泌尿器科
尿のさまざまなお悩みに関して、薬物療法のほか日帰り手術にも対応しています
泌尿器科では、前立腺肥大症、前立腺がん、膀胱炎、尿路結石症、男性不妊症、性感染症など泌尿器科疾患の診療を行っており、疾患によっては日帰りの手術にも対応しています。排尿困難、残尿感、頻尿、尿漏れ・尿失禁、血尿、排尿時の痛みなど、尿に関するトラブルやお悩みがございましたら、ご相談ください。お子さまの夜尿症の診療も行っております。
男性の方に多く見られる症状は、尿が近い、尿の回数が多いという頻尿、尿が出にくい、尿の勢いが弱くなった、残尿感があるといった排尿障害です。女性の方に多く見られる症状は、尿漏れ・尿失禁です。このような尿に関する症状がある場合には、尿流量測定装置や超音波膀胱内尿量測定装置などを使用して、尿の勢いや排尿時間を測定する検査を行います。また、尿の回数・量や時間などを排尿日誌につけていただき、症状の原因を探っていきます。
原因が確認できたら、原因となっている疾患に応じて、薬物療法を中心に治療を進めていきます。尿失禁には、尿失禁治療器による治療や、日帰りでTVT手術も行っているほか、前立腺肥大症の方への経尿道的前立腺切除術、尿路結石症の方へのTUL(経尿道的尿路結石破砕術)にも対応しています。日帰り手術の後は、経過観察のために通院が必要となります。
日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医でもある院長とスタッフが連携をはかり、患者さまに寄り添いながら治療に努めています。泌尿器科のかかりつけのクリニックとして、皆さまによりよい医療を提供することを目指してまいります。
泌尿器科に関するQ&A
男性不妊症
男性不妊症の検査について教えてください。
問診・診察の後、精液検査、ホルモン検査(採血検査)、尿検査、超音波検査などを行います。
性生活を行っているにも関わらず、1年以内に妊娠に至らない場合を、不妊症と言います。不妊症の半数は、男性の側に原因があると言われており、泌尿器科では男性の不妊症の治療を行っています。当クリニックの院長は、浜松医科大学医学部附属病院の泌尿器科において、週2回、男性不妊症の診療を担当しています。
男性の不妊症は、婦人科クリニックにカップルで検査を受けられた結果、男性の精子が少ない、動きが悪いということを指摘され、婦人科からのご紹介で受診されるという方が多くいらっしゃいます。
当クリニックでの検査は、問診・診察の後、精液検査、ホルモン検査(採血検査)、尿検査、超音波検査などを行います。
男性不妊症の原因と治療について教えてください。
勃起障害、精索静脈瘤、閉塞性無精子症などさまざまな原因があり、それぞれ治療方法が異なります。
男性不妊症の原因は、勃起障害、精索静脈瘤、閉塞性無精子症、染色体異常、射精障害、性腺機能障害などさまざまです。原因により治療方法は異なります。また、精液検査で何らかの異常が認められても、異常の原因がわからないというケースも多く見られます。男性不妊症の方が増加している背景には、ジャンクフードを多く摂取するような食生活の変化が関係しているという指摘もあります。
閉塞性無精子症とは、精巣で精子は作られるものの、精子の通り道がどこかで塞がれることによって、精子が含まれない精液が射出されるという症状です。閉塞部位を手術でつなぎ合わせることができれば、自然妊娠も期待できます。
治療については、男性、女性の両方に原因があるカップルもいらっしゃいますので、浜松医科大学医学部附属病院とも密に連携しながら、治療を進めていきます。
尿路結石症
尿路結石症とはどのような病気ですか?
