診療案内｜おりたメンタルクリニック

不眠

あまり眠れず翌日の仕事がツライのですが「不眠」でしょうか？

「不眠」には、寝つきが悪い・途中で目が覚める・朝早く目が覚めるなど、複数のタイプがあります。


不眠は大きく分けて、寝つきが悪いなどの入眠困難タイプ、寝ても途中で目が覚めてしまう中途覚醒タイプ、朝早くに目が覚めてしまう早朝覚醒タイプ、睡眠時間は足りていても熟眠感が得られないタイプの4つがあり、症状の出方は個人差があります。

不眠・睡眠障害の主な原因は仕事や家庭のストレス・生活スタイル・加齢などがあげられ、うつ病など精神的な病気や身体的な病気により不眠になる場合もあります。

不眠症状が続くと疲れやすくなったり、生産性や集中力が低下したりするなど、生活にも影響を及ぼすため早めの治療をご検討ください。

「不眠」を治療するには、どうしても薬が必要ですか？

いいえ、まずは生活習慣・リズムの改善やストレス軽減をおこない、必要に応じて睡眠薬を処方します。


不眠・睡眠障害については、生活習慣・生活リズムの見直しや改善により治療します。また可能であれば、眠れない原因になっているストレスの回避・軽減についても一緒に考えていきます。

それでも眠れない、もしくは不眠が長期化している場合は、睡眠薬（睡眠導入剤）を処方いたします。できるだけ翌日に影響が出ないように、作用の軽い薬から処方します。

患者さま一人ひとりのお悩みに合わせた治療を心がけていますので、睡眠に関するお悩みは気兼ねなくご相談ください。

うつ病

うつ病はどんな病気ですか？ずっと薬を飲み続けることになりますか？

うつ病は疲れやすい・落ち込むなど精神に影響する病気で、改善されれば減薬・断薬も可能です。


うつ病とは、疲れやすい・好きなことを楽しめない・気分が落ち込む・やる気が出ない・イライラしやすい・集中できないなどの症状が出る心（精神）の病気です。

目に見えない病気のため、過剰診断や見逃しがないよう注意しています。当クリニックでは「日本精神神経学会認定 精神科専門医」がガイドラインに基づいた診断に努めています。また、他の病気によって起こるうつ病にも気をつけて診断しています。

心理療法・薬物療法などの治療法を提案し、症状が安定した患者さまには、再発に注意しながら減薬や断薬を目標に治療いたします。

適応障害

適応障害になると仕事を辞めなければいけませんか？

患者さまの症状に応じて職場環境の改善や休職など、一人ひとりに合わせたサポートをおこないます。


適応障害とは、職場や家庭などで受ける精神的なストレスが原因で、抑うつ状態・不眠・気分の落ち込み・動悸(どうき)・腹痛・下痢・便秘など、さまざまな症状があらわれる病気です。

職場環境が原因の場合、患者さまの希望をうかがったうえで、休職・異動・環境改善など職場に対して必要な提案をおこなうほか、服薬治療を薦めます。また、復職や休職中の傷病手当についてもサポートいたします。

患者さまご本人の同意があれば、診察時に職場の方が同席することも可能です。

症状が悪化すると治療が長引くケースもありますので、早めにご相談ください。