乳腺外科
患者の皆様のご年齢・体質にあった乳がん検診をご提案します
「市の検診で要再検査と診断された」「乳房のしこりが気になる」といったきっかけで受診されるケースが多く見られますが、しぼった時に乳頭から出血があったり、痛みや張り感を覚えたりした場合は、すみやかにご相談ください。乳がんは、2cm以下のものを早期がんとして扱いますが、当院では1cm以下のものから発見することを目標とし、患者の皆様に自己検診の大切さをお伝えしています。自覚症状がなくても、1~2ヶ月に1回、自己検診することが重要と考え、その方法を詳しくアドバイスしています。
乳がん検査(※)にはマンモグラフィ検査や超音波検査などがあり、患者の皆様のご年齢や乳房の大きさなどによって「がんの見つかりやすさ」が異なります。そのため、最初の診療時に両方の検査を受けていただき、デンスブレスト(脂肪が少なく乳腺・間質の割合が多い)かどうかなどを判断した上で、患者の皆様にあった検査方法をご提案しています。
マンモグラフィ検査や超音波検査で異常が見つかった場合、MRI検査や針生検をおこない、乳がんと診断が付いた場合は、患者の皆様に応じた治療をご提案します。なお、当院で乳がん治療まで対応できますが、併設する「川口工業総合病院」での入院治療をご案内することも可能です。
(※)は自由診療となる場合もありますので、料金表をご確認ください。
乳腺外科に関するQ&A
自己検診をおこなっていれば、早い段階で乳がんを発見できますか?
どのような違和感があった場合に、受診した方が良いのでしょうか?
乳がん検診で異常が見つかった際、精密検査を受けることができますか?
マンモグラフィと超音波検査は、どちらを受けた方がいいですか?
自己検診の大切さ
自己検診をおこなっていれば、早い段階で乳がんを発見できますか?
正しい自己検診をおこなっていれば、早期発見できる可能性が高まります。
乳がんを早期発見するには、1~2ヶ月に1回の自己検診が重要です。その際、「正しい方法」でおこなう必要があるため、当院では患者の皆様に対して正しい自己検診の方法をお伝えしています。2cm以下の乳がんを発見できれば、治療によって改善が期待できますが、当院では1cm以下の時点で発見したいと考えています。そのためにも、当院では「自己検診の大切さ」と一緒に、「正しい自己検診の方法」についてもお伝えしています。
どのような違和感があった場合に、受診した方が良いのでしょうか?
しぼった時に乳頭から出血があったり、左右差があったりした場合は早めにご相談ください。
自己検診の際に確認すべきポイントは、「軽く乳房をしぼってみて乳頭から出血がないか」「左右の乳房を比べた時に違和感がないか」などです。また、乳房はやわらかい臓器であるため、仰向けになった状態でおこなう必要があります。もしこのように正しい方法で自己検診をおこなった際に、乳房に違和感や異変などがありましたら、お早めに当院までご相談いただければと思います。
乳がん検査
乳がん検診で異常が見つかった際、精密検査を受けることができますか?
MRI検査を受けていただき、乳がんの可能性が高い場合は針生検をおこないます。
乳がんが疑われる場合、まずはマンモグラフィ検査を受けていただきます。ただし、マンモグラフィは微細石灰化の腫瘍を発見できますが、見つかった腫瘍の性質を調べるのには向いていないため、必要に応じてそのほかの乳がん検査もおこないます。
マンモグラフィ検査で異常が見つかった場合は超音波検査を受けていただき、超音波検査で異常があれば、MRI検査をおこないます。すべての検査で同じ位置に腫瘍が見られた場合は、腫瘍が「良性なのか」それとも「悪性なのか」の判断が必要なため、針生検をおこないます。針生検で乳がんと診断が付いた場合は、患者の皆様に応じた治療をご提案します。
マンモグラフィと超音波検査は、どちらを受けた方がいいですか?
