専門医インタビュー

専門医インタビュー(川崎 康寛先生)|川崎こどもクリニック

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川崎こどもクリニック

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川崎こどもクリニック 水間観音駅_専門医インタビュー(川崎 康寛先生)の写真 お子さまのかかりつけとして何でも相談しやすいよう親御さまに寄り添う医師
院長 川崎 康寛
取材日:2021年9月13日

川崎 康寛先生(日本小児科学会認定 小児科専門医)にインタビュー

身体の一部ではなく全身を診られることに魅力を感じ小児科の道に進む

医師になったきっかけがあれば教えていただけますでしょうか?
川崎こどもクリニック 水間観音駅 医師になったきっかけがあれば教えていただけますでしょうか?の写真
子どもの頃から、天文学をはじめ理系全般が好きだったので、高校までは理学部に進むことも考えていました。医師の道を選んだのは、父が内科の医師だったからです。家族も学校の担任の先生も、当然、私が医学部に進むものだと思っていたようですね。身近で父の姿を見ていたということもあり、医学部への進学を決めました。
医師の中でも小児科の医師を選んだ理由について教えてください。
川崎こどもクリニック 水間観音駅 医師の中でも小児科の医師を選んだ理由について教えてください。の写真
総合的に全体を診られる診療科目に進みたいと思い、小児科を専攻しました。何かひとつの疾患や臓器を得意とするのではなく、何でも診られて、何かあった時には他の医療機関へと紹介する窓口になるような、そういった仕事がしたいと考えていたのです。

臨床研修で実際にいろいろな診療科目を回ってみて、小児科は眼科や耳鼻咽喉科のように、身体の一部分を診るのではなく、全身を診られるというところに魅力を感じました。子どものことも好きでしたし、小児科を教えていた先生たちとも性格的に合いそうだと感じ、小児科の道に進もうと決めました。
勤務医時代、開業されてからはどのような疾患を診てきましたか?
川崎こどもクリニック 水間観音駅 勤務医時代、開業されてからはどのような疾患を診てきましたか?の写真
勤務医時代には、内分泌疾患を診ていた時期もありましたが、何かひとつの疾患を特化して診るというよりも、小児科全般を診ることの方が多かったように思います。

開業してからは、さまざまな疾患や症状のお子さまがご来院されますね。それこそ、幼稚園で引っかかれて顔に傷ができたというお子さまもいれば、性器が腫れたということでご来院されるお子さまもいます。大人の患者さまだったら、傷なら外科、性器のことなら泌尿器科と、別々の診療科を受診されることでしょう。小児科の場合は、お子さまの身体に関するお悩みであれば、とりあえずご相談にいらっしゃいますので、幅広い疾患の患者さまを診ていると思います。

勤務医時代に何でも診てきた経験が、今も役立っていると感じますね。今後も、地域のお子さまの健康に関する最初の相談窓口として、多彩な症状に対応できるようにしていきたいと思います。

起立性調節障害や夜尿症では心のケアも大切にして診療を行う

起立性調節障害の検査と治療について教えていただけますか?
川崎こどもクリニック 水間観音駅 起立性調節障害の検査と治療について教えていただけますか?の写真
起立性調節障害でよく現れるのは、立ちくらみ、乗り物酔いしやすい、睡眠障害、朝なかなか起きられないといった症状です。小学校の高学年から思春期頃のお子さまに多い病気です。起立性調節障害を引き起こす原因はさまざまで、貧血、血圧の低下のほか、自律神経に関係する循環調節の障害などが考えられます。重度になると、朝なかなか起きられず不登校を引き起こすこともあります。

横たわった状態、立ち上がった状態など姿勢を変えながら血圧を測り、血圧に変化が生じるかどうかを確認する検査を行います。また、「朝、起きられますか?」、「車に酔いやすいですか?」といった問診を丁寧に行うことも大切にしていますね。

