下痢が2~3日続く原因と改善法について!ストレス?下痢止めは効く?

下痢が2~3日も続くとちょっと心配になりますよね。
日常的に起こりやすい下痢ですが、暴飲暴食やストレス、冷えなどその原因も様々です。
この記事では下痢の原因や改善法、日頃の生活習慣で気を付けることなどについて解説します。
下痢が2~3日続く…考えられる原因は

1.食あたり
消化器官内に病原菌が発生
加熱調理が不十分な魚介類や肉類が原因のひとつです。
また、消費期限切れの食品が傷んで病原菌が発生し、それを食べることで消化器官内に病原菌が増殖して腸を刺激することが原因の場合もあります。
下痢止めは逆効果
食あたりの場合は、下痢と一緒に病原体を対外に出すことで改善されます。
腸内に病原菌がいる限り下痢が続きます。
下痢止めを飲んで症状を抑えてしまうことは、かえって治りを遅くしたり悪化させ足りしてしまう可能性があります。
使用をしても良いのは、次のような場合です。
2.暴飲暴食

暴飲暴食が原因で消化不良を起こし、腸内環境が悪化します。
その結果ガスが発生し、腸の粘膜を刺激して炎症が起こることで消化吸収が阻害されて下痢が起こります。
3.消化不良
暴飲暴食や消化しにくい食べ物に偏った食事を繰り返すことで、消化異常を起こし消化された食べ物から十分に水分が吸収されないまま腸を通過することで下痢が起こります。
4.抗生物質などの薬
抗生物質は腸内に負担をかけるため、飲みすぎたり効果が強いものだったりすると腸内にいる必要な菌まで殺してしまい腸内環境が悪くなります。
整腸剤を併用することで対策
抗生物質が原因で下痢になる場合は、薬への抵抗性が強い整腸剤を併用することで抑えられます。
5.ストレス

ストレスホルモンの分泌
ストレスが原因で起こる下痢は、脳下垂体から分泌されるストレスホルモンの刺激によって腸の働きに影響を受けることで起こります。
腸が知覚過敏に
ストレスによる下痢が繰り返されると腸が『知覚過敏』になり、少しの刺激でも敏感に反応してしまうため症状がどんどん悪化してしまいます。
6.冷え
冷えによって腸の働きをコントロールしている自律神経が乱れることで、腸が異常な働きをしてしまいます。
そのため、便中の水分が十分に吸収されないまま通過して下痢を引き起こします。
下痢を改善する食事や生活習慣について

1.下痢のときは何を食べたら良いの?
ひどいときは絶食を
下痢の症状がひどいときは半日~1日ほど絶食し胃腸を休めてください。
その場合はスポーツドリンクなど電解質を含んだ飲み物で、こまめな水分補給を行いましょう。
電解質は細胞の浸透圧を調節したり、筋肉細胞や神経細胞の働きに関わったりするなど身体にとって重要な役割を果たしています。
しかし水分を一度にたくさん飲んでも吸収されないので、少量をこまめに摂ることが大切です。
落ち着いてきたら消化の良いものを

症状が緩和されてきたら消化しやすいお粥やうどんなどから食べ始めましょう。
野菜スープや豆腐、白身魚、バナナ、リンゴなども消化しやすく栄養がある食べ物です。
負担のない程度に取り入れていきましょう。
お菓子やアルコールは控える
ケーキなどの菓子類も脂質が多く負担がかかるものです。
また、アルコールも控えて水分はしっかりと補給しましょう。
2.下痢を改善する食生活

消化に良いものをバランス良く
消化の良いごはんを中心に肉、魚、豆類、野菜、きのこ、海藻類などをまんべんなく食べるようにしましょう。
お菓子やアルコールは適量を
ケーキなどの菓子類や脱水症状を引き起こすアルコールは適量を楽しむ程度にとどめ、飲み過ぎや食べ過ぎには注意しましょう。
体調がすぐれないときの生ものは控える
体調がすぐれないときは、生ものなどの食あたりの原因となる可能性のある食品は控えましょう。
3.下痢を改善する生活習慣
充実した食生活と適度な運動
バランスの良い食事と合わせて適度な運動を取り入れることが大切です。
ストレス解消
精神的なストレスも下痢の原因となるので、できるだけストレスはためこまないよう心がけましょう。
適度な運動は身体の機能を高めるだけではなく、ストレスの解消にもなりメンタルの安定にもつながります。
質の良い睡眠

睡眠不足もストレスになります。
長時間眠ることが難しくても、快適な睡眠をとれる環境を整えるなどの工夫をしてみましょう。
お腹を冷やさないように気をつける
冷たいもの飲み過ぎや、薄着などでお腹を冷やさないよう気を付けましょう。
身体を冷やすことで自律神経のバランスが乱れると下痢を起こすことがあります。
冬場は腹巻の着用もおすすめです。
まとめ

下痢は食事だけではなく、精神的なストレスも原因となり慢性化する恐れがあります。
日常的に起こりやすい症状のため、食事や運動、睡眠などの生活習慣を見直すことで改善できる部分もあります。また、ストレスはためこまないよう心がけましょう。
まずは何が原因になっているのかを探り、思い当たることがないときや改善策をとっても良くならない場合は内科や消化器内科などを受診するようにしてください。
執筆・監修ドクター
経歴1996年 埼玉医科大学卒業
1997年 埼玉医科大学第一外科入(一般外科、呼吸器外科、心臓血管外科)終了
1999年 戸田中央総合病院心臓血管外科医として就職
2000年 埼玉医科大学心臓血管外科就職
2006年-2012年3月 公立昭和病院心臓血管外科就職
2012年4月 岡村医院、医師として勤務
2012年7月 岡村クリニック開院
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