肝臓内科
定期的な検査を行い、肝臓の病気を早期に見つけましょう
肝臓の病気を見つけるためには、定期的な検査が必要です。当クリニックの肝臓内科は、健診で肝機能障害が見つかった方がよくいらっしゃいます。肝臓は沈黙の臓器といわれ、血液検査をしないとわからないことがあります。そのため、超音波検査で肝臓を含め、すい臓、腎臓、脾臓(ひぞう)などを全体的に診て、腫瘍や異常がないかすみずみまで検査します。
患者さまの家系に肝臓病の方がいたら、ある程度病気のリスクがわかることがあります。C型肝炎は自覚症状がほとんどなく、黄疸(おうだん)が出たときはすでに症状が進行している状態です。中には身体がだるいなどの症状で受診し、採血をしてみると肝機能障害が見つかることもありますが、それはめずらしい例だといえるでしょう。
肝機能検査の正常値は30未満です。ただし、健診で正常とされている値は、40か45未満とされています。この数値では軽度の肝臓病を見逃すおそれがあり、気づかないうちに発症している可能性があると考えています。当クリニックでは病気を見逃さないことを重視して、より良い医療サービスの提供に努めます。
ウイルス性B型・C型肝炎
B型・C型肝炎は、B型・C型肝炎ウイルスに感染することで発症する病気です。すでにウイルスに感染した方の血液や体液を介して広がっていきます。B型・C型肝炎ウイルスに慢性的に感染していることが、肝硬変(かんこうへん)や肝臓がんの原因になります。肝硬変は肝臓が小さく硬くなり、その機能が失われていく病気です。B型・C型肝炎は家族内感染や輸血での感染が起きることがあり、以前は国民病といわれていました。
当クリニックの目標は、肝臓がんを作らないということです。C型肝炎は飲み薬でウイルスを排除できますが、B型肝炎はできません。そのため、肝硬変や肝臓がんの発症をおさえるためのコントロールが大切になります。
大人がB型・C型肝炎を発症すると、急性肝炎という形で、数か月でよくなる可能性があります。ただ、母子感染などで子供のときに感染した場合、大人になるまでウイルスをもちつづけていることになります。それによって、慢性肝炎・肝硬変・肝臓がんなどを発症する方がいますので、注意が必要です。
血液検査では、B型・C型肝炎だけでなく、自己免疫性肝炎(自分を守るはずの免疫が肝臓を攻撃する病気)や、鉄や銅の蓄積が原因の肝臓病などもわかります。少しでも身体に不調がありましたら、気兼ねなくご相談ください。
脂肪肝
脂肪肝は、中性脂肪が肝臓に蓄積する病気です。以前は、食べすぎ、飲みすぎ、太りすぎが原因で、それをやめることで改善するといわれていました。しかし、肝硬変や肝臓がんを引き起こす怖い脂肪肝があることがわかってきました。そのため、当クリニックは他の病気の危険性がある脂肪肝を見極め、そのリスクを患者さまへしっかりお話しするよう心がけています。
また、当クリニックでは、脂肪肝の根本的な原因が糖尿病や高血圧症であることがわかれば、運動療法や食事療法のアドバイスを行っています。根本的な原因を正さないと治療はうまくいかないからです。血液検査や、レントゲン、心電図をとり、循環器系などに問題がないと確認してから治療を始めます。
内科
生活習慣病の運動・食事療法からお子さまの予防接種まで幅広く診療
当クリニックの内科は、かぜなどの病気から生活習慣病、お子さまの不調や予防接種(※)まで幅広く診療します。近年、外食機会の増加や運動不足で肥満になり、生活習慣病の高血圧症・糖尿病・脂質異常症を発症する方が増えているといわれています。とくに糖尿病予備群の方は増えている印象がありますので、運動や食事についてのご相談をうけたまわっています。
また、花粉症をはじめとするアレルギーの診察と治療を行っています。飲み薬、点眼、点鼻薬をそろえており、症状に応じて処方もいたします。
(※)は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。自由診療となる場合もありますので、料金表をご確認ください。
生活習慣病
飽食の時代、生活習慣病である高血圧症、脂質異常症、糖尿病をもった多くの患者さまにご来院いただくようになりました。当クリニックは、減塩を意識した食事指導、生活習慣の指導、運動療法を行うことで、患者さまご自身の力で健康を守れるようにサポートしています。他にも、けい動脈エコーで脳梗塞のリスク予測や血管年齢もチェックします。
