診療案内｜香椎耳鼻咽喉科

一般的な症状

ちょっとした風邪症状でも診てもらえますか？

もちろんです。耳・鼻・のどに関する症状はお任せください。


耳鼻咽喉科は、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、のどの痛み、めまい、耳鳴り、難聴などの症状を幅広く診ています。診療では問診や触診などをし、必要に応じてCT検査や血液検査で病気の原因を突き止めます。耳・鼻・のどに違和感がありましたらお早めにご来院ください。

慢性副鼻腔炎

においを感じられなくなってしまいました。何か鼻の病気でしょうか？

好酸球性副鼻腔炎という病気の恐れがあります。受診をご検討ください。


鼻づまりがなくても、においが感じられないと思ったら注意が必要です。新型鼻づまりと呼ばれる好酸球性副鼻腔炎（こうさんきゅうせいふくびくうえん）にかかっているかもしれません。好酸球性副鼻腔炎の場合、鼻腔の中に鼻茸（はなたけ）と呼ばれるポリープが見つかることが多く、これは鼻の粘膜が炎症を起こし肥大化したものです。

通常の蓄膿症（ちくのうしょう）の手術ではポリープがすぐに再発してしまうため、当院では、粘膜を取り除き再発を抑制する手術によって慢性症状の改善を目指します。

慢性副鼻腔炎の恐れがある場合どのような検査や治療をしていますか？

頭頸部用CTによる検査をおこない、必要であれば手術での治療をしております。


当院は、頭頸部（とうけいぶ）用コンピューター断層撮影（CT）装置を備えております。鼻づまりや鼻水、においが感じられないといったことでお困りの患者さまに対しては、CTを使って膿がどれくらいたまっているか、現在の副鼻腔炎の状態を詳しく確認いたします。

日本耳鼻咽喉科学会の定めるガイドラインに照らし合わせて、重症・最重症に該当する患者さまには、慢性症状の改善を目指した手術をご提案しています。

内視鏡下鼻内副鼻腔手術によって、切開や切除する部分は少なくし、症状の原因のひとつである粘膜を取り除きます。

アレルギー性鼻炎

お薬での治療以外でアレルギー性鼻炎を改善することはできますか？

アレルギー性鼻炎は手術をすることで症状の改善を見込めます。長い間、お悩みの方はご相談ください。


アレルギー性鼻炎は、一度症状があらわれたらお薬をずっと飲み続けないといけないと症状の軽減を諦めていらっしゃる患者さまも多いかもしれません。しかし、外科的治療によって改善が目指せますので、重症化する前に相談していただければと思います。

アレルギー性鼻炎の鼻づまりやくしゃみの症状をやわらげるためには、鼻腔の中にある下鼻甲介（かびこうかい）という骨を削って鼻の通りをよくする手術や、鼻づまりを誘発する神経をブロックする手術をおこなっています。血管も一緒に取り除くことで再発を抑制する手術です。

子どもがアレルギー性鼻炎です。何歳から手術可能でしょうか？

10歳以上であればお子さまでも手術を受けていただくことができます。


近年は、アレルギー性鼻炎も低年齢化しているため、小さい頃から鼻づまりやくしゃみ、口呼吸によるのどの痛みといった、さまざまな不快感に悩まされているお子さまが増えていらっしゃいます。

当院では内視鏡による手術をおこなっておりますので、お顔を切開する必要がありません。また、全身麻酔で眠っている間に手術が終わってしまいますので、手術を怖がるお子さまでも大丈夫です。麻酔の影響もできるだけ少なくてすむような手術を心がけています。

手術が適している方

どのような病気の手術をおこなっていますか？

アレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎、鼻中隔弯曲症など鼻の疾患の手術を多くおこなっています。


7つの医院で構成される当グループでは、鼻の疾患を中心に、のどや耳など耳鼻いんこう科のさまざまな病気の手術に対応しています。

アレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎の場合、日本耳鼻咽喉科学会のガイドラインで重症・最重症に該当する患者さまには、手術を適用しています。また、鼻中隔が大きく曲がることによって慢性的な鼻づまりや呼吸の困難がある鼻中隔弯曲症（びちゅうかくわんきょくしょう）の場合には、鼻中隔矯正術もおこなっています。

当院では、お薬による初期治療から日帰り手術まで対応しており、入院が必要な手術の場合はグループ内の別医院を紹介しております。なお、日帰り手術は経過観察のため術後の通院を要します。

鼻の手術はどれぐらいの時間でできますか？

症例にもよりますが早ければ1時間ほどで終わり、その日のうちにご帰宅いただけます。


当院では、1時間ほどで鼻の手術をすることができます。できる限り早く終わらせることで、ダメージも麻酔の影響も少なくなるように配慮しています。手術したその日のうちにご帰宅できるのが特徴です。

術後約1週間はガーゼやマスクをつけて出血を予防していただく必要はありますが、通勤や通学はいつも通りしていただけます。お忙しくて手術の時間が取れないと諦めていた方も、まずはご相談ください。

入院手術の場合はグループ内の別医院でおこないますが、退院後の通院治療は当院で対応可能です。