内科
糖尿病などの生活習慣病の治療や在宅診療に率先して取り組んでいます
内科で特に多い疾患を挙げますと、高血圧症、糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病です。そのため、当院でも月に2回、管理栄養士による栄養指導を行い、糖尿病患者の方々が食事療法を成功させ、生活習慣を見直すためのサポートをしております。初回は30分から40分程度、2回目以降は20分から30分程度で、ご家族も一緒に指導を受けていただけます。
また、インフルエンザの予防接種(※)や、在宅医療にも取り組んでいます。高齢の方や足が悪くて通院が難しい患者さまのご自宅や施設を訪ね、訪問診療を実施しております。ただ単に治療や診療を行うだけではなく、遠くへ通院するのが難しい方、入院や入所に際してサポートを頼める人がいない方などのサポートもさせていただきたいと考えております。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。各自治体によって公費負担になる場合があります。
在宅医療
自宅で診療を受けることはできますか?
はい。当院では、訪問看護師やケアマネージャーと連携しながら、訪問診療を行っています。
「在宅診療」とは、通院が困難な患者さまの自宅に医師が訪問して、医療サービスを提供するものです。「動けない患者さまの状況が悪化した時にだけ急いでお医者さんを呼ぶ」のではなく、医師が計画的に訪問して医療を行うことを「訪問診療」と言います。
当院の患者さまの中にも、以前は通院できていたものの、今は高齢になった、身体の自由がきかないなどといった理由で通院できなくなった方々がいらっしゃいます。そのため現在、月曜から金曜の午後に医師が患者さまの家や施設を訪ねて、訪問診療を行っています。緊急時は午前中でも往診に伺いますので気兼ねなくご連絡ください。がんの終末期の方への緩和ケアも対応可能です。
また、ご年配の患者さまを支えるご家族のサポートにも力を入れています。面談をして不安を取りのぞいたり、訪問看護師やケアマネージャーと連携を取ったりしながらチームでお支えします。
睡眠時無呼吸症候群
寝ている間、呼吸が止まっていることがあると家族に言われました。
睡眠時無呼吸症候群かもしれません。重篤な疾患や事故につながるリスクがあるため、ご相談ください。
さまざまな生活習慣病と関連して、近年では、年齢層に関わらず「睡眠時無呼吸症候群」が増えています。症状としましては、いびきや起床時の頭痛、日中の眠気やけん怠感などが挙げられます。また、眠気のために、交通事故を引き起こす可能性もありますので、検査と治療が必要です。
検査方法は、初めにいびきや日中の眠気などについて問診を行ったのち、簡易検査を行います。もし「睡眠時無呼吸症候群」であると診断されたなら、鼻マスクを用いることのほかに、生活習慣を変えるよう指導しております。寝る時の体位を変える(上ばかりではなく横向きになる、枕を変える)、体重を落とすなど、毎日の生活習慣を少しずつ変えることも緩和に役立つと考えております。
循環器疾患
健診で高血圧と言われましたが、気になる症状はありません。
自覚症状がなくても、心臓や脳に影響が出ている場合があります。早めに治療に取り組みましょう。
高血圧症は突然、狭心症、心筋梗塞など心臓そのものの病気や、脳梗塞など血管の病気に関する重大な合併症を引き起こす怖い病気です。合併症の自覚症状が現れたら危険です。命の危険に関わることもありますので早めに病院で検査しましょう。
当院は、心エコーや心電図での検査が24時間可能です。「心エコー」では、心臓の様子を画像に映し出して心臓の動きを確認できます。また高血圧は生活習慣と深い関わりがあります。当院では高血圧緩和のための食事療法をご提案しております。まず3週間頑張ってみましょう。それでも緩和が見られない場合は、投薬によって治療を行うことができます。高血圧に少し不安を感じておられる方は、ぜひ当院へお越しください。
腎臓内科
すぐそばにある腎臓内科。在宅でも透析ができます
現在、腎臓に病気を抱えている患者さまは大勢いらっしゃいます。しかし、それに対して腎臓内科が少ないのが現状です。腎臓内科は総合病院に多く、腎臓内科のない総合病院もあります。
当院は、腎臓に病気を抱え、総合病院や遠方の医院まで通うことが難しい患者さまのお手伝いをさせていただくために、診療を実施しております。実施している診療の一つに腹膜透析があります。腹膜透析はおなかにチューブを通し、そこに透析液を注入する透析方法です。血液透析の場合はどうしても通院が必要になり、患者さまには身体的、時間的にも相当な負担がかかります。当院ではその負担をできる限り減らせるよう、在宅での腹膜透析を実施しております。
在宅での腹膜透析ですと、休憩を挟みながら、また何かをされている合間にでも、ご自宅でリラックスした状態で透析を受けていただくことができますのでぜひご相談ください。
消化器内科
がん検診を受け、病気の早期発見・早期治療に努めましょう
当院では、胃カメラ、大腸カメラと呼ばれている内視鏡によるがん検診を行っております。
がんは進行しますと、治療もつらくなり、快方も難しくなります。病気の早期発見・早期治療にがん検診は欠かせません。もし症状がないとしても、年に一度、検査を受けることをご検討ください。当院は、総合病院や多くの医師と連携を取っておりますので、万が一の時にも対応できます。
当院では、ご希望の患者さまに鎮静剤を使用した内視鏡検査を行っております。鎮静剤を利用することで痛みが緩和できますので、検査に不安を感じる方でまだ検診がお済みでない方、以前の検査で苦痛が強かった方でもぜひ検査を受けてみてください。
胃カメラ
検査にはどれくらいの時間がかかりますか?