尿路に結石が生じ、石が尿管に移動すると激しい痛みの症状が現れる疾患です。
尿路結石症とは、腎臓から尿道までの間にある尿路に、結石が生じる疾患です。結石は、シュウ酸カルシウムやリン酸カルシウムなどの結晶です。小さな結石であれば、尿と共に自然に排出されるので、あまり症状は見られませんが、大きな結石が生じ、その石が尿管に移動すると激しい痛みの症状が現れます。
以前は、中年以降の方に多く見られる疾患でしたが、最近では、若い方からご年配の方まで幅広い年代の方に見られるようになりました。これは、動物性タンパク質の摂取が増えたことが原因であると考えられています。
尿路結石症の治療について教えてください。
薬物療法のほか、TUL(経尿道的尿路結石破砕術)という手術療法にも対応が可能です。
尿路結石症は、薬物療法や手術による治療を行います。自然排出が期待できる小さな結石の場合には、排石を促す内服薬を処方します。当クリニックはオペ室も備えており、TUL(経尿道的尿路結石破砕術)という手術療法にも対応が可能です。自然排出が難しい長径10 mm 以上の結石の場合には、TUL(経尿道的尿路結石破砕術)という手術を行います。
院長は、浜松医科大学医学部附属病院の泌尿器科に勤務しており、TUL(経尿道的尿路結石破砕術)に携わってきました。現在も週2回、浜松医科大学医学部附属病院で診療を担当しています。
TUL(経尿道的尿路結石破砕術)とはどのような治療方法ですか?
尿管鏡を挿入して、確認しながら結石を破砕、もしくは摘出する手術療法です。
TUL(経尿道的尿路結石破砕術)とは、麻酔をかけた状態で尿道から尿管鏡を挿入し、モニターで観察しながら、結石をレーザーで砕石、または鉗子によって摘出する治療方法です。
尿路結石症には、ESWL(体外衝撃波結石破砕術)という治療方法もあります。ESWL(体外衝撃波結石破砕術)とは、X腺もしくは超音波によって結石の位置を確認しながら衝撃波を当てて結石を砕く治療方法です。TUL(経尿道的尿路結石破砕術)は、X線には映りにくい結石や、骨盤に囲まれて見えにくい結石に対しても、内視鏡を使うことによって直接確認をしながら破砕することができるというメリットがあります。内視鏡挿入の際は、麻酔を用いて痛みを軽減いたします。
血液浄化療法(透析療法)
オンラインHDFによる血液浄化療法を行い、シャントトラブルにも対応可能です
当クリニックでは、末期腎不全の患者さまを対象に、血液浄化療法(透析療法)を行っています。慢性腎臓病(CKD)が進行し、腎機能が正常の15%以下まで低下すると、老廃物や不要な水分を尿から排出することが難しくなります。腎機能が10%以下まで低下し、薬でコントロール不能な尿毒症症状、高カリウム血症などが生じた場合には、透析療法を行う必要があります。機能の低下した腎臓の代わりに、血液から老廃物を人工的に除去する方法が、透析療法です。
透析療法には、大きく分けて血液透析と腹膜透析の2種類の方法がありますが、当クリニックで行っているのは、血液浄化療法と呼ばれる方法です。血液ポンプを使って血液を体外へ送り出し、浄化器を通して老廃物や不要な水分をろ過した後、浄化された血液を再び体内に戻す方法です。当クリニックでは、HDと呼ばれるシステムのほか、オンラインHDFという、ろ過する量をより多くできるシステムも導入しています。
血液浄化療法を行う患者さまには、週に3回通院していただき、1回あたり約4〜5時間かけて透析療法を受けてていただきます。血液浄化療法を行う間は、テレビやDVDなどを自由にご覧いただくことが可能です。血液浄化療法中、何かございましたらお呼びください。スタッフが速やかに対応いたします。
ご希望の方には、患者さまの状態に合わせて、塩分やカリウムを制限し、ご飯の量も調整したお食事もご提供いたします。咀嚼や嚥下の能力に応じ、おかずを細かく刻んだり、ミキサーですりつぶしたりと食べやすいように工夫をしています。
また、当クリニックはオペ室も備えており、万が一シャントトラブルが生じた場合にも、院内で速やかに対応することが可能です。通院が困難な患者さまには、送迎も行っています。対象の地域は、豊橋市、豊川市、湖西市、三ヶ日町です。ご希望の方はお問い合わせください。
内科
生活習慣病は薬物療法のほか、生活習慣の見直しについても指導します
内科ではかぜやインフルエンザなどの急性疾患のほか、糖尿病・高血圧症・脂質異常症などの生活習慣病について診療しています。健診で、数値の異常を指摘された方は、ご相談いただければ幸いです。
