内科

内科と肝臓の疾患や生活習慣病をトータルサポート
当クリニックは発熱、咳、鼻水、また腹痛、排尿痛などの急性の症状や、花粉症などのアレルギー疾患、高血圧、糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病の治療を行っています。さらに肝疾患診療に携わってきた医師が在籍しており、健診で指摘された肝障害、ウイルス肝炎(B型、C型)、自己免疫性肝炎などに対する治療を行っています。また肝細胞がん、食道静脈瘤などで総合病院での治療が必要な場合は速やかにご紹介し、退院後の継続した治療を行うことで、トータルにサポートできるよう心がけています。
当クリニックでは、採血、検尿、胸写、心電図、腹部エコー検査が可能です。白血球、貧血、炎症反応、血糖、HbA1Cについては、採血後5分程度で結果がわかる体制となっています。健診で異常を指摘されても、症状がない場合はついそのままで医療機関にかからなくなりがちですが、自分の現在の状態を知るため、または潜んでいる病気が進行しないための治療を受けて、健康な状態を維持するために、医療機関への受診をおすすめします。
肝臓疾患

当クリニックでは日本肝臓学会認定 肝臓専門医が在籍しており、さまざまな肝疾患に対するトータル的なサポートを目指しています。
肝臓は、身体の化学工場のような臓器です。消化管を通じて取り込まれた糖質、タンパク質、脂質などの栄養素を化学変化させ、肝臓内に貯蔵したり、外に送り出したりしています。また薬やアルコールの代謝にも関わり、さらに肝細胞は胆汁を分泌して胆管を通じて十二指腸に届け、脂肪を乳化させ吸収しやすくさせる役割も担っています。多少のダメージを受けても再生する能力の高い臓器ですが、ウイルスや薬、アルコール、また体重増加や糖質や脂質異常に伴う代謝性の誘因によって機能低下をおこすことあります。
C型慢性肝炎については、経口剤での治療が一般的となり、治療期間も短縮されました。
B型慢性肝炎に対しては、投薬による治療の必要性、採血や画像検査の間隔などについても個々の患者さまの状態に応じて判断しています。慢性肝炎から肝硬変への進行も、治療により未然に防げることができる場合も増えています。
B型肝炎
B型肝炎とは、B型肝炎ウイルス(HBV)に感染することで肝臓に炎症がおこる病気です。急性肝炎の場合は黄疸や吐き気、食欲不振などの自覚症状が現れることもありますが、慢性肝炎では自覚症状がない場合がほとんどです。
免疫機能が未熟な年齢、すなわち出産時(経胎盤、経産道)、あるいは乳幼児期にB型肝炎ウイルスに感染すると9割以上のケースが持続感染に移行します。そのうち9割は若年期にHBe抗体を獲得し、非活動性のキャリアの状態となり病態が安定化します。しかし残りの約1割はウイルスの活動性が持続して慢性肝炎の状態となり、年率約2%で肝硬変に移行し、肝がんを発症したり、肝不全に進展する可能性があります。
このようにHBs抗原陽性が持続している患者さまの病態はそれぞれ異なっており、核酸アナログ製剤という抗ウイルス治療の対象かどうかは、将来的に肝硬変や肝がんを発症するリスクの高い状態の方かどうかを見極めながら、慎重に対応しています。また、経過観察でよいケースの方も抗がん剤や免疫抑制剤などの治療中に再活性化される場合があります。
成人になってからのB型肝炎ウイルス感染の多くは、急性肝炎後に自然経過で鎮静化することが一般的ですが、ウイルスの種類によっては(多くはHBVゲノタイプA)慢性肝炎に移行するケースが増えています。ゲノタイプAの場合は慎重なフォローが必要です。
HCV-RNAが陽性であれば、かなりの割合で抗ウイルス治療の適応になるC型慢性肝炎と比べて、B型慢性肝炎は個々のケースにあわせての対応となります。
これまでHBs抗原陽性といわれて自覚症状のない方でも、このまま経過観察でよいのかどうか迷われていらっしゃいましたら当院までご相談ください。
生活習慣病
当クリニックでは、高血圧症、糖尿病、脂質異常症(コレステロールや中性脂肪が高い方)、高尿酸血症などの疾患の方が多く通院されています。これらは痛風発作(高尿酸値が継続している状態でおこる)を除けば、ほとんどの場合、症状の自覚が難しい疾患です。最近特に糖尿病の患者さまが増えていることを実感しています。
糖尿病は重篤な内臓や血管の合併症により、寿命を縮めてしまう危険性をもった病気です。しかし現在では多くの新薬の開発により治療の選択肢も広がり、食事療法、運動療法とあわせて治療を受けることが、血糖コントロールを良好な状態を維持し、合併症を防ぐことにつながると考えています。血糖コントロールが悪化した場合には、糖尿病を担当する医師に一時的に治療をお願いすることもあります。コントロール改善した後は、当クリニックでの継続した治療を行い、切れ目のない治療ができるよう心がけています。
健康診断と検診
生活習慣病は、自覚症状なしに健康診断で発見されることが多い疾患です。糖尿病を例に挙げるとこれまで血糖関連検査に異常がみられなかった方でも、年齢を重ねるごとに少しずつ血糖値が上昇していく場合がみられます。1年ごとに検査を受けることで、早期の段階で治療開始できれば、結果的に健康寿命をのばすことにつながると思っております。コレステロールや中性脂肪の上昇、尿酸高値、肝機能障害など、これらも自覚症状がないことがほとんどですが、長期的にみると、血管の病気を引き起こしやすくなったり、臓器自体にダメージをあたえるリスクとなっている場合もあります。自己判断せずに、よろしければ一度ご相談ください。
また当クリニックでは、就職時の健康診断(※)や、特定健診(よかドック)(※)、B型肝炎、C型肝炎の無料肝炎検診、子宮頚がん検診(※)、子宮体がん検診(※)、予防接種(※)を行っております。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。各自治体によって公費負担になる場合があります。福岡市の特定健康診査を実施しており、対象の方は公費負担で受けていただけます。
産婦人科

