つぢ肛門科のこだわり
医師・スタッフの専門性
肛門外科を診療して70年以上、一貫して日帰り手術と通院加療を行っています
当院長の祖父が、1942年に天王寺で肛門外科の診療所を開設して以来、肛門や直腸部の疾患の治療を行い、一貫して入院をともなわない手術と通院加療で治療することをめざしています。なお、日帰り手術は術後の経過観察のため、通院を要します。
現在の院長は、関西医科大学を卒業後、同大学外科学教室に入局し、四天王寺病院勤務などを経て、ハーバード大学の医学部に留学した経験を持っています。
1997年に40代で当院の副院長に就任し、実質的に父親から代替わりして肛門外科の診療を20年以上続けています。診療するのは、S字結腸から下の部分です。
院長は、消化器外科の診療を得意としており、日々進歩している治療法を取り入れています。祖父の代からのモットーは、「鬼手佛心の精神」。患者さまを救いたいという慈悲の心を込めて、外科の医師として治療にあたることをめざしています。
今後も、肛門外科に特化した医院として、変わらぬ水準を保って治療や手術を行っていくために、日々研鑽を続けていきたいと考えています。
十分な説明
患者さまが理解できるよう説明し日帰り手術の選択もご自身で決めていただきます
痔には、いろいろな種類がありますので、患者さまには診療の後、詳しく説明しています。そのうえで、当院での治療を選択されるかどうかを判断していただきます。
「痔になるとすぐ手術」と思っている方は多いと思いますが、実際はそういうことはありません。当院では、薬と生活習慣の改善により保存療法をメインに治療を行っています。また、痔瘻や肛門周囲膿瘍以外でしたら、手術するかどうかの最終判断はご自身でしていただきます。
たとえば、脱出をともなう痔核の治療では、手術や注射が良いことがあります。しかし、患者さまが「見た目は気にしないから、出血と痛みが消えれば良い」というお考えなら、痛みをともなう手術を選ばないことも可能です。
患者さまが手術のメリットとデメリットをよく理解して判断できるように、丁寧な説明を心がけています。
当院では、仙骨硬膜外麻酔と局所麻酔を併用して、日帰り手術を行います。なお、アフターケアのため、術後の通院が必要な場合があります。
手術後は痛み止めを処方して、通院に支障がないように配慮しています。また、内痔核の4段階注射法(内痔核硬化療法)治療も行っております。
アクセスが便利
谷町線天王寺駅から徒歩約3分。奈良や和歌山からも患者さまがいらっしゃいます
当院は、Osaka Metro御堂筋線・谷町線、JR大阪環状線・阪和線・関西空港線・関西本線の天王寺駅から近い場所にあり、アクセスが便利です。谷町線の天王寺駅および御堂筋線の天王寺駅から歩いて約3分でお越しになれます。阪堺電軌上町線「天王寺駅前駅」からは徒歩約6分、近鉄南大阪線「大阪阿部野橋駅」からは徒歩約9分と各線を利用できます。
場所は、天王寺公園北へすぐ、谷町筋西側の郵便局の隣にあります。駐車場はありませんので、お車でお越しの場合は当院周辺の有料駐車場をご利用ください。
肛門の病気は、どの年齢層の方もかかる可能性があります。当院では、赤ちゃんからご年配の方まで男女を問わず、幅広い患者さまに対応しております。赤ちゃんでも裂肛や痔瘻になって、保護者さまが診療に連れてこられます。
地域は大阪や関西の患者さまが中心で、奈良や和歌山から来院される患者さまもいらっしゃいます。たまにですが、中国や韓国から患者さまがお見えになることもあります。
待ち時間対策
完全予約制にして、待ち時間をできるだけ少なくしています
当院では、初診・再診にかかわらず、事前に電話で予約を取っていただいています。患者さまが予定を立てやすく、院内での待ち時間をできるだけ少なくするためです。当日の朝にお電話をいただいても構いません。予約制は当院にとっても、診療の準備をしやすいというメリットがあります。
日帰り手術をにつきましても、予約制で行っています。日帰り手術はアフターケアのため、術後に通院が必要の場合があります。
待合室には、病気に関するパンフレットを置いてご自由にお持ちいただき、肛門の病気について理解を深めていただけるようにしております。また、待っている間に退屈しないように、いくつかの雑誌も用意しています。
なお、診療の際は、患者さまのプライバシーに十分配慮しています。診療する時にはタオルをおかけしますし、女性の患者さまの場合、女性の看護師が同席し、逆に男性の患者さまの場合は、希望があれば女性の看護師は退出するようにしています。
そのほかの待ち時間対策として、下記の取り組みを行っています。
◆診察までの待ち時間対策◆
・院内に患者さまが集中しないために時間帯予約の導入
◆お会計の待ち時間対策◆
・キャッシュレス対応により、接触リスクや会計時の時間を短縮
院内設備
肛門鏡や直腸鏡で診療しており、電気メス、レーザーメスなどで手術します
診療器具として主に使うのは、肛門鏡と直腸鏡です。肛門鏡は、肛門を診療するための小さな器具です。肛門に差し入れて、痔核や裂肛、膿瘍などがないかを見て検査します。
直腸鏡は、肛門より奥の直腸を診療するための器具です。肛門から20cmぐらい奥まで見ることができ、腫瘍やポリープがないかを観察します。肛門の指診でも肛門鏡についても麻酔入りのゼリーを塗布し、できるだけ痛みに配慮して挿入するようにしています。
手術器具としては、電気メス、ダイオードレーザーメスなどを備えており、症状によって使い分けています。麻酔は、仙骨硬膜外麻酔と局所麻酔を併用します。手術中の痛みは針を刺す時だけです。
手術後に痛むことはありますが、痛み止めの薬を処方して通院に支障がないように配慮しています。
手術に使ったメスや診療器具は、毎回オートクレーブで滅菌処理しています。なお、手術は1日お一人に限っており、患者さまのプライバシーにも配慮しております。
衛生管理
院内感染予防対策に取り組んでいます
当院では、厚労省や各学会、研究所等が開示している感染予防策(定期的な換気やアルコール除菌の設置、スタッフのマスク着用などの標準予防策および、接触・飛沫感染予防策)を実施しているほか、下記の対策を行っています。
◆患者さまへお願いしている予防対策◆
・患者さま来院時の検温
◆施設内の予防対策◆
・密閉回避のため、ガイドラインの規定通りに換気をしている
・ソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保に努めている
・受付にアクリル板の設置
・待合室の人数をできる限り少なくして「密集、密接」を回避
ご不安を軽減できるよう感染予防に配慮した環境づくりに努めてまいります。ご理解とご協力をお願いいたします。
掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
「天王寺駅」徒歩約3分と便利な立地にあります
Osaka Metro御堂筋線・谷町線、JR大阪環状線・阪和線・関西空港線・関西本線「天王寺駅」徒歩約3分。奈良や和歌山方面からも通院しやすい立地です。
ポイント2
完全予約制導入。待ち時間の負担が軽減されます
完全予約制を導入しています。初診・再診にかかわらず当日午前中までにネットや電話での予約が必要です。待ち時間の軽減や、院内の密の回避につながっています。
ポイント3
さまざまな感染予防対策に取り組んでいます
ご来院時に検温を行っているほか、受付にアクリル板を設置、こまめな換気も行っています。時間帯予約の導入で、待合室の人数を少なくするよう取り組んでいます。