働いている年代の方は、食事やお酒の席があるなど、自分が意識するだけでは改善が容易ではない生活パターンがあると思います。当クリニックでは、患者さまの職業や運動の有無などをうかがい、今の生活の中で改善しやすいことは何か考え、提案しています。もし、食事指導・生活習慣の指導・運動療法で改善が見込めない場合は、薬を処方します。
小児疾患
当クリニックはお子さまのかぜ・ぜんそく・アレルギー性皮膚炎・鼻炎などの治療に対応しています。当クリニックは住宅街にありますので、お子さま連れの患者さまも少なくありません。些細なことでも構いませんので、気兼ねなくお越しください。
また、母子感染などでB型・C型肝炎のウイルスがお子さまに感染することがあります。ただし、お子さまはウイルスに感染してもすぐに発症することは基本的にありません。年に1~2回の採血を行う程度の通院で大丈夫な場合がほとんどでしょう。しかし、15歳をこえると発症する確率が上がりますので注意が必要です。
消化器内科
痛み・嘔吐反射の少ない内視鏡で食道・胃・十二指腸まで検査します
当クリニックの消化器内科は、消化器だけでなく他の病気のチェックも行います。だるい、頭が痛いなど何となく体調が悪いといった症状の方は一度ご相談ください。内視鏡検査や超音波検査で全身を調べると病気が見つかる場合がございます。受診していただければ、胃、肝臓、胆のう、すい臓、腎臓などできる範囲で原因を探ります。
当クリニックの内視鏡検査は、食道、胃、十二指腸まで診ることができます。鼻から直径約5.6mmの細い管を入れる経鼻内視鏡を導入しているため、痛みや吐き気が少ない傾向があります。胃がんの原因の一つでもあるピロリ菌の疑いがあったら、血液検査や胃の組織を少しとってピロリ菌の有無を確認します。直接、胃の表面が観察できますので、見落としが少ないのが特徴です。
また、超音波検査で、すい臓・胆のう・肝臓などの病気を調べています。たとえば、脂肪肝で通院されている場合、関連する生活習慣病の有無や程度を確認しないと症状の改善は容易ではなくなります。
大井手クリニックの基本情報
診療科目 | 内科 消化器内科 呼吸器内科 小児科 肝臓内科 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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診療内容 |
インフルエンザ予防接種 人間ドック |
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住所 |
東京都練馬区東大泉5-34-10
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アクセス |
駐車場有り |
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診療時間・休診日 |
休診日 水曜・日曜・祝日 土曜診療
※当クリニックは予約制になります。事前にお電話にてご予約をお願いいたします。 |
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混雑の目安 |
9時~11時 ※混雑状況の目安は各医院への取材情報を元にして掲載しておりますが、実際の状況とは異なる場合がございます。あくまでも参考の一つとしてご活用ください。 |
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電話番号 |
03-5905-2625 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場有り |
サービス |
多言語対応 ( 英語 )
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
院長は「日本肝臓学会認定 肝臓専門医」です
「日本肝臓学会認定 肝臓専門医」の他に「日本消化器病学会認定 消化器病専門医」の資格をもつ院長に診てもらえます。肝臓や消化器の病気を相談したい方におすすめです。
ポイント2
完全予約制。待合室で過ごす時間を短縮できます
完全予約制を導入。かぜ症状のある方は、他の方と一緒の時間にならないよう工夫をされています。院内で過ごす時間を少なくすることができ、待ち時間を有効に使えます。
ポイント3
苦痛に配慮した経鼻内視鏡検査を受けられます
細い径の経鼻内視鏡を使った検査です。検査中はモニターを見ながら説明を聞くこともできます。疑問や不安があればその場で質問し、説明を受けることが可能です。