眼科

納得の治療のために。話をうかがい、要望に合わせた提案につとめます

現代は100歳まで生きる人もいる時代です。健康寿命を考える上で、目の健康は大事な要素のひとつだと考えています。

不安を感じていたり、生活に支障をきたしたりしている症状がある場合は、気軽にご相談にいらしてください。目が見えにくくなった、虫が飛んでいるように見える、異常にまぶしさを感じるなど、どんな症状でもかまいません。検査をして異常があるかどうかを確認することが大切だと考えています。

検査の結果については、良いことも悪いことも、しっかりと説明するようにしています。なぜなら、ご自身の状態についてご理解いただくことが、治療において重要になるためです。また、早期に発見できれば、患者さまの要望に合わせて治療方法を選択できる可能性が高まります。

どのような症状があるのか、そして、どのようなことに困っているのか。患者さまのお話をよく聞いて、お悩みを解消するためにより適した治療方法を考えていきます。まずはご来院の上、お悩みをお聞かせください。

白内障

白内障は、年齢を重ねると多くの方にあらわれる病気です。その点でいえば、病気というより老化現象といってもいいかもしれません。目の中の水晶体という部位がにごってしまい、主に視力の低下・視界のかすみ・異常なまぶしさなどの症状があらわれます。お薬で症状の進行を抑えることはできますが、根本的な治療のためには手術が必要となります。

ただし、白内障の症状のあらわれ方は人によってさまざまです。そのため、患者さまがどのような症状を感じており、生活においてどのような問題を感じているかということが、治療をおこなう上で重要なポイントとなります。

たとえば、どうしても車の運転をしなければならない方であれば、手術で視力を改善する必要があるでしょう。一方、症状が軽度であり、日常生活で特に問題を抱えていない方であれば、手術をおこなう必要はないかもしれません。

大切なのは、患者さまがどのような生活を望んでいるのか、ということなのです。ご自身で納得のいく治療が選べるように、診察では病気や治療方法、予測される症状の進行度合いなどについて説明をしています。また、治療のリスクについても、正しい知識をお伝えできるようつとめています。

緑内障

緑内障は、放っておくと失明してしまう恐れがある病気です。視覚情報を脳に送る視神経が傷ついてしまうため、現在のところ、根本的な治療方法はありません。早めに発見し、症状の進行を抑えることが大切です。

症状としては、視界の中に見えない場所が出たり、視野がせまくなったりするものが一般的です。しかし、病気の進行がゆるやかな場合は、自覚症状があらわれにくいという特徴があります。そのため、少しでも症状に心当たりがあれば検査を受けることが重要となります。「テレビやインターネットで見て不安になった」というだけのことでもかまいません。不安を感じたらいつでも相談にいらしてください。

また、遺伝も原因のひとつだと考えられているため、ご家族の中に緑内障の方がいれば、念のため検査を受けることをおすすめします。

ドライアイ

ドライアイは、いわば現代病だといえるでしょう。コンタクトをつけている方や、パソコンを長時間使っている方によく見られます。目が疲れやすい、かすむ、しょぼつく、目やにが多いなど、さまざまな症状が、ドライアイによって起こると考えられています。

治療は、お薬や生活習慣の改善によっておこないます。文字通り目が乾いている状態のため、加湿器を使う、温かいおしぼりを目にあてるといった対策が治療に役立つ場合もあります。また、パソコンを使うときには1時間ごとに休憩をとるなど、目を酷使しないように注意することも大切です。

ドライアイを放置していると、目が傷つきやすくなるというリスクがあります。傷ができると、痛みが出たりまぶしくなったり、場合によっては傷跡が残ってしまうこともあります。特に、コンタクトをつけている方は、痛みや違和感に慣れてしまっていることがあるため、少しでも症状に心当たりがあれば受診を検討いただければと思います。

小児眼科

お子さまの診察をおこなう際には、主に弱視のリスクに注意をしています。弱視は子どものうちに治療しなければ、視力が発達しないまま大人になってしまう可能性があります。3歳児健診といった健康診断で視力の低下を指摘された場合は、受診をご検討ください。

