内科
病気だけを診るのではなく、患者さんを全体的に診る診療
当院では、糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病、バセドウ病や橋本病などの甲状腺疾患、そして風邪、インフルエンザや気管支喘息などの呼吸器疾患、胃腸の病気や脂肪肝などの消化器疾患など内科全般の病気に対応しています。病気だけを診るのではなく、患者さんを全体的に診ていくように心がけております。
たとえ、どこに相談すればいいのかわからないような症状でも、ご相談いただきましたら、可能な限り当院で対応させていただきます。当院で対応できない病状の場合には、ほか医療機関との病診連携を行っていますので、対応可能な医療機関へご紹介させていただきます。また、病状などから漢方薬による治療が効果的と考えられる場合には、お勧めする場合もあります。
糖尿病
のどがかわく(口渇)、たくさん水を飲み・たくさん尿が出る(多飲・多尿)、体重減少、足がしびれるなどの症状でお困りの方は、糖尿病の可能性があります。
糖尿病は、生活習慣の乱れが病状に大きく関係します。例えば、「若い頃はすごく痩せていたが10kg以上太った」「急に太った」「会社では事務職で一日中座りっぱなし」などです。そのため、糖尿病治療目的で来院された方には、一般的な問診票以外に、当院で用意した糖尿病の方向けの問診票を用いて、食生活習慣の乱れが糖尿病の発症や悪化につながっていないかを問診していきます。治療の際には、問診票や検査結果などを勘案し、患者さんと相談しながら治療方針・治療薬などの決定をさせていただいています。
糖尿病の治療には、食事療法、運動療法、内服薬治療、注射製剤(インスリンやGLP-1受容体作動薬)があります。
当院での糖尿病診療は、①糖尿病治療における自己注射の導入、②糖尿病の合併症診断及び重症度の評価を詳しく検討し個別に治療方針を決定、を特徴としています。
①糖尿病治療における自己注射の導入:多くの方は、生活習慣改善と内服薬で治療が可能です。しかし、いろいろ試みてもどうしても血糖コントロールが安定せず、治療上必要な場合、インスリンの自己注射の導入やGLP-1受容体作動薬の自己注射の導入を実施しています。自己注射の手技を習得することを目的にした入院は必要ありません。
②糖尿病の合併症診断及び重症度の評価:当院での糖尿病治療は、単に血糖コントロールの治療と考えず、最終目的である合併症の予防あるいは悪化阻止に力を入れています。糖尿病には多くの合併症が知られていますが、当院では、そのうちの代表的な合併症である神経障害(神経伝導検査装置DPNチェック)、腎障害(血液・尿検査)、動脈硬化(PWV, ABI, 頚動脈超音波検査)を詳しく検討し、その他の合併症も考慮に入れ、個別に治療方針を決定しています。また、近年では、糖尿病は癌のリスクが高いことがわかっていますので、そのような視点からの診療を心がけています。
バセドウ病、橋本病など甲状腺疾患、内分泌疾患
バセドウ病、橋本病など甲状腺疾患、内分泌疾患に対応しています。内分泌疾患とは、簡単に言うと、甲状腺などのホルモンを分泌する内分泌臓器の病気の事で、体内のホルモンが不足したり(機能低下症)、過剰に分泌したり(機能亢進症)する病気です。内分泌疾患の中で多いのは、バセドウ病や橋本病で知られる甲状腺疾患です。
甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるバセドウ病は、手のふるえ、動悸、以前と同じように食べていても体重が減る(体重減少)、下痢などの症状が起きます。バセドウ病の治療には、抗甲状腺薬などによる内服治療、甲状腺亜全摘出術など外科的治療および経口投与によるアイソトープ治療(*)があります。
当院での治療は抗甲状腺薬などによる内服治療のみですが、治療の際には注意事項があります。特に、現在妊娠中の方や妊娠を予定されている方は申し出てください。当院で対応できない病状の場合には、対応できる医療機関へご紹介させていただきます。逆に、甲状腺ホルモンが不足してしまう橋本病は、むくみ、寒がり、便秘などの症状が起こります。お薬でホルモンの数値をコントロールする治療をおこなっていきましょう。
*アイソトープ治療:放射性同位元素131Iの放出するβ線により甲状腺細胞を特異的に破壊することでバセドウ病を治療する。
呼吸器内科
ぜん息、COPD、睡眠時無呼吸症候群などの症状にも対応しています
咳が止まりにくい、風邪を引いた後に咳だけが止まりにくい、ヒューヒュー・ゼーゼーする、少し動いただけで息苦しいなどの症状がある場合には、咳喘息・気管支喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の可能性があります。
咳や痰(たん)が2週間以上続いている方は、風邪ではなく、肺結核や肺癌(がん)などの肺の病気、胃食道逆流症(GERD, 逆流性食道炎)や副鼻腔炎・後鼻漏・副鼻腔気管支症候群などである可能性もあります。長引く咳は、病気の種類によっては、周りのご家族などにも影響が出る場合もありますし、患者さんの中には、ご来院されてすぐに入院されるケースもございます。ご自身で「まだ、大丈夫」などと自己判断してしまわないで、早めに来院して検査や治療を受けるようにして下さい。治療に使うお薬は、使い方のコツや注意点があるものもあります。しっかりとご説明させていただきますので、ご不安な点があればご質問ください。
気管支喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)
気管支喘息は、主に吸入ステロイド薬と気管支拡張薬で治療していきます。COPDの治療は、主に、禁煙、吸入薬(抗コリン薬など)です。副作用についてもしっかりとご説明させていただきます。
気管支喘息とCOPDは、自覚症状がなくなっても、肺活量検査(スパイロメーター)などを使って病状を確認しながら、根気よく治療をしていく必要があります。治療中の病気以外に、肺の病気が新たに出てきていないか定期的に胸のレントゲンを受けるようにしましょう。また、タバコを吸われている方は、ぜひとも禁煙しましょう!
