
院長
阿部 光俊
取材日:2023年1月27日
阿部 光俊先生(日本外科学会認定 外科専門医)にインタビュー
多くの患者さまを救いたいという想いを胸に、内科の知識も学べる外科を選択
医師を志したきっかけ、外科を専門に選んだ理由を教えてください。
実は、私はもともと薬学部に籍を置いており、初めから医師を志していたわけではありませんでした。医師の道に方向転換した大きなきっかけは、大学の山岳部でボランティア活動をしていた際に、山の診療所で病気の治療やケガの手当てをする医師の仕事を間近で見たことですね。診療を通じて、つらい表情の患者さまをほっとした顔にさせられることに、とても魅力を感じました。
薬学部に関連するお仕事も、お薬の調剤や新薬の研究など多くの方々を助けることができる職業ですが、医師のように患者さまが元気になっていく姿を見ることはできません。それを考えた時に、目の前にいる患者さまの姿を見ることができる医師になりたいと思い、信州大学の医学部を受験しました。また、外科を選択した理由は、内科的な治療も同時に学べ、お薬だけでは根治が難しいがんなどの病気も自らの手で執刀することで救えるからです。そうして学んだ経験が、現在の幅広い診療に生かされていると思います。
薬学部に関連するお仕事も、お薬の調剤や新薬の研究など多くの方々を助けることができる職業ですが、医師のように患者さまが元気になっていく姿を見ることはできません。それを考えた時に、目の前にいる患者さまの姿を見ることができる医師になりたいと思い、信州大学の医学部を受験しました。また、外科を選択した理由は、内科的な治療も同時に学べ、お薬だけでは根治が難しいがんなどの病気も自らの手で執刀することで救えるからです。そうして学んだ経験が、現在の幅広い診療に生かされていると思います。
臨床研修の際の記憶に残っているエピソードなどはありますか?
臨床研修が始まってからは、大学時代に培ってきた知識を生かして患者さまに接しますが、実際の医療現場に立たないとわからないことがたくさんあり、学ぶことが多かったですね。
当時から患者さまのお悩みになることは、可能な限り応えられる医師になりたいと強く思っていたので、各診療科の先生の指導をしっかり受けて総合的な診療ができるよう努めていました。そのような思いで救急医療にも携わり、一刻を争う状況の患者さまが搬送された際に緊急手術で救えた時のことは、今でも鮮明に覚えていますね。
当時から患者さまのお悩みになることは、可能な限り応えられる医師になりたいと強く思っていたので、各診療科の先生の指導をしっかり受けて総合的な診療ができるよう努めていました。そのような思いで救急医療にも携わり、一刻を争う状況の患者さまが搬送された際に緊急手術で救えた時のことは、今でも鮮明に覚えていますね。
総合診療ができるクリニックを作りたいと思い、開業を決意されたのでしょうか?
そうですね。大学病院にも総合診療を行う部門がありますが、診断を下すだけのことも多く、治療は患者さまの状態に応じて外科や神経内科、消化器内科などに振り分けられます。各科に分かれすぎていると、専門外の病気があった場合、対応が遅くなり患者さまに負担をかけてしまいます。私が医師として取り組みたいのは、広く深くさまざまなお悩みに対応できる「科にとらわれない診療」です。加えて、「診察から診断、治療まで責任を持って対応したい」という想いが強くあったので、開業医になることを決意しました。
クリニックで総合診療を行うためには、広大な範囲の学びが必要になります。もちろん大変なことではあるのですが、患者さまの利益に繋がり、多くの方を救うことができ、笑顔を見られれば、日々知識や技術を磨くことに苦を感じません。むしろ、こうした動きをとれることにやりがいを感じています。
クリニックで総合診療を行うためには、広大な範囲の学びが必要になります。もちろん大変なことではあるのですが、患者さまの利益に繋がり、多くの方を救うことができ、笑顔を見られれば、日々知識や技術を磨くことに苦を感じません。むしろ、こうした動きをとれることにやりがいを感じています。
生活習慣病や皮膚のトラブルなどを一つのクリニックで診療できることが強み
総合的な診療ができる強みについて教えていただけますか?