およそ5分から10分です。スピーディーで苦痛の少ない検査を行っています。
当院では経鼻内視鏡による検査を行っています。口からの内視鏡より吐き気や息苦しさが少なく、より楽に検査を受けることができます。検査は火・木・土曜日の午前中に対応可能です。
検査前の準備として、前日の夕食は消化のいいものを21時までにお取りください。当日は絶食です。水は飲めますが牛乳やジュース、具材入りのスープなどは飲めません。鎮静剤を使いますと、検査時の痛みが和らぎますが、検査後帰宅までの間に30分から1時間の休養が必要です。胃カメラで見えた結果については、その場で説明することができますが、万が一「生検(細胞検査)」になった場合、少し時間が必要です。
大腸カメラ
検査前日は夕食を食べてはいけませんか?
繊維質の少ないものであれば食べても構いません。夕食セットをご希望であればお申し付けください。
大腸内視鏡検査は毎週火・木曜日に行っており、所要時間は20分から30分です。
検査準備として、前日の夕食は繊維質の少ないものを食べていただきます。検査のための夕食セットがありますので、希望でしたらご利用いただけます。当日は絶食です。朝8時半までにお越しいただき、下剤を飲んだ後に大腸の洗浄を行い、11時ごろから大腸カメラが始まります。お昼ごろには終了します。胃内視鏡検査と同様、ご希望であれば鎮静剤を使うことができます。鎮静剤には2タイプあり、静脈麻酔を選択した場合ご帰宅まで30分から1時間程の休養が必要です。
ピロリ菌
ピロリ菌を除菌しない場合、どのようなリスクがありますか?
胃がんの発生リスクが高まりますので、ぜひ検査と除菌治療をご検討ください。
ピロリ菌とは、胃の粘膜に生息しているらせん形をした悪い菌で、主に胃や十二指腸などの病気の原因です。ピロリ菌の大部分は飲み水や食べ物を通じて、人の口から体内に入ると考えられています。
ピロリ菌の感染は胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因でもあり、胃がんの発生にも深く関連しています。特に慢性胃炎のため、胃痛、胃もたれ、不快感が続く方、胃潰瘍や十二指腸潰瘍と診断された方は、治療や再発を予防するためにピロリ菌の除菌が望ましいのです。当院でもピロリ菌検査、除菌を率先して行っておりますので、気になる症状があればご相談ください。
楠本内科医院の基本情報
診療科目 | 内科 腎臓内科 消化器内科 | |||||||||||||||||||||||||||
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標榜科目 | 腹膜透析 | |||||||||||||||||||||||||||
診療内容 |
インフルエンザ予防接種 おたふくかぜ予防接種 MRワクチン予防接種 水痘・帯状疱疹予防接種 B型肝炎予防接種 成人用肺炎球菌予防接種 抗体検査(風疹) 健康診断 胃がん検診 胃がん検診(胃内視鏡検査) |
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住所 |
福岡県遠賀郡水巻町吉田東2丁目11-1
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アクセス |
駐車場有り |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療
休診:日祝日、木曜・土曜午後 再診の方は、インターネットからの予約も可能です。 |
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電話番号 |
093-201-5121 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場有り |
専門医 |
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健康診断・検査 |
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対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
4名の医師が専門性を活かして診療
「日本腎臓学会認定 腎臓専門医」「日本透析医学会認定 透析専門医」「日本内科学会認定 総合内科専門医」の資格を保有する院長を含む、4名の医師が在籍しています。
ポイント2
待ち時間対策としてネット受付を導入
患者さまをできるだけお待たせしないよう、ネット受付や電子カルテを導入。院内での滞在時間が短いため、感染症のリスクを抑えて受診できます。
ポイント3
腎臓内科・循環器内科・内科など幅広く対応
内科・腎臓内科・消化器内科など幅広い科目、疾患に対応していただけます。また、在宅医療や腹膜透析も行っている医院です。