小児科
気兼ねなく自宅でお子さまを看護できるよう、十分な説明を心がけています
小児科では、「日本小児科学会認定 小児科専門医」の院長が診療しています。院長は大学時代にお世話になった教授の影響で、小児科の医師を目指しました。そして現在は、「小児科の医師として地域の子育て支援・医療に貢献する」というコンセプトで診療しています。
小児科に多くいらっしゃるのは、せきが出る、鼻水が出る、熱がある、下痢をしているなどの風邪の患者さまです。そのほかには、お子さまが夜尿症で悩まれている保護者の方も多くいらっしゃいます。
お子さまが不調のとき、ほとんどの保護者の方は不安になり、どうすればいいか困惑することでしょう。そんな保護者の方の不安を取り除いて帰っていただくのも、医師の仕事です。どんな症状も、治療してその場で改善するということはありません。だからこそ、「今どういう状態で」「どういうお薬を処方するのか」「大丈夫なのか」「どのくらいで快方に向かうのか」などをきちんと説明しています。
お子さまの状態を理解すれば保護者の方も、お子さまと向き合えます。保護者の方が落ち着いた気持ちでお子さまと向き合うことこそが、お子さまが早く元気になるための第一歩だと考えています。
小児科に関するQ&A
小児喘息
小児気管支喘息はどのような治療をしますか?
服薬をメインに、ただし負担がかからないよう、お薬の量を増やさずに処方いたします。
当クリニックでは、小児喘息のお子さまに対して血液検査やアレルギー検査を行っています。肺の検査など、より詳細な検査が必要なお子さまの場合は、周辺の病院をご紹介させていただきます。
小児科の当クリニックでは、できる限り薬に頼らない治療法を行っています。お薬を増やすことはお子さまにとってツラいことであり、それにより治療を中断してしまう可能性もあります。今はいいお薬がありますので、お薬をきちんと飲んでいればそこまでひどくなりません。
それでもしんどくなったときのために、昔から言われている民間療法もご紹介しています。例えば、冷たい氷水を飲んだり、寒い時期なら外で深呼吸をしたりするなどです。気管が冷やされてスーッとすると喘息が楽になります。このくらいのものなら気兼ねなく取り組めますし、お薬以外の治療法を知っていることで、気持ちも少し楽になるのではないでしょうか。
予防接種
子どもの予防接種スケジュールが複雑で、忘れないか心配です。
一遍にワクチンスケジュールを組まずに、一つずつ次の予定日をお伝えいたします。
保護者の方は家事・子育て・仕事と多忙ですので、1カ月後の予防接種(※)を覚えていても、半年後の予防接種は忘れてしまうこともあるでしょう。そのため、当クリニックでは全体的なスケジュールを一度に組むのではなく、「次はこの日に来てください」という風に、一つずつスケジュールを組むようにしています。その上で、「お兄ちゃんの誕生日の頃」「運動会が終わったら」「お祭りが終わったら」「クリスマスの前に」「お正月が明けたら」など、忘れにくいようにイベントと関連付けてイメージが浮かびやすいようにしています。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。市町村によっては公費負担があります。
溶連菌感染症
溶連菌感染症は、周りの人たちにうつる病気ですか?
10日間きちんと抗生物質を飲み続ければ、周りの人にはうつらなくなります。
溶連菌感染症は、疑いがある際はすぐに検査をすることが大切です。その結果、必要があれば抗生物質を10日間飲んでいただきます。抗生物質を飲めば症状が落ち着きますので、一見改善したように思えるかも知れませんが、菌が体内から消えたわけではありません。
例えば、焚き火をイメージしてみてください。焚き火は燃えているときに近づくと熱く、この「熱」が周りの人に感染する状態です。燃えている焚き火にバケツの水を1杯かけると火は消えますが、中身をよく見ると火種がくすぶっていることがあります。この火種をきちんと消すために、水をかけ続ける必要があります。これが、10日間抗生物質を飲み続けるという行為です。抗生物質を飲めば、体内に菌はまだいるかも知れませんが、周りの人にはうつらなくなります。しかし、体内に菌が残っているので、油断しないようにしてください。
RSウイルス感染症
RSウイルス感染症が、週末ひどくなった場合どうしたらいいですか?
