診療案内｜吉岡医院

生活習慣病

生活習慣病の治療で工夫していることはありますか？

患者さまの病状や生活習慣に合わせた冊子を活用し、説明を行っています。


生活習慣病には糖尿病、高血圧症、脂質異常症などがあり、いずれの病気もそのままの状態が続くと動脈硬化を進行させてしまいます。そのため、生活習慣病の治療では数値の緩和を目指して、日頃の生活習慣を見直すことが重要になります。

当院ではリーフレットや院内で作成した冊子などを使って、患者さまの生活スタイルに合わせた説明をしています。たとえば、お酒が好きな患者さまにはおつまみなどに関する冊子をお渡しして、なるべく分かりやすくお伝えするように工夫しています。

生活習慣病の運動療法について教えていただけますか？

患者さまの症状や生活パターンを把握して、一人ひとりに合った指導内容をご提案します。


運動療法は、患者さまの年齢や体力などに応じて指導内容が異なります。たとえば、肥満にお悩みの会社員の方に「運動をしてください」とお伝えしても、「時間がとれず難しい」という場合があると思います。そこで「帰りの電車は一駅前に降りて歩いてください」、「階段を使ってください」と普段の生活でできそうなことを具体的にご提案しています。また、膝が悪い患者さまで運動がしたいという場合には水泳をご提案するなど、患者さまの症状や生活パターンに合ったアドバイスを行うように心がけています。

食事指導を受ける場合、食べたものをすべて書き出すのでしょうか？

食べたものを、携帯電話やスマートフォンのカメラで撮ってきていただければ問題ありません。


食事療法では、患者さまに食べたものを申告していただきます。その際、携帯電話やスマートフォンのカメラで撮影したものを、お見せいただければ問題ありません。ただし、食べたものをノートに書き出すことは、「自分が何を食べたのか」をきちんと把握できるため、食事をコントロールしやすいというメリットもあります。そのため、必要に応じて、食事内容を書き出していただく場合もあります。書き出すことは手間ではありますが、「自分でやっている」という感覚を持っていただけるのでご提案しています。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合、検査は入院が必要なのでしょうか？

入院は不要です。簡易検査機器を使って、ご自宅で検査を受けていただきます。


睡眠時無呼吸症候群は、日中の強い眠気、睡眠中のいびき、起床時の頭痛などの症状があります。これらの症状に心当たりがある方、ご家族から指摘を受けたことがある方は、一度当院までご相談いただければと思います。

睡眠時無呼吸症候群の簡易検査は、患者さまのご自宅で検査を受けていただきます。検査では、睡眠時の酸素濃度や呼吸状態を評価することができ、その検査結果をもとに「睡眠時無呼吸症候群かどうか」を診断します。

睡眠時無呼吸症候群と診断された場合、どのような治療をするのですか？

軽度の場合はマウスピースを使う場合もありますが、基本的には「CPAP」での治療を行います。


睡眠時無呼吸症候群と診断が付いた場合は、基本的に「CPAP療法」を行います。「CPAP療法」とは、睡眠中に専用のマスクを装着して鼻から気道へ持続的に空気を送り、気道を広げて無呼吸状態を防止する治療法です。また、CPAP療法以外の治療法もいくつかあるので、患者さまの症状や生活スタイルに合わせて治療方針を決定いたします。

アレルギー

子どもの食物アレルギーが気になります。気を付けることはありますか？

はじめて口にする食べ物でも、過度に気にせず少しずつ試していただければと考えています。


「お子さまの食物アレルギーが心配だ」という親御さまもいらっしゃいますが、当院では最初はあまり気にせず少しずつ試していただくようにアドバイスをしています。もしひどいアレルギー症状が出たら、その時に検査などをして原因を探ります。

また、離乳食を開始するくらいのお子さまを対象に、守口市ではアレルギー相談を開催しています。当院も交代制で担当していますので、離乳食やアレルギーについて気になることがありましたらご相談ください。

子どものアトピー性皮膚炎を診察してもらえますか？

アトピー性皮膚炎もしっかりと診療させていただきます。気になるお肌のトラブルもご相談ください。


アトピー性皮膚炎の治療では、保湿やスキンケアについての指導に力を入れています。また、お薬を処方する場合は、お薬を塗るタイミングや塗り方がとても重要となりますので、分かりやすく丁寧にご説明させていただきます。そのほか、カーテンやカーペットを掃除するなど、ハウスダストの対策をしていただくように指導しています。

育児相談

子どもの体重が増えていないといった相談でも可能でしょうか？

体重が増えていないと心配する方もいますが、ゆっくりでも増えていれば基本的に問題はありません。


お子さまに関するご相談では、「ミルクの飲みが悪くて体重が増えない」というお悩みも多いです。ただし、赤ちゃんの成長には個人差がありますので、体重に関しては「ゆっくりでも増えていれば心配しなくても大丈夫ですよ」とお伝えしています。

また、赤ちゃんに「おっぱいを飲ませなければならない」という義務感にかられているお母さまもいらっしゃいますが、おっぱいの出が悪くなっていれば、ミルクに変えたり、離乳食をすすめたりする場合もあります。あまりにもおっぱいにこだわってしまうと、断乳が難しくなってしまう場合があるからです。このような母乳に関するお悩みなどについてもご相談ください。

子どものことだけでなく、自分自身のことを相談してもいいですか？

子育てにおいては親御さまの精神状態も大切ですので、どんなお悩みでもぜひお話しください。


お母さまの中には、子育てについて悩みや不安などを抱いている方も多いかと思います。そういったお母さまには、必要に応じて、守口市のオープンスペースなどもご紹介しています。子育てをする上で、お母さまの精神状態はとても大切ですので、どんな些細なお悩みでもご相談ください。院長も子育てを経験した母親ですので、自身の経験をもとにアドバイスさせていただきます。