たとえば、遠視は弱視につながる可能性がある状態です。近視は近くのものは見える状態ですが、遠視は遠くも近くも見えないことがあります。つまり、目のピントを合わせる機能が正常に働いていない可能性があるのです。そのため、診察の際には、近視と遠視をしっかりと見分けられるよう注意しています。子どもでも測定しやすいよう、顔を固定しないでも検査できる機器も導入しています。

また、斜視も弱視につながる危険がある状態です。片方の目が違う方向を向いてしまうため、正常な目だけを使ってものを見てしまうクセがつくことがあるのです。その結果、使われないほうの目は弱視になってしまうことがあります。

糖尿病網膜症

糖尿病網膜症は、糖尿病の合併症のひとつです。放っておくと失明するリスクがあるため、健康診断で高血糖を指摘された方は、眼科も受診することをおすすめします。

糖尿病で目に影響が出るのは、目の中の血管がもろくなってしまうためです。高血糖によって血管が弱くなると、目の中の血管が切れて出血を起こすなどの異常が発生してしまいます。さらに進行すると、視神経の集まる網膜の黄斑という部分に影響があらわれ、このタイミングで視力の低下などの症状を自覚することが多くあります。ここまで進行してしまうと改善が難しい場合が多いため、早期の発見と治療が重要です。

重度になると治療ではレーザーや手術が必要となりますが、初期段階であれば、生活習慣の改善や、病気の進行を抑えるお薬等で治療ができます。内科の医師と連携しながら対処していきますので、健診で数値の異常があった場合にはご相談にいらしてください。

加齢黄斑変性

加齢黄斑変性は、年齢を重ねることによって起こりやすい病気です。黄斑（おうはん）は網膜の中心部であり、ものを見る際に重要な役割をになっています。そのため、この黄斑に異常が起こると、視力の低下・視界のゆがみ・中心部がぼやける・視野が欠けるなど、見え方にかかわるさまざまな症状が起こります。

加齢黄斑変性は、現状は根本的に治療することが難しい病気です。目薬や内服、注射によって症状を和らげたり、進行を抑えたりする治療が基本となります。また、紫外線への曝露やタバコなどの生活習慣が発症にかかわっていると考えられているため、病気を予防するために生活習慣を改善するためのアドバイスもおこなっています。

飛蚊症

飛蚊症は、視界に黒い虫のようなものが見える症状をいいます。原因としては病気によるものと、加齢によるものがあります。目の中には硝子体という卵の白身のような透明な液体部分がありますが、年齢を重ねるとこの硝子体がにごってしまうことがあります。そのにごりが視界に映り込む状態が飛蚊症です。

加齢による飛蚊症は、治療の必要がない場合も少なくありません。しかし、若い方に起こる飛蚊症や、症状がひどい場合は、網膜剥離という病気が原因となっている可能性があるため注意が必要です。網膜剥離とは、網膜が組織からはがれてしまう病気であり、放っておくと網膜が損傷を受けて視力の改善が難しくなる場合があります。

視界にちらつく黒い影が「蚊じゃなくてハエみたいになったら来て」と伝えるなど、できるだけ具体的な説明をすることで、早期に網膜剥離に気づけるよう注意しています。

丹羽眼科医院の基本情報

診療科目

眼科

住所

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アクセス

東山線中村公園駅徒歩8分
東山線中村日赤駅徒歩17分
東山線岩塚駅徒歩20分
東山線本陣駅駅から1,944m
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関西本線八田駅駅から2,169m
近鉄名古屋線烏森駅駅から2,209m
桜通線太閤通駅駅から2,250m
あおなみ線小本駅(愛知県) 駅から2,420m

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名駅24バス「鳥居西通」バス停下車　徒歩1分
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駐車場

10台ございます。

診療時間・休診日

休診日

水曜・日曜・祝日

土曜診療 19時以降診療

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【休診日】水曜・土曜午後・日曜・祝日

電話番号

052-412-1010

特徴・設備

特徴	院内感染対策白内障日帰り手術
待合室	アルコール除菌
設備	バリアフリー駐輪場駐車場手術設備
駐車場	駐車場 10台ございます。
専門医	日本眼科学会認定眼科専門医

対応可能な症状・疾患など

症状・疾患	緑内障

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