ご状態に応じた対応方法をお伝えするほか、土日に対応できる医療機関をご紹介いたします。
RSウイルス感染症は、迅速な診断が大切です。胎児のときにお母さまからもらった免疫では防ぐことができないので、乳児も感染しますし、重症化することがあります。症状は風邪に似て、鼻水や苦しそうなせき、熱が高くてぜぇぜぇする場合もありますが、症状が軽い場合もあります。
検査は、インフルエンザのように鼻の中に綿棒を入れて粘膜を取ります。一見、風邪のような症状ですが、RSウイルス感染症の場合は症状がひどくなる場合があります。そのため、もし金曜の夜に来院された場合、診断結果によっては「土日どうなるかわからないので、紹介状を書きますので一度病院に入院して様子を見た方がいいかも知れません」とお話をさせていただいています。
RSウイルス感染症は、抗生物質が効かず、これを飲めばいいというお薬があるわけではありません。だからこそ、どのような疾患なのかをきちんと説明し、今後取るべき対応を提示するようにしています。
小児内分泌代謝疾患
子どものおねしょが治りません。どのような治療方法になりますか?
一人ひとりのご状態に応じた薬物療法とカウンセリング療法、生活指導を行っています。
小児内分泌代謝疾患には、夜尿症や低身長などさまざまな病気があります。そのため、一人ひとりに合わせた検査や治療を行う必要があります。
夜尿症の場合、小学校入学時や宿泊行事を控えた小学校4、5年生頃に来院されることが多いです。当クリニックでは主に薬物療法とカウンセリング療法、生活指導を行っています。生活指導では、水分の取り方や塩分を控えること、冷やさないことなどを説明しています。また、眠りが浅いことも夜尿症の原因になりますので、アレルギー性鼻炎などをお持ちのお子さまには治療するよう提案しています。
低身長の場合、学校で身体測定を行った4月以降に来院いただく場合が多いです。まずは診察して、血液型や骨の発育具合を診たりレントゲンを撮ったりして、「病気かどうか」「様子見で問題ないか」を判断します。その結果、甲状腺ホルモンが不足していることがわかれば、投与することで低身長が治るケースもあります。今は低身長でも、お子さまによって背が伸びる時期が異なりますので、まずは一度診察して病気かどうかを見極めていきましょう。
川崎こどもクリニックの基本情報
診療科目 | 小児科 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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診療内容 |
インフルエンザ予防接種 ロタウイルス予防接種 おたふくかぜ予防接種 MRワクチン予防接種 水痘・帯状疱疹予防接種 B型肝炎予防接種 成人用肺炎球菌予防接種 抗体検査 抗体検査(風疹) 抗体検査(麻疹 | はしか) 抗体検査(水疱) 抗体検査(おたふくかぜ) 健康診断 乳幼児健診 |
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住所 |
大阪府貝塚市木積656-7
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アクセス |
は~もに~バス(黄バス)葛城小学校前停留所 下車徒歩1分 駐車場有り(25台) |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療
午前診療:9:00~12:00 |
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電話番号 |
072-421-2033 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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待ち時間対策 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場有り(25台) |
サービス |
多言語対応 ( 英語中国語韓国語 )
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専門医 |
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対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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治療 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
葛城小学校前停留所前。25台分の駐車場をご用意
駐車場は、クリニックに隣接する第1駐車場から第3駐車場まであります。また、は~もに~バス(黄バス)「葛城小学校前停留所」から徒歩約1分です。
ポイント2
スマホから順番予約や待ち人数の確認が可能
順番予約に対応。診察までの待ち人数、空き状況などを確認できるので便利です。現在コロナ流行中に伴い、電話予約のみの受付となります。
ポイント3
キッズスペースあり。おむつ交換台もあります
キッズスペースにはおもちゃ・絵本があります。テレビは設置していないため、静かに過ごしたい方にも快適な環境です。おむつ交換台は待合室近くに設置してあります。