阿部 光俊先生(日本外科学会認定 外科専門医)にインタビュー
多くの患者さまを救いたいという想いを胸に、内科の知識も学べる外科を選択
薬学部に関連するお仕事も、お薬の調剤や新薬の研究など多くの方々を助けることができる職業ですが、医師のように患者さまが元気になっていく姿を見ることはできません。それを考えた時に、目の前にいる患者さまの姿を見ることができる医師になりたいと思い、信州大学の医学部を受験しました。また、外科を選択した理由は、内科的な治療も同時に学べ、お薬だけでは根治が難しいがんなどの病気も自らの手で執刀することで救えるからです。そうして学んだ経験が、現在の幅広い診療に生かされていると思います。
当時から患者さまのお悩みになることは、可能な限り応えられる医師になりたいと強く思っていたので、各診療科の先生の指導をしっかり受けて総合的な診療ができるよう努めていました。そのような思いで救急医療にも携わり、一刻を争う状況の患者さまが搬送された際に緊急手術で救えた時のことは、今でも鮮明に覚えていますね。
クリニックで総合診療を行うためには、広大な範囲の学びが必要になります。もちろん大変なことではあるのですが、患者さまの利益に繋がり、多くの方を救うことができ、笑顔を見られれば、日々知識や技術を磨くことに苦を感じません。むしろ、こうした動きをとれることにやりがいを感じています。
生活習慣病や皮膚のトラブルなどを一つのクリニックで診療できることが強み
診療の範囲は、風邪や生活習慣病、アレルギー、呼吸器疾患、循環器疾患、消化器疾患、甲状腺疾患など幅広く、一例ではありますが、「喉の腫れが気になる」「健診で心臓の雑音を指摘された」「お薬を飲んでも咳が止まらない」といったさまざまなお悩みに対応しています。また、エコーや胃カメラなどの検査による病気の早期発見にも力を注いでいます。検査時に胃がんが見つかれば、早期に連携の医療機関に紹介できますし、アニサキスと呼ばれる寄生虫が胃の中に潜んでいたら、その場で処置することが可能です。
当クリニックでは、基本的には年末年始を除いて年中無休で診療しています。学校の部活動や社会人サークルなどは平日だけでなく土日祝日にも活動していますし、ケガはいつどこで起こるかわかりません。だからこそ、土日診療を行い、患者さまが大切な休日をつらい状態で過ごさないように処置できる体制を整えることが大切だと考えています。突発的なケガにも柔軟に対応していますので、お任せいただけると幸いです。
病気やケガをした時に、真っ先に思い浮かぶクリニックを目指して
こうした体制で診療を行えるのは、私一人の力だけでなく、協力してくれるスタッフがいるからです。私が言うのもなんですが、スタッフは優秀な者ばかりで病気やケガに関する知識が広く、患者さまの応対も検査の段取りも丁寧にこなしてくれているので大変助かっています。
もし、お近くに土日診療を行っているクリニックがあれば、健康管理がしやすくなるだけでなく、仕事の調整もしやすくなると考えています。そのような思いで当クリニックでは土日祝日にも診療を行っていますし、社会全体の健康増進や経済を回すためにも、休日診療を行う医療機関が増えていくことを切に願っていますね。
患者さまの健康のお力添えになれるよう、土日祝日も休まず診療をし、診療科にとらわれず多岐にわたって対応しています。誠心誠意尽くすことを大切にしていますので、何かあった際はぜひご相談いただけると幸いです。「楓クリニック ららぽーと立川立飛に行けば、何とかしてくれる」と思ってもらえるような存在として、地域の健康をサポートしてまいります。