消化器内科
生活習慣病の視点からも治療します
胃食道逆流症(GERD, 逆流性食道炎)、脂肪肝、便秘、大腸炎などの消化器疾患が対象です。胃酸があがってくる(胸焼け、呑酸)、おくび(げっぷ)が出る、咳(せき)が止まらない、疲れやすい、下痢などの症状があれば来院ください。GERDや脂肪肝などは、生活習慣の乱れや肥満との関わりが深く、食生活習慣の見直しが必要です。
胃食道逆流症(GERD, 逆流性食道炎)
胃酸があがってくる(胸焼け、呑酸)、おくび(げっぷ)が出る、咳(せき)が止まらないなどの症状がある方は、GERDの可能性があります。生活習慣の乱れや肥満が関係していることがありますので、生活習慣の見直しを行いながら、お薬にて治療していきましょう。
また、このような症状で、胃潰瘍(いかいよう)、胃がんや食道がんが起きていることもあります。そのような可能性についても説明させていただいた上で、お薬を処方させていただきます。GERDの症状が続く方は、内視鏡検査をお勧めします。
脂肪肝
肝臓に余分な脂肪がついた状態を脂肪肝といいます。脂肪肝も、生活習慣病の乱れや肥満とかなり密接な関係にあります。ほかの生活習慣病を合併していることもあり、注意が必要です。脂肪肝のうち、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)と呼ばれるタイプは、肝硬変に進行したり、肝臓がんを発症したりすることがあります。
検査では、血液検査、エコーやCTなどで、他の肝疾患がないか確認しながら診察します。脂肪肝と診断されれば、まずは、生活習慣の見直しや減量などを試みて、改善がなければ、お薬を飲んでいただきながら治療していきます。お腹が痛むことがないからといって放置せずにしっかり治療していきましょう。
肝臓は沈黙の臓器ともよばれ、病気による自覚症状が出にくいですが、疲れやすいなどの症状がある方は、一度検査を受けてみましょう。
岩井医院の基本情報
診療科目 | 内科 循環器内科 胃腸内科 呼吸器内科 消化器内科 | |||||||||||||||||||||||||||
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診療内容 |
インフルエンザ予防接種 |
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住所 |
大阪府茨木市総持寺駅前町10-11
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アクセス |
駐車場有り(1台) |
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診療時間・休診日 |
休診日 木曜・日曜・祝日 土曜診療 19時以降診療
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電話番号 |
072-627-2061 |
特徴・設備
待合室 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場有り(1台) |
専門医 |
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対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
平日19時半まで診療。仕事帰りに立ち寄れます
平日(木曜日を除く)は19:30まで診療しており、仕事や学校帰りにも通院しやすいです。また、土曜日も12:00まで診療しています。
ポイント2
「総持寺駅」より徒歩約3分の通いやすい立地
阪急京都本線「総持寺駅」西口より徒歩で約3分の場所にあり、電車でのアクセスが便利です。医院前の駐車スペースや近隣にコインパーキングがあり車でも通院できます。
ポイント3
ネット受付に対応。都合に合わせて受診が可能
通常の診察であればネット受付を利用できるので、患者さんの予定に合わせた受診できます。また、電話による自動音声での受付も可能です。急な体調の変化でも、受診できるよう当日対応もしています。