循環器内科
循環器疾患全般に対応し、榊原記念病院と密に連携した医療を提供
循環器内科では、急患の循環器疾患で多く見られる不整脈や、加齢に伴い増加傾向にある心臓弁膜症から、狭心症や心筋梗塞、心不全まで、循環器疾患全般の診療を行っています。榊原記念病院のサテライトクリニックとして、榊原記念病院と密な連携を図りながら、患者さまに適した検査や治療を提供いたします。
連携の具体的な内容としましては、電子カルテや画像、患者さまの状況の情報共有を密にして治療を進めることができるということがあります。また、榊原記念病院で受けられるあらゆる検査を当院から予約することもできますし、治療や手術などを受けていただくこともできます。
さらに当院では、手術や急性期治療を終えた後の社会復帰に向けた心臓リハビリテーションも行っています。手術とその直後の心臓リハビリテーションは榊原記念病院で行いますが、開始後150日を経過して保険適用期間が終了した患者さまに運動などの指導をいたしております。再発を防ぐため、循環器の疾患を悪化させる要因となる高血圧症や脂質異常症などの改善もサポートさせていただきます。
不整脈
不整脈にはどのような検査と治療を行っていますか?
12誘導心電図や24時間ホルター心電図により診断し、薬物治療と生活習慣指導により改善を目指します。
動悸(どうき)、脈が飛ぶ、意識障害、めまいなどの症状があり、不整脈が疑われる場合は、主に12誘導心電図検査や24時間心電図を記録するホルター心電図検査により診断します。より詳細な検査が必要な場合は、榊原記念病院と連携して対応いたします。その際は、医療連携室を通してスムーズに予約が可能です。
治療は、薬物治療をはじめ、運動を中心とした患者さまの生活に合わせた生活習慣の指導を行います。必要に応じて榊原記念病院に運動負荷試験などを依頼し、運動処方を作成して運動指導を行う場合もあります。不整脈は、過労やストレス、睡眠不足などが症状を悪化させる要因となりますので、できる限り疲労やストレスをためないように心がけましょう。
狭心症・心筋梗塞
胸が締め付けられるように痛くなります。何かの病気でしょうか?
狭心症や心筋梗塞が疑われます。突然死につながる可能性もありますので、早めに受診してください。
狭心症・心筋梗塞は、胸の痛み、絞扼感(こうやくかん:胸が締め付けられる感じ)、息切れなどの症状を伴い、状態によっては突然死することもある病気です。診断の際は、心電図検査が中心となりますが、必要に応じて榊原記念病院にて冠動脈CT検査や冠動脈造影検査を受けていただく場合もあります。
治療は内服薬で進めます。なお、カテーテル治療やステント留置術、バイパス手術などが必要な場合は、速やかに榊原記念病院へおつなぎいたします。狭心症・心筋梗塞の発症リスクを高める要因(冠危険因子)として、高血圧症、脂質異常症、喫煙、糖尿病などがあります。こうした冠危険因子を管理することも重要ですので、薬での治療だけでなく、運動を中心とした生活習慣指導にも力を入れて取り組んでいます。
心不全
最近、階段を上っただけですぐ息切れしてしまい、疲れやすいです。
心不全の方によく見られる症状です。重篤な循環器病の一つですので、お早めにご相談ください。
心不全は、さまざまな原因により心臓から全身へ十分に血液を送ることができなくなる病気で、生命を縮める病気と言われています。動作時の息切れ、体のむくみ、顔色が悪い、手足が冷たいといった症状が現れます。
聴診、触診、視診などによりしっかりと理学的な所見をとり、レントゲン検査(エックス線検査)や心電図検査を行うほか、榊原記念病院にて心臓超音波検査(エコー検査)も受けていただいた上で診断します。心不全に対しては、薬物治療を基本とし、並行して運動療法なども行います。
また、日頃から塩分制限や体重の管理をしていただくだけでなく、血圧や脈拍の測定なども行っていただきます。
睡眠時無呼吸症候群
数種類の血圧の薬を飲んでいるのですが、あまり改善されません。
睡眠時無呼吸症候群が隠れているかもしれません。一度検査を受けていただけたらと思います。
睡眠時無呼吸症候群は、日中の強い眠気や集中力の低下などが主な症状です。場合によっては、投薬だけは改善が容易ではない、抵抗性高血圧を合併するほか、心不全や急性大動脈解離などのあらゆる循環器疾患に関連性があると考えられています。
睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、就寝中の呼吸状態を確認する簡易PSG検査を行います。検査で異常が確認された場合は、榊原記念病院にて1泊入院の精密検査を受けていただきます。治療方法は、経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP療法)を中心に、マウスピース治療、体重管理や就寝時の姿勢の指導などを行い、改善を目指します。
内科
急性症状から慢性疾患まで、患者さまの背景にも配慮して診療します
咳や発熱、腹痛、頭痛などの症状をはじめ、かぜ、インフルエンザ、咽頭炎、へんとう炎、気管支炎、肺炎、胃腸炎、尿道・ぼうこう炎、熱中症などの急性疾患から、生活習慣病、貧血、便秘症などの慢性疾患まで多岐にわたる疾患・症状に対応いたします。とくに生活習慣病は初期には自覚症状が見られないことがほとんどですので、症状が現れてくる前の診断・対処が大切です。日ごろの生活習慣を見直し変えていくことによって発症を抑えられることもありますので、早めの受診が望ましいでしょう。
診療の際は、患者さまのお話をしっかりと伺い、患者さまお一人おひとりの背景にも配慮した治療方法をご提案させていただきます。お悩みの症状がありましたら、気兼ねなくご相談いただけたらと思います。
内科に関するQ&A
生活習慣病
健診で数値の異常を指摘されました。相談できますか?