産婦人科では言いにくい症状も含め、女性の総合的なサポートを実施
産婦人科では、月経異常と妊娠に関連していらっしゃる患者さまが多くなっています。月経異常には、生理不順や不正出血といったことから、生理痛や生理前のイライラといった悩みも含まれます。若い方には生理不順が多いですが、出産年齢が上がっているためか、年齢とともに生理痛がひどくなる方もおられます。現在は生理痛などを我慢する時代ではないと思っています。
また、更年期に関してご相談にいらっしゃる方もおられます。当クリニックは月経異常などのトラブルを軽減する対症療法だけでなく、女性の人生をトータルサポートする診療を行っています。妊娠に関しては、妊娠したいけれどできない人、妊娠した人、妊娠したくない人、という3通りの方がおられます。妊娠したくない人は避妊を、妊娠したいけれどできない人は不妊症となるわけです。
感染症の方もいらっしゃいます。性行為感染症もありますが、おりものが多い、痒みがある、外陰部に不快感があるといった方もいらっしゃいます。また、子宮系のがん検診(※)も行っています。何か困ったことがあったら、お気軽にご相談いただければと思います。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。各自治体によって公費負担になる場合があります。
性行為感染症

梅毒、淋菌感染症、クラミジア感染症、ケジラミ症などは治療による改善が可能な疾患です。知らない間にほかの人にうつしてしまう前に治療をするのが肝要です。
性感染症の予防は、避妊とも密接な関係があります。避妊に関しては、ピル(※)などの内服治療が中心になります。さらに妊娠のリスクを下げたい場合には、コンドームとピルの両方を使うのを推奨いたします。コンドームは、性感染症の予防にもおすすめです。
クラミジアや梅毒といった性感染症は、薬で治療することができます。知らないうちにうつしてしまうといった状況を防ぐためにも早期に来院していただき、治療をすることが重要になります。治療を受けておかなければ、後々の妊娠や出産にも悪影響が出てくる可能性があります。
知りたいことがあるけれど聞けない、何をする必要があるのかどうかすらわからない、といった場合には、まず相談していただきたいと思います。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
妊婦健診
当クリニックでは分娩は行っていませんが、妊娠の診断や母児のリスクの相談、妊娠初期から中期の妊婦健診などを行っています。
最近は妊婦さまの年齢が上がっているので、妊娠高血圧症候群などにかかる方も増えています。妊婦健診では、血圧測定や尿検査を中心に胎児心拍の確認のためのエコーなどを行っています。日本では、出産後の1カ月健診は産んだ病院で行いますが、その後に関しては規定がありません。少し時間が経ってから出血が起きた、といった場合には分娩した病院だけでなく、当クリニックでも対応しています。特に、里帰り出産をされた後に戻ってこられたといった方に重宝されています。
また、子宮がん検診(※)は20歳から受けられますから、若い方でも、定期的に受けていただければと思います。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。各自治体によって公費負担になる場合があります。
福嶋クリニックの基本情報
診療科目 | 内科 産婦人科 婦人科 肝臓内科 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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診療内容 |
インフルエンザ予防接種 MRワクチン予防接種 B型肝炎予防接種 成人用肺炎球菌予防接種 健康診断 大腸がん検診 大腸がん検診(便潜血検査) 子宮がん検診 子宮がん検診(子宮頸がん検査) 前立腺がん検診 |
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住所 |
福岡県福岡市博多区吉塚1丁目14-23
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アクセス |
西鉄バス停「吉塚東口(福岡銀行前)」下車より徒歩約3分 駐車場有り (5台) |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療
【休診】水曜午後・土曜午後・日曜・祝日 |
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電話番号 |
092-621-8866 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場有り (5台) |
サービス |
多言語対応 ( 英語 )
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専門医 |
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対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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治療 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
内科も産婦人科も受診できるクリニックです
「日本内科学会認定 総合内科専門医」と「日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医」が在籍。1つのクリニックで両方受診できるので便利です
ポイント2
内科と産婦人科は階が別で女性が通いやすい環境
内科は1F、産婦人科は2F。待合室もそれぞれ分けて設置され、プライバシーがしっかりと守られています。デリケートなことでお悩みの女性でも通いやすい環境です。
ポイント3
説明が丁寧で、病気についての理解が深まります
病気の説明がしっかりとしているので、自身の病気についてより深く理解できるかと思います。また治療法についても、患者さまに合った方法を相談し、選択できます。