消化器内科
内視鏡検査に力を入れ、幅広い消化器疾患の治療に対応しています
消化器内科では、胸焼けや胃痛、腹痛、食欲不振、胃もたれ、下痢、便秘など、消化器に関するさまざまな不調に対応しているほか、ピロリ菌の検査と除菌治療も行っております。診察時は腹診(お腹を触る診察)を行い、異常があれば胃カメラ検査や大腸カメラ検査を検討いたします。当クリニックでは内視鏡検査をできる限り迅速に受けられるよう努めており、来院された日の前日夜から食事をとっていなければ、当日検査を受けていただくことも可能です。
なお、胃カメラは経鼻にも経口にも対応しており、ご希望によって選択いただけます。経鼻内視鏡は、鼻から内視鏡を挿入して検査を行います。挿入時、舌の付け根に触れないため、嘔吐反射が起きにくいと言われている方法です。また、嘔吐反射が強いものの、経鼻内視鏡の使用が難しいという方には、口から経鼻内視鏡用の細径の内視鏡を挿入する方法で、検査を行っています。経鼻内視鏡の径は、約6mmです。また、できる限り苦痛を軽減するために鎮静剤を使用し、ウトウトとした状態で検査を受けていただけるように配慮しています。検査中は、看護師が背中をさすり、少しでも緊張をほぐして差し上げるように工夫しています。
大腸カメラ検査は、勤務医時代から様々な大腸カメラ検査の経験を重ねてきた院長が、苦痛に配慮し、鎮静剤を投与して行います。大腸カメラの挿入の際は、大腸に炭酸ガスを送気します。これは、腸管を伸ばさずに大腸カメラを挿入するためです。炭酸ガスは、吸収が早いため、空気を注入する方法よりも腹部の膨満感が少ないと言われています。大腸カメラの検査中に、ポリープが見つかった場合には、その場で切除を行う場合もあります。
内科
生活習慣病の治療に注力。発熱症状のある方は一般の方とは別に屋外で診察
院長は「日本内科学会認定 総合内科専門医」であり、内科全般の診療に力を入れています。風邪はもちろんのこと、高血圧症、脂質異常症、糖尿病、高尿酸血症(痛風)といった生活習慣病などの診療を行っています。生活習慣病の場合にはできるだけ薬に頼らず、運動量を増やすなど生活習慣の見直しによって治療していくことを心がけています。身体に不調を感じた時、または健診で引っかかった時など、気兼ねなくご相談いただければと思います。
当クリニックでは、発熱症状のある方は、一般診療の方とは別に、1階の屋外にて診察を行っています。風邪症状や発熱症状があり、受診を希望される方は、事前にお電話にてご連絡ください。新型コロナウイルスの唾液PCR検査も行っています。症状のある方は、公費負担で検査を受けていただくことが可能ですが、無症状で唾液PCR検査を希望される場合は自由診療(※)となります。
また、定期健康診断(※)や雇入時健康診断(※)といった各種健康診断(※)や人間ドック(※)も行っているほか、インフルエンザなどの予防接種(※)にも対応しています。
そのほか、当クリニックでは、通院が困難になった方を対象に、訪問診療も行っています。対象となるのは、認知症、がん、慢性呼吸器疾患、神経難病などの患者さまや、胃ろうや尿道カテーテルを使用している方で、当クリニックから車で30分以内の距離にお住まいの方です。訪問診療をご希望される場合には、お電話でお問い合わせください。
(※)は自由診療です。料金表をご確認ください。
皮膚科
薬による治療だけでなく、身体の根本から皮膚をケア。エキシマ光線療法も対応
湿疹やじんましん、ニキビなど皮膚に現れる症状や疾患を幅広く診療いたします。皮膚は「全身を映す鏡」とも言われ、内臓などの病気が原因で皮膚症状が出ることもあり、単なる湿疹と思って油断せず、医師による診察を受けることをおすすめいたします。治療の際は薬の処方はもちろんですが、皮膚疾患の根本にはストレスや生活習慣の乱れが影響していることも多いため、原因を探って多方面から診療することを心がけています。
また、当クリニックは、エキシマレーザーを導入しており、エキシマ光線療法も行っています。対象となる疾患は、円形脱毛症、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、尋常性白斑、掌蹠膿疱症です。内服薬や外用薬を使用したものの、緩和が見られない場合には、エキシマ光線療法による治療を行います。
さらに、自由診療のメニューも用意しており、アレキサンドライトレーザー(※)を使った治療など、シミや肝斑などのご相談もお受けしております。
(※)は自由診療です。料金表をご確認ください。
医師・スタッフの専門性
内科・消化器内科の診療に注力し、広い視野から治療を試みます
院長は「日本内科学会認定 総合内科専門医」「日本消化器病学会認定 消化器病専門医」「日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡専門医」「日本肝臓学会認定 肝臓専門医」の資格を保持しており、内科領域と消化器内科領域について、治療の経験と知識を有しています。その知見を活かして検査や問診を行うことで、小さな病気も見逃さないよう心がけています。
また、院長は西洋医学をベースにしながら、検査をしても病気の原因が見つからない不定愁訴に対しては、漢方薬や鍼灸など東洋医学的なアプローチを取り入れた治療もご提案しています。西洋薬は、病気の原因となっている器官や臓器に対してピンポイントにはたらきかけます。薬を服用している間は、薬の作用により症状は緩和されますが、薬の服用をやめるとまた症状が現れます。一方、漢方薬は、西洋薬と異なり、はっきりと原因のわからない症状にも使用することが可能です。体質の緩和が期待できるというメリットがあるほか、西洋薬に比べると副作用が少ないという特徴があるため、患者さまの負担の軽減にもつながります。西洋医学をベースに、東洋医学も取り入れた総合的な治療を目指しています。
ほかにも、院長は英語・中国語・台湾語・タイ語で、診察をすることが可能です。日本語での受診が難しい外国の患者さまも、言葉の壁に阻まれることなく、受診していただけます。