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ストレスが原因の胃腸炎の症状は?胃がキリキリ。脂が多い食事はNG

更新日:2018/03/19 公開日:2018/03/19 view数:1,023
胃腸炎ストレス症状

胃がキリキリと痛む、不快感を感じることはありませんか?病院を受診しても原因がわからない場合は、ストレスによる胃炎かもしれません。

この記事では、ストレスが原因で引き起こされる胃炎や腸炎についてご紹介いたします。

目次
  1. ストレスが原因の胃腸炎について
  2. ストレスによる胃腸炎の症状
  3. ストレスからくる胃腸炎の治療法。病院は何科?
  4. まとめ

ストレスが原因の胃腸炎について

1.胃炎には3種類ある

胃腸炎 女性

胃炎には急性胃炎、慢性胃炎、ストレス性胃炎と大きく分けて3種類あります。

病院でバリウムや内視鏡の検査を受けても特に原因が見つからない場合の多くは、ストレスが原因の『ストレス性胃炎』や、痛みなどの症状があっても異常がみつからない機能性ディスペプシア』という病気であることが多いです。

2.「胃炎」や「腸炎」とは、どういう状態のこと?

胃と腸

胃炎、腸炎とは、胃や腸が何らかの原因で炎症を起こしている状態のことをいいます。

胃だけに炎症がある場合は「胃炎」、腸のみの場合は「腸炎」といいます。細菌やストレスが原因となることもあります。

3.胃腸はストレスに敏感!

緊張

ストレスは精神的なものなので、身体的には影響がないと思われるかもしれませんが、体内の臓器とストレスは密接な関係にあります。

その中でも、特に胃や腸は、ストレスに敏感で、胃炎や過敏性腸症候群などの腹痛を発症することも多いです。

ストレスを感じると自律神経に異常をきたし、胃に負担がかかることから胃炎を引き起こすといわれています。

ストレスによる胃腸炎の症状

1.症状は胃がキリキリする、みぞおちの不快感など

トイレ

ストレス性胃腸炎は、胃がキリキリするなど違和感や痛みといった前兆がみられます。さらには胃のあたりから酸っぱいものがのどまで上がってくるなど、みぞおちに不快感があります。

過敏性腸症候群の場合には、すぐにトイレに行きたくなる、腹痛があるなどの症状があります。

2.急性胃炎・慢性胃炎とはどうちがう?特徴は?

急性胃炎

刺激の強い食べ物や寄生虫などにより、胃の粘膜が障害されるためにおこります。

強い胃の痛みを感じることが特徴です。

慢性胃炎

慢性胃炎の多くは、ピロリ菌感染によるもので、多くの場合において症状は見られません

ストレス性胃炎では、一過性に胃の痛みを感じることがありますが、繰り返すことも多くみられます。

ストレスからくる胃腸炎の治療法。病院は何科?

待合室

1.何科を受診すべき?

ストレスからくる胃腸炎は、まず内科や消化器内科を受診しましょう。
特に過敏性腸症候群を併発している場合、ストレスが原因となって発症している可能性が高いとされています。

ただし、胃腸炎は必ずしもストレスによって引きおこされるものではありません。ストレスが原因となって免疫力が下がり、何らかの細菌に感染して発症している場合もあります。こうしたことは、一般的な診察のみでは原因が推定できないこともあります。そのため、しっかりと問診をおこない、何か原因として思い当たるものはないかを探っていくことが重要です。

内服薬を処方されて改善することもありますし、改善しない場合は心療内科や精神科を受診するのも良いでしょう。

2.薬物療法

薬

胃酸を中和する「制酸薬」や、胃酸の分泌を抑える「胃酸分泌抑制薬」、胃の粘膜を保護する「胃粘膜保護薬」、胃の働きを活発にする「運動機能改善薬」など、症状に合わせて使用します。

また、過敏性腸炎の場合には、専用の薬が使われ、症状が緩和することが多くみられます。

3.生活習慣の改善

十分な睡眠と適度な運動

適度な運動

ストレスからくる胃腸炎は、できるだけストレスを軽減させて、日々ストレスを溜めこまないようにすることが大切です。

しっかり睡眠をとり、適度に運動することもストレスの緩和につながります。

脂の多い食事は胃腸に負担をかける!控えめに

揚げ物

食事はバランスの良い食事を心がけ、胃腸に負担のかかるような消化の良くないものは避けましょう。

特に、揚げ物や加工肉など脂が多いものは胃腸への負担がかかりやすいので、食べ過ぎないようにします。

また、精神を安定させる内服薬によって治療を行うこともあります。

4.治るまでにかかる期間は?

細菌やウイルスが原因の胃腸炎の場合、長くても1週間前後で症状が改善されることがほとんどですが、ストレス性胃腸炎の場合は、原因となっているストレスを取り除かなければ完治しません

薬物療法と併せてストレスを緩和させ、症状の改善につとめます。

治療期間は個人差がありますが、1~2か月で症状が落ち着くケースが多いです。

まとめ

ストレスが原因の胃腸炎は、誰でもかかる可能性があります。

日々のストレスを溜めこまないことや、運動などでしっかりと解消することで改善、予防をすることができます。それでも症状が改善されない場合は、病院を受診し薬を処方してもらいましょう。

執筆・監修ドクター

岡村 信良
岡村 信良 医師 久野銀座クリニック 理事長 担当科目 消化器内科

経歴2006年 北里大学大学院卒、
2008年 平塚共済病院内科医長を経て小田原銀座クリニックに入職、その後院長に就任。
2013年 12月には当院久野銀座クリニックを開業

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