脳神経外科

脳神経の異常による病気を詳しく検査して丁寧に説明いたします
脳神経の異常と一口に言っても、さまざまな症状があります。頭痛やてんかんにも種類があるのです。病気の種類を正しく判別し、患者さまの症状を緩和させることが、当クリニックの役目であると思っています。そのためにも、初診は30分ほどの時間をいただき、患者さまの症状を伺うようにしています。
脳血管障害の代表的な病気と言えば、脳梗塞があげられます。大きな脳梗塞は麻痺やしびれがありますが、小さな脳梗塞は無症状のこともよくあります。実は症状が出にくい病気でもあるのです。自覚症状がない場合、歩いて来られる方が多いので、再発しないよう脳梗塞の予防をしましょうとお話ししています。
脳梗塞の原因としては、高血圧症、脂質異常症、糖尿病などがあります。それらの予防・早期発見がとても重要な病気と言えるでしょう。
頭痛
慢性的な頭痛に長く悩んでいます。相談は可能ですか?

はい。問診でしっかりとお話を伺い、痛みを和らげるためのサポートをしています。
当クリニックには、頭痛でお悩みの患者さまがよく来院されます。
頭痛は、命にかかわったり予後が悪かったりすることはそれほどありませんが、生活に大きな支障をきたします。また、慢性的な頭痛は仕事や育児に影響を及ぼすリスクもあります。「体質だから」、「もう良くならないから」と思って諦めないでください。少しでも痛みを和らげ、症状を緩和させるお手伝いができればと思います。
まずは、しっかりとお話を聞かせてください。特に初診の際は、長い時間の問診になるかと思いますので、余裕を持って来院していただくようお願いいたします。
片頭痛に対する薬を処方していただけますか?

はい。痛み止めや片頭痛に対する薬の処方が可能です。生活習慣の指導も行っています。
片頭痛とは、ストレスや睡眠不足、食生活、ホルモンの変動などが原因となり、頭の血管が拡張・炎症して痛みを引き起こす疾患です。
当クリニックでは、問診やCT検査で頭痛を引き起こす疾患の有無を確認した後に、治療を行います。治療としては、まず天候などの環境要因、食生活、ストレス、ホルモンの変動などの片頭痛を引き起こす要因について、詳しくお伺いします。そのうえで、誘発因子を可能な限り避けることをお伝えしたり、適度な睡眠や規則的な食事などの生活習慣の指導も行います。場合によっては、痛み止めや片頭痛に対する薬などを処方することも可能です。
慢性的な頭痛でお悩みの方は、気兼ねなくご相談ください。
めまい
めまいについて、クリニックではどのような検査を受けることができますか?

問診と聴力検査を実施し、必要であれば重心動揺計やCTなどでさらに検査を行います。
めまいは、女性に多い病気です。
めまいで来院された患者さまには、詳しい問診を行っています。めまいの種類や、手足のしびれがないかなど、身体に起きている症状をお聞かせください。患者さまの日常における変化は、大切な情報のひとつです。
お話をしっかりと聞いた上で、聴力などの神経学的検査を行います。問診と聴力検査をして原因が分からなければ、重心動揺計という機器を使った検査を実施します。症状によっては、頭部CT検査で異常がないかの確認も行います。頭蓋内の異常や脳腫瘍の有無、内耳道・三半規管に異常はないかなど、さまざまな角度から状況を判断するようにしています。
めまいがある方は、症状が出てから病院へ行くという形でも構いません。定期的な通院の必要はありませんが、めまいから大きな病気が見つかる場合もあります。気になる症状があった場合は、早めの来院をご提案します。
てんかん
てんかんの治療について教えてください。

お薬で治療を行います。てんかんにはさまざまな種類があるため、詳細な検査を行い、治療を進めます。
突然意識がなくなる、手足がけいれんするなどの症状が出たら、「てんかん」かもしれません。
てんかんにはさまざまな要因があり、どの世代、どんな方でも起こりうる脳神経異常です。こうして聞くと、恐ろしいものに聞こえてしまうかもしれませんが、きちんと薬を飲むことで、症状の緩和が期待できる病気でもあります。てんかんには一人ひとりの形があるので、まずは問診と脳波検査・画像検査などで、原因を探っていきましょう。
検査後は、どういった経緯で身体に変化が起きているのかをしっかりと説明することで、患者さまのメンタルケアができればと思っています。また、薬の処方を間違ってしまうと、かえって悪くなってしまうこともあるので、初診時の診察は長めに時間を取るようにしています。
高血圧症、脂質異常症
健診で高血圧症と指摘を受けました。受診は必要ですか?