検査の結果、血圧に原因があれば、水分を十分に摂取するように指導をすると共に、血圧を上げる薬を処方することもあります。夜、寝付きにくいといった睡眠障害が起きている場合には、症状に応じて睡眠導入剤を処方するほか、生活指導やカウンセリグ的なことも行うようにしています。
水ぼうそう(水痘)とはどのような病気でしょう。予防することはできますか?
川崎こどもクリニック 水間観音駅 水ぼうそう(水痘)とはどのような病気でしょう。予防することはできますか?の写真
水ぼうそう(水痘)は、水痘帯状疱疹ウイルスの感染によって起こる病気です。発熱とかゆみのある赤い斑点が全身に広がることが多く、水ぼうそう(水痘)かどうかは全身の発疹を確認して診断します。

感染を予防するためには、水痘ワクチン(※)を接種するしかありません。最近では、ワクチンの接種が浸透しているので、水ぼうそう(水痘)にかかる方は減っていますが、水ぼうそう(水痘)が疑われる場合には、洋服で隠れた部位や口の中までしっかりと確認するようにしています。

水痘ワクチンは、1歳になってすぐ1回目を、3カ月後に2回目を接種します。ワクチン接種は本人の重症化を防ぐことのほか、0歳児のお子さまがいるご家庭では、そのお子さまが水ぼうそう(水痘)にかかることの予防作用を期待できます。ワクチンを接種できない0歳児は感染すると重症化しやすく、年齢を重ねてから重い帯状疱疹を発症しやすくなります。1歳になったらワクチン接種を行うことが大事です。

(※)は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。自由診療となる場合もありますので、料金表をご確認ください。
夜尿症の治療を行う上で大切にしていることは何でしょうか?
川崎こどもクリニック 水間観音駅 夜尿症の治療を行う上で大切にしていることは何でしょうか?の写真
0歳児や1歳児が寝ている時におねしょをしているのは普通のことです。しかし、5歳を過ぎても1カ月に1回以上の頻度でおねしょをしていることが3カ月以上続くなら、夜尿症という病気かもしれません。小学校に入っても続くようなら、一度、ご相談していただきたいと思います。

夜尿症の原因は、膀胱が大きくなりにくい、膀胱の緊張度が強い、抗利尿ホルモンの分泌が悪いなどさまざまです。まずは問診を丁寧に行うことを大切にしています。お話を聞くことは、カウンセリング的要素もあり、緊張を和らげることにもつながります。夜尿症の治療は、生活習慣の指導や行動療法など、お話をすることから始めますが、抗利尿ホルモンの分泌の異常が原因である場合には、お薬を使用することもあります。尿の濃さを見ることや、おねしょの量を聞くことで、ある程度、抗利尿ホルモンの分泌状態についても確認をすることができます。

夜尿症は、お子さま本人も親御さまもストレスを感じるので、内分泌の問題だけではなく心の問題も含めてケアをしていくことが大切です。

病児保育にも注力しつつ、親御さまの不安に寄り添う診療を目指す

小児科の医師として日々の診療の中で大切にしていることを教えてください。
川崎こどもクリニック 水間観音駅 小児科の医師として日々の診療の中で大切にしていることを教えてください。の写真
親御さまは、お子さまのちょっとした症状でも心配になられるのではないでしょうか。病院に勤務していた時と違って、開業医になってからは、本当にちょっとしたことでご相談に来られる親御さまが多くいらっしゃると感じています。誰かに話すことで、心配を少しでも軽くしたいという気持ちがあるのでしょうね。その話す相手が医師だったら、より不安を軽減できるかもしれません。

たいしたことはできませんが、不安を抱えた親御さまの力になりたいという思いで、日々、お子さまにも親御さまにも寄り添った診療を行っています。少しでも心配なことがあれば、いつでも気兼ねなくご相談に来ていただきたいと思います。
今後、力を入れていきたいことがあれば教えていただけますか?
川崎こどもクリニック 水間観音駅 今後、力を入れていきたいことがあれば教えていただけますか?の写真
当クリニックは、貝塚市の委託事業で病児保育室(※)を併設しています。今後も、引き続き親御さまの負担を軽減するためにも、病児保育には力を入れていきたいですね。