初診時に両方の検査を受けていただき、次回以降に受けていただく検査をお伝えします。
乳がんは、マンモグラフィで白く映ります。中には「デンスブレスト」でマンモグラフィが小さな乳がんを見落としてしまう可能性もあり、その際は、超音波検査が必要です。当院では最初の診療で両方とも検査を受けていただき、今後受けていただく検査についてご提案させていただきます。
マンモグラフィの検査機器には、どのような種類があるのでしょうか?
検査機器には2Dと3Dがあり、当院では3Dマンモグラフィを導入しています。
当院では、3Dマンモグラフィを2台導入しています。3Dマンモグラフィの場合、乳房の状態をスライス状にして確認できるため、腫瘍などを発見しやすいという特徴があります。そのため、当院では3Dマンモグラフィを乳がんの早期発見のために役立てています。なお、マンモグラフィ検査の結果、乳がんの疑いがある場合は超音波検査をご案内いたします。
当院の強み
手術を受けないと、しこりが乳がんかどうかわかりませんか?
手術をしなくても、マンモグラフィ検査、超音波検査、MRI検査、針生検などで診断できます。
触れると弾力がありよく動く乳房のしこりは、乳房線維腺腫であることが多いです。ただ「線維腺腫なのか」「乳がんなのか」を判断するためには、超音波検査が必要になり、さらに針生検によって病理学的に診断を付けてまいります。乳房線維腺腫と診断が付いた場合は、経過観察になることがほとんどですが、急速に大きくなる場合は摘出をおすすめすることもあります。
もし異常が見つかった際は、治療を受けることができますか?
乳がん治療に対応できます。また、併設する「川口工業総合病院」に入院することも可能です。
乳がんと診断がついた場合、乳がんの治療法にはいくつかの種類、選択肢がありますので、患者の皆様の状態や病期などに合わせて治療法をご提案させていただきます。その際、治療法に関する疑問・要望などがありましたら、当院の医師にご相談いただければと思います。なお、手術を含む入院が必要になった場合は、当院に併設している「川口工業総合病院」で対応できます。
乳がん検診
川口市の乳がん検診に対応。更衣室が広く、リラックスして受診できます
当院では、川口市から乳がん検診(※1)を請け負っています。川口市に住民登録がある40歳以上の女性を対象に、視触診検査とマンモグラフィ検査をおこなっています。
検査の流れとしては、まず1階で受付をおこない、必要に応じて問診票を記入していただきます。そして、2階の個室の更衣室で診察着に着替えていただいたあと、検査を受診していただきます。最後に医師による診察があり、患者の皆様それぞれにあった乳がん検診(※2)などについてもアドバイスいたします。
(※1)は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。自由診療となる場合もありますので、料金表をご確認ください。
(※2)は自由診療となる場合もありますので、料金表をご確認ください。
川口工業病院 乳腺外科診療所の基本情報
診療科目 | 乳腺外科 | |||||||||||||||||||||||||||
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診療内容 |
乳がん検診 乳がん検診(マンモグラフィー検査) 乳がん検診(超音波検査) 超音波ガイド下組織診 超音波ガイド下細胞診 化学療法 |
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住所 |
埼玉県川口市青木1-18-21 ブランズ川口元郷1・2F
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アクセス |
【JR京浜東北線「川口」駅からバスでお越しの場合】 提携駐車場有り |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療
当サイト内では自動音声による受付、ネット受付を承ります。 |
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電話番号 |
048-229-0707 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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待ち時間対策 |
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設備 |
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駐車場 |
提携駐車場有り |
サービス |
クレジットカード利用可
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専門医 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
個室の更衣室があり、気兼ねなく受診できます
乳がんや乳房の診療に特化し、マンモグラフィ検査と超音波検査の両方に対応しています。なお、個室の着替え室もあり、女性がリラックスして受診しやすい雰囲気です。
ポイント2
在籍医師は、乳がん、乳房の診療を専門としています
乳がんや乳房の診療を専門とする在籍医師が、検査から治療まで一貫して対応。年齢などを踏まえてその方にあった乳がん検診(自由診療を含む)を提案してくれます。料金は、料金表をご確認ください。
ポイント3
インターネットからの予約が可能です
検診などで異常を指摘され、再検査を希望される方などの場合、インターネットや電話から事前にご予約いただけるシステムとなっています。