自分で簡単!眼精疲労を解消する食品や予防法は?おすすめの食事を紹介!

パソコンやスマートフォンがないと不便を感じることが増えてきた現代。
「目が疲れる」「目がかすむ」などと、感じている人も多いのではないでしょうか。
このような症状を、『眼精疲労』といいます。
放っておく人も多い症状ですが、長期的に症状が続くようだと困ることも出てきます。
今回は、多くの人が抱える『眼精疲労』の解消法を解説します!
『眼精疲労』とは?
1.眼精疲労は、こんな症状を引き起こします!

眼精疲労とは、読書やテレビ、パソコンやスマートフォンなどで、目を継続的に長時間使った場合にあらわれる症状のことです。
おもな症状としては、目の疲労感・重圧感・かすみ・まぶしさ・充血などです。ひどくなると全身の疲労感・頭痛・肩こり・吐き気などを起こすこともあるでしょう。
このように、目に負担がかかることで、目や体に不調が起こることを『眼精疲労』といいます。
2.眼精疲労の原因
眼精疲労の原因には、さまざまなものが考えられます。原因を特定できない場合もありますが、大きく分けて6つの原因が考えらます。
1.遠視・近視・乱視がある

遠視・近視・乱視などがあると、物が適切に見えません。そのため、無理にピントを調整しようと目の筋肉を働かせてしまい目が疲れます。
2.目の病気
逆さまつげ・結膜炎・角膜炎・緑内障などが原因となることもあります。
逆さまつげは『眼瞼内反症』という病気で、まつげが目に入ることによって目に負担や刺激を与えます。
最近は目の使いすぎによる『ドライアイ』が原因となっている人も増えています。
3.全身疾患によるもの
高血圧・低血圧・糖尿病・貧血・自律神経失調症など、直接目に関係していないような病気も眼精疲労につながる場合があります。全身疾患によって、代謝が悪くなってしまうと目に栄養が届かないからです。
4.ストレスなどによる影響

ストレスや心身症、神経症なども、眼精疲労の原因となるので注意が必要です。これらは、目の負担や刺激になることもあるでしょう。
5.紫外線・赤外線、パソコンなどの過度な照明
紫外線や赤外線だけでなく、近年はパソコンなどの作業やスマートフォンの操作による眼精疲労も増えてきています。
6.眼鏡やコンタクトレンズの度数が合っていない
眼鏡やコンタクトレンズを使用していて目が疲れる場合は、度数が合っているか確認しましょう。できるだけ目に負担をかけないようにすることが大切です。
自分でできる!眼精疲労の解消法
1.体を温めて血行をよくする

眼精疲労の解消には、血行をよくすることが効果的です。血行をよくすると目に血液や栄養が行き届きます。
温かい蒸しタオルをまぶたにのせたり、温かいシャワーをまぶたに当てたりするとよいでしょう。
肩こりは、お風呂やシャワー・マッサージ・ウォーキングやヨガなどの軽い運動で血行を改善できます。
2.眼精疲労を解消する食品
『ビタミンA』を含む食品
ビタミンAは、目の角膜や粘膜の働きを正常に保つ作用があります。
緑黄色野菜(人参、かぼちゃ、ほうれん草など)・うなぎ・レバーなどがおすすめです。
『アントシアニン』を含む食品

アントシアニンは、物を見るときにはたらく『ロドプシン』の再合成を促します。
とくに豊富に含まれているのがブルーベリーです。そのほか、黒豆やナスなど色の黒い食品も効果的です。
『DHA』を含む食品
青魚などに多く含まれているDHAは、視神経の細胞を柔らかくしてくれます。眼精疲労の改善に効果が期待できるでしょう。
眼精疲労の予防法
1.目のうるおいをキープ!『ドライアイ』の予防法
眼精疲労の原因で近年増えてきているのが、パソコンやスマートフォンの使用による『ドライアイ』です。
まずは、ドライアイを防ぐため、目を休ませる工夫をしましょう。

1時間に1回ほかの場所を眺めて
長時間、同じ体勢でパソコンやスマートフォンの画面を見続けている場合は、1時間に1回程度、ほかの場所を眺めるようにするのが効果的です。
『まばたき』は意識的に!
集中していると無意識のうちにまばたきの回数が減っていることも多いです。
まばたきによって目の潤いが保たれているため、意識的にまばたきを増やしましょう。
2.眼鏡やコンタクトが合っていないことも!

眼鏡やコンタクトレンズを使用している人は、要注意です。度数が合っていないと余分に目をはたらかせるため、眼精疲労につながります。
度数の合ったものに変えるだけで、疲労が解消されることも多いです。気になる場合は、かかりつけの眼科を受診して相談しましょう。
3. 定期的に目をリラックスさせる時間を作りましょう

目をしっかりと休めることは、とても重要です。じゅうぶんな睡眠で、眼球をリラックスさせる時間を確保しましょう。
また、解消法と同じで、ふだんから目の周りの血流をよくすることも効果的です。蒸しタオルなどで温めると筋肉がやわらかくなり、血流もよくなります。
解消されない眼精疲労、じつは病気かも…
眼精疲労と同じような症状で、肩こり・頭痛・目の疲労感などを感じる場合は、ほかの目の病気の場合もあります。
生活や仕事に支障が出ている場合は、すぐに眼科を受診してください。
「緑内障」や「結膜炎」のほか、目に違和感がある場合は、「白内障」や「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」などの病気の可能性も考えられます。
まとめ

目の疲れ、目のかすみなどは、日常的に多くの人が感じている症状です。それらが続く場合は、慢性的な『眼精疲労』の可能性があります。
まずは、休息やストレッチなどを意識して取り入れることが解消につながります。無理をしすぎず、少しずつ取り入れていきましょう。
また、目の疲れがすべて眼精疲労というわけではありません。ほかの目の病気の可能性もあるため、長引く場合は早めに病院を受診することが大切です。
執筆・監修ドクター
経歴慶應義塾大学医学部卒業
慶應義塾大学病院眼科 助教
慶應義塾大学伊勢慶応病院眼科 部長
順天堂大学医学部附属順天堂浦安病院眼科 助教
JCHO埼玉メディカルセンター眼科 部長
現在 中島眼科 院長
関連コラム
「自分で簡単!眼精疲労を解消する食品や予防法は?おすすめの食事を紹介!」以外の病気に関するコラムを探したい方はこちら。
関連する病気
「自分で簡単!眼精疲労を解消する食品や予防法は?おすすめの食事を紹介!」に関する病気の情報を探したい方はこちら。
