泌尿器科

泌尿器の幅広い症状に対応。女性医師も診療しています
泌尿器科では、男性については尿路結石、前立腺肥大症から、過活動膀胱、膀胱炎、尿道炎、男性更年期障害、前立腺がんまで幅広い病気の診療をしています。そのほか、排尿困難、頻尿、夜間頻尿、残尿感など排尿に関する症状でお困りの方もご相談ください。排尿指導や薬物療法、手術などで治療します。また、勃起障害や陰嚢腫大など男性特有の症状も診療しています。
女性については、過活動膀胱、尿失禁、骨盤臓器脱、膀胱炎、尿路結石などを主に診療しています。治療は、排尿指導や筋肉トレーニング、薬物療法、手術などで進めていきます。女性医師もおりますので、女性の方も気兼ねなく受診いただければと思います。
尿路結石
尿路結石は男性特有の病気でしょうか? どんな検査をしますか?

女性もかかる病気です。レントゲンやエコーで検査します。
尿路結石は男性だけの病気ではなく、女性でもかかる病気です。検査はレントゲンやエコーで行いますが、レントゲンの際には、造影剤を注射して撮影するIVP(排泄性尿路造影)という検査法を用いることがあります。
検査で結石が小さいと判明した場合、痛み止めの内服薬を処方し、自然に排出するのを待ちます。また結石により尿の流れが滞ると細菌が繁殖し、熱が出ることがあります。熱が出たり痛みが続いたりする場合は、すみやかに来院してください。
尿路結石の手術はどのようにするのですか?
尿道から内視鏡を入れてレーザーで結石を砕きます。
検査の結果、結石が大きかったり合併症があったりする場合は、内視鏡で手術します。内視鏡を尿道から入れ、膀胱を通して結石があるところまで挿入します。その後、レーザーによって結石を細かく砕いて取り出します。
通常は3日間の入院が必要になり、熱などが出なければ翌日に退院となります。なお、手術の影響による尿の通過障害を防ぐために、術後2週間は尿管ステント(細いチューブ)を入れておくことがあります。
尿路結石は一度手術を行えば大丈夫でしょうか?
再発の可能性があり、予防が大切になります。
尿路結石は5年ぐらいで再発する可能性があるため、注意が必要です。結石の成分によってご自身で再発の予防対策をとれるように生活指導を行っています。たとえば、シュウ酸はホウレンソウやチョコレート、紅茶などに多く含まれるため、カルシウムと一緒に摂取すると、体内で結合して便として排出される可能性が高くなります。そのため、結石成分がシュウ酸カルシウムの患者さまには、チョコレートはミルクチョコレート、紅茶はミルクティをおすすめしています。なお、水分を1日2リットル以上とることは、結石の成分にかかわらず予防に有効です。
前立腺肥大症
最近尿の勢いがなくなり、出づらかったりして気になっています。

前立腺肥大症が疑われます。お越しいただければ、検査いたします。
「歳をとり尿の勢いがなくなった」「残尿感がある」「夜間に頻繁にトイレに行くようになった」という声はよく聞きます。頻尿の基準は1日8回以上トイレに行くこととされていますが、頻尿だけで前立腺肥大症とはいえないので、お困りでしたらご相談ください。エコー検査などで診断いたします。
内服薬による治療となりますが、症状を緩和するだけで根本的な治療ではないため、お薬をやめると症状が戻ることがあります。そのため、改善が見られない方や薬を飲み続けたくないという方には手術をおすすめしています。なお、手術は3~5日の入院が必要です。
尿漏れ
尿漏れで悩んでいます。どんな治療法がありますか?

骨盤底筋体操による改善や手術による治療などを行っています。
尿漏れは中高年の女性に多い症状です。尿漏れには大きく2種類あり、咳やくしゃみなどでおなかに力が入ったときに漏れてしまうのが「腹圧性尿失禁」、急に尿意を催しトイレに間に合わずに漏れてしまうのが「切迫性尿失禁」です。
腹圧性尿失禁の治療には、骨盤底筋を鍛える体操(※)や手術などの方法があります。骨盤底筋体操は、女性スタッフがマンツーマンで指導しています。手術は尿道を支えるメッシュテープを挿入するものがあります。切迫性尿失禁の治療はお薬がメインで骨盤底筋体操の指導も行っています。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
過活動膀胱
過活動膀胱とはどんな病気ですか?

突然トイレに行きたくなり頻尿や夜間頻尿を伴う病気です。
過活動膀胱とは、急にトイレに行きたくなる尿意切迫感があり、頻尿や夜間頻尿を伴う症状のことです。特に女性に多いといわれていますが、加齢によるものだと思い込んだり羞恥心があったりするため、受診をためらう患者さまも少なくありません。
治療は内服薬で行いますが、いくつか種類があるので、試しながらその方に合うものを見つけていきます。なお、症状の裏に膀胱がんや前立腺がんなどが隠れていることがあるため、気になる方は早めにご相談ください。
女性泌尿器科

女性医師が女性特有の悩みに対応いたします
当院では、女性も気兼ねなく受診していただけるように、女性医師による女性泌尿器科を開設しています。診療は週3回、月曜日・火曜日・金曜日の午後、予約制で行っています。男性医師には話しにくかったりすることでも、気兼ねなく相談していただけるかと思います。
「急に尿意があり漏れる」「夜間に何度もトイレに起きる」「排尿時に痛みがある」「血尿が出る」などの症状でお悩みの方はご相談ください。「日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医」である女性医師が、尿失禁や骨盤臓器脱、過活動膀胱、間質性膀胱炎をはじめ幅広い疾患に対応しています。
薬院ひ尿器科医院の基本情報
診療科目 | 泌尿器科 | |||||||||||||||||||||||||||
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標榜科目 | 女性泌尿器科 | |||||||||||||||||||||||||||
住所 |
福岡県福岡市中央区薬院2-5-20地図
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アクセス |
西鉄バス 南薬院停留所 下車徒歩約3分 駐車場有り(5台) |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療
受付は診療終了30分前まで |
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電話番号 |
092-761-3001 |
特徴・設備
特徴 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場有り(5台) |
専門医 |
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対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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治療 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
女性の患者さまが相談しやすい泌尿器科です
月・火・金の午後は女性医師が診療。女性専用の診察室がありプライバシーにも配慮しているので、「女性医師に泌尿器の悩みを相談したい」という方におすすめです。
ポイント2
女性に多い「尿漏れ」の改善に取り組んでいます
尿漏れの治療、手術、女性スタッフによる骨盤底筋体操に対応しています。くしゃみで尿が漏れる、急に尿意を催すとお悩みの方は相談してみてはいかがでしょうか?
ポイント3
土曜日の手術にも対応。入院設備も整っています
入院手術のために平日は仕事を休めないという方でも、土曜日の午後に入院・手術をして日曜日に退院など、患者さまの状態を診ながらスケジュールを組むことが可能です。