胸部外科
漏斗胸は治療を行うことで機能も見た目も改善できる病気です
漏斗胸(胸郭変形・ロート胸)とは、胸に陥没のような変形がみられる病気です。胸部が変形していることで、心臓や肺などへの身体的な負担や、胸の変形が他者から見て分かるために精神的な苦痛をともなう場合もあります。
肋骨や助軟骨などが体の内側へ引っ込むことで、胸骨も引っ張られ胸がえぐられたような状態になります。「凹み」の状態が一定以上進行すると肺や心臓、胃などの機能を阻害し生活に支障が出る場合もあります。
当院では40年以上漏斗胸の治療に取り組んでおります。Nuss(ナス)法という治療方法によって、患者さまの負担の軽減につながるよう工夫しております。
また、この治療は身体や生活面への負担を考慮し、お子さまの身体が成熟しきる前に行うことを推奨しております。当院では大人の方の治療も対応しておりますので、治療やサポートについてご相談ください。漏斗胸は治療を行えば見た目や機能が改善できる病気ですので、治療をご希望の方は気軽にご来院ください。
お子さまの漏斗胸治療
お子さまの漏斗胸治療について、3歳以上であれば対応が可能です。お子さまの漏斗胸はご本人やご家族では気付きにくい場合が多く、学校の健診などで初めてわかるケースもあります。また、この病気は放っておいても命に関わるものではないため、今後の治療について詳しい説明がなくどうしたらよいか分からないという方も多くいらっしゃいます。
お子さまの手術には、「自立支援医療(育成医療)」というものがあり、18歳未満で手術をすれば治療費の補助が出る場合があります。また、身体的にも骨が柔らかく変形した箇所を戻しやすいといった利点があります。治療費や補助に関するご質問は、医師やスタッフへ遠慮なくおたずねください。
治療を受けられるのがお子さまということもあり、インフォームド・コンセントを大切に、対話をしっかり行うよう努めております。メールでご相談いただいた際は、院長自ら返信するようにしています。治療に際し、お子さまは親御さまの不安な気持ちを敏感に察し、自身でも不安を感じてしまうものです。そうならないよう、医師と患者さまやご家族が信頼関係を築き、納得して治療を受けられるよう努めています。
心臓内科
心臓の病気に特化した検査を行い、早めの発見・治療に努めています
心臓内科では主に、循環器内科のような症状や病気に対応しております。睡眠時無呼吸症候群や狭心症、心筋梗塞などの虚血性心病気、心筋症や心不全、不整脈、弁膜症、末梢血管病気などの循環器の診療をしています。
また、心臓ドック(※)の導入もしております。人間ドックよりも心臓の検査に特化した仕組みです。対策が取れないほど悪化するまで異常が進行してしまう前に、早期発見・早期治療が行えるようサポートしております。
発見しづらい、症状が出にくいという点から心臓病を放置してしまう方がいらっしゃいます。発作が起こり苦しくなってから救急で来院され、その重大さに気づく方が多いのです。心臓病はどれも治療が難しく、患者さまの生活を制限してしまう症状が多い病気です。早期発見と早期治療が大切ですので、ささいな症状でも不安な点があればお早めにご来院ください。
(※)は自由診療になります。料金は料金表をご確認ください。
心臓ドック
心臓病が命に関わる病気であることはご存じだと思います。
人間ドックで「異常なし」という結果でも、心臓の病気で突然亡くなるというケースは珍しくありません。一般的な人間ドックは、心臓の検査という点において決して十分であるとは言えないと考えています。当院の心臓ドック(※)は複数の検査を行えますので、患者さまの希望に添ったものが行えるかと思います。入院はせず、2日間の通院で検査いたします。また、検査結果は1週間以内に出ますので、異常があった際は直ちに治療に移行していただけます。
心臓の異常をいち早く発見することと、ご自身の心臓の健康状態を把握し、より良い生活が維持できるようお手伝いいたします。
(※)は自由診療になります。料金は料金表をご確認ください。
心臓血管外科
心臓の異常や下肢静脈瘤など血管の病気を治療します
心臓血管外科では主に、心臓の血管に関する病気全般に対応しております。具体的には、狭心症や心筋梗塞合併症などの心臓の血管異常、弁膜症、真性大動脈瘤や解離性大動脈瘤などの大動脈の異常、心臓移植や補助人口心臓の移植をした重症心不全、下肢静脈瘤などの抹消血管の異常、その他先天性の心臓の病気を治療しています。
主に成人の方の心臓や血管に関する病気全般について外科治療を行っております。当院には心臓カテーテル室があり、心臓カテーテル検査や経皮的冠動脈形成術、ペースメーカーの植込み手術を行っております。
また、当院では下肢静脈瘤の治療に力を入れて取り組んでおり、患者さまに合わせたいくつかの治療法を提案しております。基本的に入院はせず、通院で治療可能ですのでまずはご相談ください。
下肢静脈瘤
下肢静脈瘤は、動きの少ない立ち仕事をされる方や経産婦さんがかかることの多い病気です。生活スタイルや体質的に、静脈に圧力がかかる方がなりやすい傾向にあります。圧力がかかることで足の静脈の一部が盛り上がるなどの外見の異常が起き、症状が進行すると足の疲れやすさやうっ血性皮膚炎などの原因となります。
下肢静脈瘤の診断には超音波(エコー)検査を行います。超音波で下肢の静脈の状態を確認することができます。
当院では主にレーザー治療を行います。この治療法は傷口が小さく済み、患者さまの身体への負担も少なく済みます。治療後の傷跡も目立ちにくいため、周囲の目を気にせずいつも通りの生活を送ることができる場合が多いです。そのため、特に女性はおよろこびになる方が多くいらっしゃいます。
社会医療法人 笠置記念胸部外科 松山笠置記念心臓血管病院の基本情報
診療科目 | 胸部外科 内科 外科 心臓血管外科 循環器内科 放射線科 リハビリテーション科 呼吸器内科 | |||||||||||||||||||||||||||
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診療内容 |
インフルエンザ予防接種 |
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住所 |
愛媛県松山市末広町18-2
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アクセス |
駐車場有り(5台) 近隣のコインパーキングも利用可 |
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診療時間・休診日 |
休診日 水曜・日曜 土曜・祝日診療
休診日:水曜日・日曜日 |
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電話番号 |
089-941-2288 |
特徴・設備
待合室 |
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待ち時間対策 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場有り(5台) 近隣のコインパーキングも利用可 |
サービス |
クレジットカード利用不可
多言語対応 ( 英語中国語韓国語 )
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専門医 |
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