はい。高血圧症、脂質異常症、糖尿病をはじめとする生活習慣病の診断・治療に対応しております。
高血圧症、脂質異常症、糖尿病、痛風(高尿酸血症)などの生活習慣病のご相談も承っております。血液検査や尿検査を行い、お体の状態を確認します。その上で、患者さまの疾患と状態に応じた生活習慣指導や運動指導をさせていただきます。それでも改善が容易ではない場合は、薬物療法をご提案しています。
生活習慣病の改善と管理は、患者さまご自身が治療に参加することが大切です。ご自身の健康状態をしっかりと把握し、継続して生活習慣の改善をしていきましょう。
健康診断・予防接種
狛江市特定健康診査や、肺がん診断を受けていただけます
狛江市の健診など各種健診に対応しているほか、胸部レントゲンによるAIサポート型肺がん診断(※)を行っています。医師とAIのそれぞれの診断でダブルチェックすることが可能です。詳しくはお問い合わせください。
また、インフルエンザワクチンをはじめとした各種予防接種も対応しております。病気の予防にぜひお役立てください。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
一の橋内科・循環器内科の基本情報
診療科目 | 循環器内科 内科 | |||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
診療内容 |
インフルエンザ予防接種 おたふくかぜ予防接種 MRワクチン予防接種 水痘・帯状疱疹予防接種 B型肝炎予防接種 成人用肺炎球菌予防接種 抗体検査(風疹) 健康診断 肺がん検診(胸部X線検査) 循環器内科・内科・生活習慣病・睡眠時無呼吸症候群・各種健診・予防接種 |
|||||||||||||||||||||||||||
住所 |
東京都狛江市岩戸南1-4-11
|
|||||||||||||||||||||||||||
アクセス |
狛江市コミュニティバス(こまバス) 岩戸地域センター停留所 下車徒歩約1分 専用駐車場有(4台) 駐車場は、当院向かいの自転車屋さんの裏側にございます。 |
|||||||||||||||||||||||||||
診療時間・休診日 |
休診日 水曜・日曜・祝日 土曜診療
休診日:水曜日、土曜日午後、日曜日、祝日 |
|||||||||||||||||||||||||||
電話番号 |
03-3430-1214 |
特徴・設備
特徴 |
|
---|---|
待合室 |
|
設備 |
|
駐車場 |
専用駐車場有(4台) 駐車場は、当院向かいの自転車屋さんの裏側にございます。 |
対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
|
---|
掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
循環器疾患を中心に内科全般まで幅広く診療
日常的な体調不良から生活習慣病や健診まで受診が可能です。また、循環器に関する不安を、循環器内科の診療に携わり続けてきた院長に相談することができます。
ポイント2
電話やネットからの予約で待ち時間を短縮
待ち時間短縮のため診療の時間帯予約制を採用されています。予約は電話から可能で、一部ネットからもお申し込みいただけます。
ポイント3
優しく分かりやすい説明をしてもらえます
話しやすい雰囲気の中、検査結果などの説明も分かりやすく丁寧に行ってくださいます。患者さまがリラックスして診察を受けられるよう、心配りをしてくださる先生です。