高血圧症は脳血管障害の危険因子となりますので、指摘を受けた場合は一度ご相談ください。
高血圧症の方は、脂質異常症や糖尿病などの生活習慣病を合併していることが多々あります。生活習慣病にかかると、脳出血や脳梗塞などの脳血管障害が起きやすくなります。中でも高血圧性脳出血は、脳出血の9割にもおよぶため、高血圧症を治療することは、脳出血の予防へとつながります。
脳血管障害は、命にかかわる危険な病気です。健診などで血圧が高いと判明した方、コレステロール値が高いと言われた方はご相談ください。当クリニックでは、症状に応じて血圧脈波検査装置やCTスキャンでの検査を行います。問診と検査で脳の形状を調べた上で、脳血管障害が起こりにくくなるよう、生活習慣の見直しへとつなげます。
なお、血圧は薬で下がるので、採血を繰り返す必要はありません。生活習慣病におけるさまざまなリスクを下げるためにも、しっかりと血圧をコントロールしていきましょう。
禁煙治療
禁煙したいと思っていますが、長く続きません。相談できますか?

はい。ストレスが少なく禁煙できるようにサポートしていきますので、気兼ねなくご相談ください。
当クリニックでは、喫煙している方に向け、禁煙のための保険適用治療を行っています。保険が適用されるのは、ニコチン依存度のスクリーニングテストを受けた上で、治療が必要だと判断された場合です。
タバコを吸うことで、脳血管障害のリスクが上がります。また、タバコを吸わない方と比べて、肺がんのみではなくさまざまな部位でがんの起こるリスクが上がります。治療をご希望の患者さまには、薬を処方し、なるべくストレスのない禁煙につなげられるようアドバイスします。
タバコをやめたくてもやめられない方、禁煙を考えている方は、まずは相談ください。
睡眠時無呼吸症候群
日中に強い眠気を感じます。何かの病気でしょうか?

睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。自宅でできる検査がございますので、一度ご来院ください。
当クリニックには、睡眠時無呼吸症候群の患者さまも来られます。睡眠中に呼吸が止まっているなどの症状をご家族に指摘された方、日中激しい眠気に襲われる方などはご相談ください。
睡眠時無呼吸症候群は、高血圧症につながります。また、血圧が上がることで、脳卒中や脳梗塞になる確率が上がってしまいます。睡眠時に呼吸が止まっているということは、休んでいるはずの身体に大きな負担がかかっているということです。
症状が疑わしい患者さまには、簡易検査にて対応します。自宅でできる簡易的なキットを使った検査です。治療は、CPAP療法という、気道に空気を送り続ける装置を使用して行います。場合によっては、体重を落とす必要性などもアドバイスさせていただきます。
田中脳神経外科クリニックの基本情報
診療科目 | 脳神経外科 | |||||||||||||||||||||||||||
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住所 |
鹿児島県鹿児島市山之口町1-30 Ideharaビル3階
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アクセス |
鹿児島市電「高見馬場」電停より徒歩約1分 近隣立体駐車場サービス有 車でお越しの方は、中央ビル裏立体駐車場を御利用ください。 |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療
休診日:金曜午後・土曜午後・日曜・祝日 |
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混雑の目安 |
10:00~12:00 ※混雑状況の目安は各医院への取材情報を元にして掲載しておりますが、実際の状況とは異なる場合がございます。あくまでも参考の一つとしてご活用ください。 |
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電話番号 |
099-216-9100 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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設備 |
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駐車場 |
近隣立体駐車場サービス有 車でお越しの方は、中央ビル裏立体駐車場を御利用ください。 |
サービス |
多言語対応 ( 英語 )
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専門医 |
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対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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治療 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
CTなどの機器を備えており、診断までがスムーズ
マルチスライスCTのほか、脳波検査を行うための機器などを備えています。検査後はすぐに診察を行っており、症状の原因を早く知ることができます。
ポイント2
長引く頭痛・めまい・てんかん発作にも対応
院長は「日本脳神経外科学会認定 脳神経外科専門医」です。脳卒中をはじめ、長引く頭痛・めまい・てんかん発作なども対応しています。
ポイント3
てんかんの検査・治療に時間をかけています
てんかんは、高齢者の方にも見られます。田中脳神経外科クリニックでは、院長がしっかりと時間をかけて検査・治療を行っています。