診療案内｜小谷クリニック

内科一般

生活習慣病に関する相談をしてもよいですか？

はい。遠慮なくご相談ください。予防や治療のためのアドバイスもさせていただきます。


生活習慣病は、心臓病や脳卒中などあらゆる病気の原因となり得るため、予防や治療のためのアドバイスをおこなっています。お薬に関しても、「顆粒（かりゅう）の薬が苦手」という方には、錠剤やシロップのお薬をご用意する場合もございます。そのほか、ご要望をお伝えいただければできるだけ対応いたしますので、なんでもご相談ください。

胃の症状

胃の内視鏡検査は苦しくありませんか？

できるだけ負担が少なくなるように、直径が細めの内視鏡を使用しています。


胃の内視鏡検査（胃カメラ）は、胃がんの早期発見を主な目的として、ファイバー状の内視鏡を鼻からそう入する方法を用います。当クリニックでは直径が細めの内視鏡を使用し、できるだけ負担の少ない検査をおこなっています。ご希望があれば、鎮静剤も使用可能です。

また、当クリニックでは心のストレスや加齢などが原因となる機能性ディスペプシアのご相談も承ります。機能性ディスペプシアとは、明らかな異常がないにもかかわらず、慢性的にみぞおちの痛みや胃もたれなどを呈する病気です。

大腸の症状

大腸にポリープが見つかった場合、切除は可能ですか？

状態をよく確認して、大きさなどの条件がそろっている場合は切除することもあります。


大腸の内視鏡検査（大腸カメラ）中にポリープが見つかった場合、大きさなどの条件がそろっている場合は切除することもあります。大腸カメラの主な目的は、大腸がんや炎症性腸疾患（潰瘍性大腸炎・クローン病）などの早期発見です。大腸ポリープの中には、大腸がんの原因となるものもあります。

呼吸器・消化器疾患

子どもがかかりやすい病気を教えてください。

急性ウイルス性上気道炎やウイルス性胃腸炎などの感染症が多くみられます。


呼吸器の症状では、ご兄弟がいたり幼稚園や小学校などの集団生活を送っていたりするお子さまの場合、急性ウイルス性上気道炎といった感染症にかかりやすくなります。なお、アレルギーや気道過敏の体質のお子さまは、喘息発作を繰り返し、気道の炎症が慢性化するリスクがあるため、早期に診断し治療につなげることが大切です。

お腹の症状で多いのは、冬から春にかけて流行するウイルス性胃腸炎です。低年齢のお子さまほど脱水症状を起こしやすいため、こまめに水分を与えるなどの注意が必要です。ほかにも、トイレトレーニングを始める前のお子さまから小学生のお子さままで、便秘のご相談をお聞きすることも多くあります。

子どもを診察するときはどのようなことに気をつけていますか？

お子さまの普段のご様子をよく知る親御さまからも、丁寧にお話を伺うようにしています。


お子さまの待合室での、泣き声や診察室に入ってから出るまでの顔色や反応はどうかなど、一つひとつの行動に注意を向けています。お子さまの普段のご様子を把握している親御さまの「何かおかしい」という直感は大事なポイントで、聞き逃さないようにお話を丁寧にお聞きしていきます。

お子さまが「怖い」と感じてしまうと、必要な医療を受けていただけなくなるリスクがあるため、痛みや恐怖を伴わないように配慮いたします。お子さまとも親御さまとも信頼関係を築けるように、丁寧な診療をいたしますので、「普段と様子が違うな」という際は一度ご相談ください。

皮膚疾患

家でできるアトピー性皮膚炎のケアはありますか？

保湿が大切になりますので、お風呂上りは保湿剤でケアをしてあげてください。


アトピー性皮膚炎のお子さまは皮膚のバリアが低下しており、冬は乾燥、夏は汗によって皮膚炎が悪化することがあります。当クリニックでは、保湿剤と症状に合わせたステロイドの塗り薬を使用して、症状をコントロールしていきます。お肌の状態を維持することで、皮膚から起こるアレルギー反応の抑制も目指します。

皮膚のバリア機能を維持するためには、ご自宅でのケアも大切です。「入浴後はお身体から湯気が立っているうちに保湿してください」、「可能であれば1日数回塗ってあげてください」というように、スキンケアの方法を詳しくお伝えいたします。

春になると子どもの顔が赤くなるのですが、どんな病気でしょうか？

スギに反応して症状が現れている可能性があります。減感作療法（免疫療法）もおこなっているのでご相談ください。


お肌の症状は、季節によって発症しやすいものもあります。春はスギ花粉による皮膚炎、夏はあせも、とびひ、水いぼ、冬はドライスキンなどです。スギによる花粉症は減感作療法（免疫療法）にも対応していますので、根治を望まれる際はご相談ください。

症状の緩和を目指すためには、日ごろのスキンケアはもちろん、症状が悪化する原因を避けたり、正しくお薬を使用したりすることが大切になります。当クリニックでは、どの部位にどの薬を塗るかや、使用していただく期間も細かくお伝えしています。

感染症

子どもの集団生活が始まります。どんなことに注意したらよいですか？

感染症を予防するため、規則正しい生活やうがい・手洗いをおこないましょう。


幼稚園や小学校などで集団生活を送るようになると、感染症にかかるお子さまが多くなります。季節により流行する感染症も異なり、夏は手足口病、ヘルパンギーナ、アデノウイルス感染症、冬はインフルエンザ、RSウイルス感染症、ウイルス性胃腸炎などがあります。また、溶連菌感染症は冬と春から夏にかけての二つの時期に流行がみられます。そのほか、マイコプラズマ感染症は肺炎の原因になることもあるため、見落とさないように診療をおこないます。当クリニックでは感染症の検査に対応しています。感染症の検査は短時間で結果をお伝えすることが可能です。

病気の予防は食事をしっかり食べる・早寝早起きをするといった規則正しい生活と、外から帰ってきたら手洗い・うがいをおこなうことが大切です。また、ワクチンで予防ができる疾患に関しては、必要な時期に横浜市の「こどもの予防接種」（※）などを受けていただくことを推奨します。

（※）は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。自由診療となる場合もありますので、料金表をご確認ください。