診療案内｜かすがの杜こどもクリニック

腎臓疾患

子どもの尿検査で異常を指摘されました。なにかの病気でしょうか？

多くの場合は病気ではありませんが、先天性腎尿路異常の場合もあります。


院長は、国立成育医療研究センターなどで腎臓に関する診療を行ってきた日本腎臓学会認定 腎臓専門医です。

お子さまは、幼稚園や保育園、小学校で尿検査を受ける機会があります。その際、尿にたんぱくが混じっているなどの異常が見つかりますが、多くの場合は病気ではありません。しかし、先天性の腎尿路異常が見つかることもあります。尿検査、血液検査、超音波検査などで原因を見つけています。

当クリニックでは、症状の出にくい腎臓疾患を早期に発見し、治療への道筋を立てています。

泌尿器疾患

おねしょやおもらしは何歳ごろに落ち着きますか？

4～5歳を過ぎても尿トラブルがあれば、一度ご相談ください。


当クリニックでは、夜尿症（おねしょ）や尿失禁（おもらし）などお子さまの尿トラブルに対応しています。また、寒い時期は頻尿になりやすく、細菌が侵入するリスクが増えるため尿路感染症を起こすこともあります。排尿機能の発達には個人差がありますが、4～5歳を超えても尿トラブルがある場合は一度ご相談ください。

診察では、問診、尿検査や超音波検査、排尿機能検査をし、必要があれば生活習慣の指導を行います。尿検査は尿中有形成分分析装置を使用し、検査後の顕微鏡画面をお見せしながら丁寧にご説明いたします。

アレルギー疾患

子どものアレルギーには、どう付き合えばいいですか？

症状がコントロールできるように、お子さまの状態に合わせた治療やご提案をしています。


お子さまのアレルギーには、食物アレルギー 、小児喘息、気管支喘息アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、乳児湿疹などがあります。食物アレルギーの疑いがある際は、軽度であれば食物負荷試験に対応いたします。重度の食物アレルギーの場合は、対応可能な医療機関をご紹介いたします。

気管支喘息のお子さまには、生活習慣改善のご提案と、内服薬や吸入薬を使いながら喘息発作が出ないようにコントロールしていきます。

アレルギー性鼻炎の治療は、点鼻薬や点眼薬、内服薬を処方します。スギやダニが原因の場合は減感作療法のご提案も可能です。吸入器の貸し出しが可能ですのでご相談ください。

アトピー性皮膚炎の治療方法を教えてください。

炎症を軽減させ、寛解状態を維持するプロアクティブ療法を行っています。


アトピー性皮膚炎の治療では、ステロイド薬や保湿剤の塗り方を指導し、皮膚の状態をコントロールするプロアクティブ療法をご提案しています。ステロイド薬は炎症に作用するお薬です。炎症が緩和してすぐに使用をやめると再燃を繰り返します。そのため、保湿剤と併用し、徐々にステロイド薬の使用量を減らして寛解状態を維持することが大切です。

スキンケアの指導も行い、必要に応じてかゆみが生じた際の対策などもお伝えしています。

乳幼児健診・予防接種

乳幼児健診や予防接種は受けられますか？

はい、 乳幼児健診・各種予防接種に対応しています。育児に関することもご相談いただけます。


当クリニックでは、佐賀市の乳幼児健診と予防接種にも対応しております。ロタウイルス感染症、BCG、ヒブ感染症、小児肺炎球菌感染症、4種混合、麻しん風しん混合、水痘（みずぼうそう）、日本脳炎など、定期予防接種を受けていただけます。また、インフルエンザ予防接種（※）も可能です。

乳幼児健診や予防接種を受けられる際は、お子さまの健康や育児のお悩みを相談できる場としてもご活用いただきたいと考えております。この機会にお悩みや気になることがあれば、遠慮なくお伝えください。

（※）は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。

新型コロナ感染症対策

発熱があり、新型コロナウイルス感染症が心配です。

PCR検査・抗原検査に対応しています。隔離室や車での診察・検査も可能です。


当クリニックでは、発熱などの症状があり新型コロナウイルス感染症の疑いがある方に対する診察・検査を行っています。感染症患者さま専用の診察室を備えているほか、ご希望に応じてお車にて診察・検査を行います。

発熱などの症状のほか、新型コロナウイルス感染症の流行状況を加味して診察をいたします。対応している検査は、PCR検査と抗原検査です。院内で検査をできるため、陽性・陰性の判断だけでなく、ウイルス量を分析して当日に結果をお伝えいたします。