また、診療に関しては、親御さまのどのようなお悩みにも対応できるよう、今後も新しい知識を吸収するための努力を続けていきたいと思います。「日本小児科学会認定 小児科専門医」として、今後も研鑽を積んでいきたいと考えています。

(※)料金は料金表をご確認ください。
最後に、読者の方に向けたメッセージをお願いできますでしょうか?
川崎こどもクリニック 水間観音駅 最後に、読者の方に向けたメッセージをお願いできますでしょうか?の写真
小児科の開業医というのは、その地域のお子さま方の健康を預かるゲートキーパーのような存在だと考えています。かかりつけの医師として、お子さまの幅広い疾患や症状に対応し、自分のところで対応が難しい場合には、必要に応じて対応可能な医療機関をご紹介する存在なのです。

お子さまに何かあった時のために、地域でいつでも気兼ねなく相談できるかかりつけのクリニックを作っておくとよいでしょう。親御さまの性格によって合う先生、合わない先生があると思いますので、何かあってからではなく、事前に探しておかれるのがよいと思います。何もないのに、院内の様子を見ることは難しいでしょうから、予防接種(※)の機会にでも、合うクリニックかどうかを見極めるとよいでしょう。

当クリニックにも、予防接種の機会を利用して、一度、ご来院いただければと思います。

(※)は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。自由診療となる場合もありますので、料金表をご確認ください。

川崎こどもクリニックの基本情報

医院名 川崎こどもクリニック
診療科目 小児科
診療内容

インフルエンザ予防接種 ロタウイルス予防接種 おたふくかぜ予防接種 MRワクチン予防接種 水痘・帯状疱疹予防接種 B型肝炎予防接種 成人用肺炎球菌予防接種 抗体検査 抗体検査(風疹) 抗体検査(麻疹 | はしか) 抗体検査(水疱) 抗体検査(おたふくかぜ) 健康診断 乳幼児健診

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※一部回線からはご利用いただけない場合がございます。ご了承ください。

住所
アクセス
  • 水間線水間観音駅 徒歩13分 
  • 水間線三ヶ山口駅 徒歩20分 
  • 水間線三ツ松駅 車5分 
  • 水間線森駅(大阪府) 車6分 

は~もに~バス(黄バス)葛城小学校前停留所 下車徒歩1分

駐車場有り(25台)

診療時間・休診日

休診日

日曜・祝日

土曜診療

9:00~12:00
16:00~17:00
17:00~19:00

午前診療:9:00~12:00
予防接種(火曜・金曜)・乳児健診(水曜):16:00~17:00
夕方診療:17:00~19:00


9:00~12:00 17:00~19:00 木・土曜AMのみ 
当日順番予約可 臨時休診あり

電話番号

072-421-2033

特徴・設備

特徴
  • 院内感染対策 院外待機が可能 発熱患者の診療・検査 新型コロナウイルスワクチン接種
待合室
  • 空気清浄器 加湿器 アルコール除菌 無料マスク
待ち時間対策
  • 順番・受付番号・待ち人数表示の院内モニター 携帯電話での順番待ちの状況確認サービス
設備
  • バリアフリー キッズスペース ベビーベッド ベビーカー置き場 駐輪場 駐車場 おむつ交換台 親子トイレ ベビーキープ
駐車場

駐車場有り(25台)

サービス
多言語対応 ( 英語中国語韓国語 ) 
専門医
  • 日本小児科学会認定 小児科専門医

対応可能な症状・疾患など

症状・疾患
  • 小児喘息
治療
  • 小児アレルギー
  • 減感作療法(アレルゲン免疫療法)

掲載している情報についてのご注意

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