にも対応しています。精神科や心療内科の病気は長期間通院することが多いため、途中で継続に迷う方もいらっしゃるでしょう。その際に患者さまの治療が途切れないよう、親身に対応させていただきます。
青空精神科・心療内科の基本情報
診療科目 | 精神科 心療内科 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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住所 |
大阪府大阪市阿倍野区昭和町1-21-22 徳山ビル301
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アクセス |
駐車場有り(1台) |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療 19時以降診療
火曜午前、水曜午後、金曜夜、土曜午後休診 |
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混雑の目安 |
日によって異なる ※混雑状況の目安は各医院への取材情報を元にして掲載しておりますが、実際の状況とは異なる場合がございます。あくまでも参考の一つとしてご活用ください。 |
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電話番号 |
06-6629-0671 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場有り(1台) |
サービス |
多言語対応 ( 英語 )
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専門医 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
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おすすめポイント
ポイント1
「昭和町駅」徒歩約1分。月火木は20時まで
御堂筋線「昭和町駅」3番出口徒歩約1分、谷町線「文の里駅」より徒歩約5分。月・火・木は20時まで診療。駅から近く、仕事帰りにも立ち寄りやすいクリニックです。
ポイント2
院長は「日本精神神経学会認定 精神科専門医」
「日本精神神経学会認定 精神科専門医」である院長にお悩みや心配事を相談できます。また、臨床心理士の資格を持つスタッフのカウンセリングも受けられます。
ポイント3
電話予約による時間受付に対応、院外待機も可能
初診・再診を問わず電話予約による時間受付に対応しています。待ち時間軽減のため間隔をあけた受付となっており、人との接触が気になる方は院外での待機も可能です。