診療案内｜加藤乳腺クリニック堀川御池（京都）

乳がん

胸にしこりがある場合は乳がんを疑うべきでしょうか？

しこりがあっても、乳がんではない場合もあります。そのためにも、定期的に乳がん検診を受けましょう。


乳がんは病気の進行具合により、病期（ステージ）が分けられています。ステージ1以上ではセルフチェックでしこりが確認できる場合もありますが、しこりがあるからといって、必ずしも乳がんであるという訳ではありません。乳腺症や乳腺炎、乳腺線維腺腫（良性の乳腺腫瘍）によるしこりも考えられます。「乳がんだったらどうしよう」と思うような症状がある場合は、自己判断せずに受診して、医師の診断を受けることが大切です。

一般的な症状はしこりですが、ほかにも乳房の痛み、異質な分泌物が出る場合もあります。一方で、自覚症状がない場合もあります。そのため、20〜30代から定期的な検診（※）をおすすめしています。

（※）は自由診療です。料金表をご確認ください。各自治体によって公費負担になる場合があります。

乳がんの早期発見は、なぜ大切なのでしょうか？

治療しやすさ、乳房の形状維持、費用など、複数の面で患者さまの負担を軽減するためです。


早期発見を重要視している理由の一つ目は、見つかるのが早ければ早いほど、転移のリスクも減り、治療がしやすく、乳房の形状維持にもつながると考えられる点です。二つ目は、ステージが上がると、抗がん剤治療が必要となる可能性があり、患者さまの負担が大きくなります。また、三つ目として、治療にかかる経済的負担です。

このように、早期に乳がんを発見することで、患者さまの負担を複数の面で軽減できます。

乳がん検診

乳がん検診の概要を教えてください。

所要時間は約1時間、触診・マンモグラフィー・エコー検査を行っています。


当クリニックの乳がん検診（※）では、既存の検査方法を組み合わせ、より妥当性の高い診断結果が得られるように努めています。内容は触診・マンモグラフィー・エコー検査の三つ。多角的な検査で、乳がんの早期発見に努めています。

乳がん検診にかかる時間は約1時間です。なお、何らかの症状がある場合は早めにご相談ください。

（※）は自由診療です。料金表をご確認ください。各自治体によって公費負担になる場合があります。

乳腺内視鏡手術

乳腺内視鏡手術のメリットは何ですか？

多くの患者さまが求める、手術後の乳房の形状維持が期待できます。


乳がんが発見された場合には、草津の本院にて乳腺内視鏡手術を行っています。特徴は、数センチの切開部分から管を挿入して、内視鏡を見ながら手術を行える点。術後の傷あとなど体への負担が少なく、かつ乳房の形状維持にもつながります。

内視鏡手術は全身麻酔により行うため、草津本院への入院が必要となります。