生活習慣病の患者さまには、薬物療法のほか、食事療法や運動療法といった生活習慣の見直しについてアドバイスをさせていただきます。糖尿病は進行すると、合併症である糖尿病性腎症を引き起こす恐れがある病気です。高血圧症は進行すると動脈硬化が進み、腎硬化症を発症しやすくなります。糖尿病性腎症も腎硬化症も、重症化すると血液浄化療法(透析療法)を必要とする腎疾患です。
これらのリスクも含めて、生活習慣病の治療の必要性をご説明することで、患者さまの治療に対するモチベーション維持に努めています。
外科
外傷のほか、椎間板ヘルニアの日帰り手術にも対応しています
外科では、打撲・捻挫・切り傷・やけどといった外傷一般、リウマチ・腰痛・椎間板ヘルニアといった整形外科的疾患に対応しています。
椎間板ヘルニアに関しては、日帰りで手術にも対応しています。入院治療が必要な場合は、対応可能な医療機関をご紹介いたします。なお、日帰り手術は術後の経過観察のため、定期的な通院を要します。
皮膚科
いぼ(尋常性疣贅)や老人性乾皮症などに対応しています
皮膚科では、アトピー性皮膚炎、じんましん、いぼ(尋常性疣贅)、水いぼ・とびひ、にきび、帯状疱疹(ヘルペス)、といった皮膚科疾患や乾燥肌のお悩み、老人性乾皮症などに対応しています。
泌尿器科疾患の診療や、血液浄化療法(透析療法)でご来院された際、皮膚科疾患についても何かお悩みがございましたら、合わせてご相談いただければ幸いです。
PCR検査の対応について
自由診療で新型コロナウイルスのPCR検査をおこなっています
当クリニックでは、無症状の方を対象に、おもに「唾液によるPCR検査」をおこなっております。海外渡航や施設入所、就業などの理由により新型コロナウイルスのPCR検査(※)を希望される方は当クリニックまでお電話にてお問い合わせください。
海外渡航の際の陰性証明を含む入国の対応は各国によって異なります。
唾液検査ではなく鼻咽頭ぬぐい液による検体検査が必要な場合は、当クリニックでも対応しておりますのでご相談ください。
陰性証明から入国までの時間を厳しく設定されている国や特定の陰性証明の書式が必要となる国もありますので、渡航をご計画の際には事前に必要な検査および証明書をご確認の上でご請求ください。
(※)は自由診療です。料金表をご確認ください。
医療法人社団 師友堂 みらいメディカルクリニック豊橋の基本情報
診療科目 | 内科 外科 皮膚科 泌尿器科 | |||||||||||||||||||||||||||
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診療内容 |
成人用肺炎球菌予防接種 肺がん検診 肺がん検診(胸部X線検査) 大腸がん検診 大腸がん検診(便潜血検査) 新型コロナウイルスPCR検査 |
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住所 |
愛知県豊橋市下地町長池73
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アクセス |
豊鉄バス 元下地バス停 徒歩5分 駐車場:30台(無料) |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療
※受付時間(午前)08:45~11:30/(午後)14:30~18:30 |
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電話番号 |
0532-55-8733 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場:30台(無料) |
専門医 |
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対応可能な症状・疾患など
治療 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
オペ室を備え各種日帰り手術に対応しています
尿失禁のTVT手術、前立腺肥大症の経尿道的前立腺切除術、尿路結石症のTUL(経尿道的尿路結石破砕術)など、各種日帰り手術に力を入れているクリニックです。
ポイント2
院長は「日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医」
「日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医」の院長が診療。専門領域の泌尿器科はもちろん、内科・外科・皮膚科にも対応。幅広い年代のさまざまな疾患の診療を行っています。
ポイント3
透析食も提供しています
血液浄化療法(透析療法)に対応。30床のベッドを備えた2階の人工透析室にはエレベーターで上がれます。ご希望の方には透析食を提供しています。