十分な説明
対話を重視した診療でさまざまな症状に対応し、プライマリ・ケアを行います
当院では患者さまとの対話を重視した診療を行っています。
生活習慣病や循環器疾患の場合、患者さまの生活スタイルなども伺う必要があります。そのため、患者さまのお話をしっかりと聞き、説明はなるべくわかりやすい言葉で丁寧に、ときには紙に書いてご説明いたします。そして、「ほかに困っていることはありませんか」と質問するなど、遠慮せずに何でも話していただけるように配慮しています。
特に、循環器内科の場合は、多くの方が不安を抱えて受診されています。胸が痛い、息切れがする、動悸がする、足がむくむなど、様々な症状のご相談を頂きますが、心臓は大丈夫であることも多く見受けられます。循環器の疾患が疑われない場合は「循環器の症状ではないので、大丈夫ですよ」と丁寧にお伝えした上で、どのような場合に受診して頂く必要があるかを説明させて頂いております。こういった判断をするために、しっかりと問診を行うことを重視しています。
また、当院はさまざまな症状に対応可能なプライマリ・ケア(総合的な医療)を行う医院として、患者さま一人ひとりにあったアドバイスを心がけています。たとえば、風邪であればお薬の作用、服用法、療養の仕方、悪化した際の再診のタイミングなどについてもご説明しています。患者さまの不安や疑問を丁寧に伺いつつ、納得のいく診療となるように努めてまいります。
医師・スタッフの専門性
循環器疾患の診察・検査に注力。管理栄養士による栄養指導も行っています
当院には2名の医師が在籍しており、院長・副院長が内科・循環器内科の診療を行っています。
副院長は医学部を卒業後、大学病院などの循環器内科に勤務していました。そういった経験を活かし、当院でも循環器内科の診療に力を入れ、地域の医療機関でありながらもしっかりとした医療を提供できるように努めています。もともと大学病院の初診外来を担当しており、心電図、心エコー、ホルター心電図など最初に行うスクリーニングの検査は当院でも行うことができるため、予約なしで受診したい日に大学病院と同じような診療を受けることができます。冠動脈CTや負荷心筋シンチなどの精密検査が必要な場合は当院から検査予約を取り、連携先の医療機関で直接検査を受けられるようにしております。検査終了後も当院で結果説明を行いその後のフォローも行っております。
また、循環器疾患と生活習慣病は密接に関係するため、当院では内科疾患の診療にも対応しています。循環器疾患や生活習慣病の管理には食事と運動が大切です。当院では管理栄養士による栄養指導も行っております。患者さまの生活にあわせた無理のない食事の記録・管理やアドバイスなどをしています。こちらは予約制となっておりますので、ご予約のうえお越しください。
そのほか、月1回程度でスタッフの勉強会も行っています。きちんとした医療を患者さまにご提供できるように努めています。
女性・子供連れ向けサービス
落ち着いてお子さまを連れて来ていただける環境づくりを行っています
当院の外観は、淡いベージュをベースにしたやわらかい色調となっています。内装も同じようにベージュと木目を基調とし、女性やお子さま、多くの患者さまの癒やしとなるような空間となっています。
小さなお子さまを連れての来院・診療はいろいろと大変なことがあり、心配される親御さまもいらっしゃいます。お子さまをお連れの患者さまの場合は、ご自身の診療に集中していただけるように、スタッフがお子さまの面倒を見ることもあります。
また、待合室にはぬいぐるみやおもちゃ、絵本などを置いているスペースもあり、お子さまの診療の待ち時間、もしくはご家族の待ち時間にご利用いただけます。待合室は広いスペースをとっていますので、ベビーカーや車いすの方でもご利用いただけます。
院内はバリアフリーで、靴のままで移動が可能です。お子さまに対してはなるべく怖がらせることなく、リラックスしてもらえるように気をつけて、お預かりを行っています。
院内設備
患者さまの症状に合った診断を行うために、さまざまな医療機器を導入しています
当院では電子カルテを導入し、治療の履歴、検査結果の履歴などを時系列に提示できるようにしています。すぐに以前の検査結果などを取り出せますので、患者さまをお待たせすることなくお話ができます。医療事務の面でも簡略化されますので、診療前後の待ち時間を短縮することにも役立っています。
特に循環器内科の診療にあたっては、細かい検査が必要とされることから、超音波検査機器、レントゲン、ホルター心電図などを導入しています。ホルター心電図とは、不整脈や狭心症などが疑われる際に使用する心電図で、1日の心臓の動きをチェックするために24時間装着していただき、そのデータを記録する機械です。この機器によって、脈拍の回数、乱れ、動悸や胸痛など症状がある時の心電図波形などを確認できます。超音波検査機器(心エコー)やレントゲンは、心臓や血管の状態などを調べるために使用しています。心臓の動きや弁の動きなど構造、機能の評価に有用です。
ほかにも、睡眠時無呼吸症候群(睡眠時に呼吸が止まる病気)の検査をするために、睡眠時無呼吸モニターを導入しています。