ご年配の方ですと特にそうですが、高血圧症で受診されたとしても、脂質異常症や糖尿病を併発していたり、肩・膝の痛みや皮膚のできものがあったりと色んな病気をかかえていることがあります。そうした場合に、同じ場所で診療がまとめて受けられるだけでなく、お薬の重複を避けることが可能ですね。医療機関のかけもちを減らすことができるので、患者さまからも喜ばれています。
診療の範囲は、風邪や生活習慣病、アレルギー、呼吸器疾患、循環器疾患、消化器疾患、甲状腺疾患など幅広く、一例ではありますが、「喉の腫れが気になる」「健診で心臓の雑音を指摘された」「お薬を飲んでも咳が止まらない」といったさまざまなお悩みに対応しています。また、エコーや胃カメラなどの検査による病気の早期発見にも力を注いでいます。検査時に胃がんが見つかれば、早期に連携の医療機関に紹介できますし、アニサキスと呼ばれる寄生虫が胃の中に潜んでいたら、その場で処置することが可能です。
診療の範囲は、風邪や生活習慣病、アレルギー、呼吸器疾患、循環器疾患、消化器疾患、甲状腺疾患など幅広く、一例ではありますが、「喉の腫れが気になる」「健診で心臓の雑音を指摘された」「お薬を飲んでも咳が止まらない」といったさまざまなお悩みに対応しています。また、エコーや胃カメラなどの検査による病気の早期発見にも力を注いでいます。検査時に胃がんが見つかれば、早期に連携の医療機関に紹介できますし、アニサキスと呼ばれる寄生虫が胃の中に潜んでいたら、その場で処置することが可能です。
外科では、どのような症状・疾患に対応しているのでしょうか?
擦り傷の手当てや切り傷の縫合はもちろん、粉瘤や巻き爪の処置、ブロック注射による痛みの軽減などにも対応しています。事故や転倒によるケガ、ペットに引っかかれた、咬まれたという場合の処置にも対応していますので、幅広くご相談いただければと思います。
当クリニックでは、基本的には年末年始を除いて年中無休で診療しています。学校の部活動や社会人サークルなどは平日だけでなく土日祝日にも活動していますし、ケガはいつどこで起こるかわかりません。だからこそ、土日診療を行い、患者さまが大切な休日をつらい状態で過ごさないように処置できる体制を整えることが大切だと考えています。突発的なケガにも柔軟に対応していますので、お任せいただけると幸いです。
当クリニックでは、基本的には年末年始を除いて年中無休で診療しています。学校の部活動や社会人サークルなどは平日だけでなく土日祝日にも活動していますし、ケガはいつどこで起こるかわかりません。だからこそ、土日診療を行い、患者さまが大切な休日をつらい状態で過ごさないように処置できる体制を整えることが大切だと考えています。突発的なケガにも柔軟に対応していますので、お任せいただけると幸いです。
病気やケガをした時に、真っ先に思い浮かぶクリニックを目指して
今後、力をいれていきたい取り組みなどがあれば教えてください。
診療科にとらわれず、病気やケガなどで困ったことがあれば、いつでも何でも対応できるクリニックであり続けることですね。うちでは、内科・外科全般の対応をしていますし、年末年始以外は基本的に休まずに診療を行っています。また、レントゲンや内視鏡、エコー、血圧脈波測定器、24時間ホルター心電図、スパイロメーター、血液検査器などの医療設備を豊富に取りそろえ、患者さまの健康を守るために必要となれば、新しい機器を導入するなど設備拡充の努力も惜しみません。
こうした体制で診療を行えるのは、私一人の力だけでなく、協力してくれるスタッフがいるからです。私が言うのもなんですが、スタッフは優秀な者ばかりで病気やケガに関する知識が広く、患者さまの応対も検査の段取りも丁寧にこなしてくれているので大変助かっています。
こうした体制で診療を行えるのは、私一人の力だけでなく、協力してくれるスタッフがいるからです。私が言うのもなんですが、スタッフは優秀な者ばかりで病気やケガに関する知識が広く、患者さまの応対も検査の段取りも丁寧にこなしてくれているので大変助かっています。
休日に診療をされている理由について、再度詳しくお聞かせいただけますか?
現在、日本において土日祝日に通院できる医療機関が少ない状況は、大きな問題だと感じています。平日に診療を行っているクリニックが多いですが、患者さまの大半は平日にお仕事がありますので、通院の予定を調整する必要が出てきてしまいます。また、体調不良やケガなどは、いつどこで起こるかわかりません。お近くに土日診療をしているクリニックがなかったり、クリニックが見つかっても診療科に対応していなかったりすると、医療機関を探すだけでも患者さまの貴重なお時間を奪うことになります。
もし、お近くに土日診療を行っているクリニックがあれば、健康管理がしやすくなるだけでなく、仕事の調整もしやすくなると考えています。そのような思いで当クリニックでは土日祝日にも診療を行っていますし、社会全体の健康増進や経済を回すためにも、休日診療を行う医療機関が増えていくことを切に願っていますね。
もし、お近くに土日診療を行っているクリニックがあれば、健康管理がしやすくなるだけでなく、仕事の調整もしやすくなると考えています。そのような思いで当クリニックでは土日祝日にも診療を行っていますし、社会全体の健康増進や経済を回すためにも、休日診療を行う医療機関が増えていくことを切に願っていますね。
最後に、患者さまへのメッセージをお願いいたします。
「どこの診療科に受診したら良いのかわからない」「たいした症状でもないのに受診しても良いの?」などお悩みがあった時は、「楓クリニック ららぽーと立川立飛」を思い出してください。
患者さまの健康のお力添えになれるよう、土日祝日も休まず診療をし、診療科にとらわれず多岐にわたって対応しています。誠心誠意尽くすことを大切にしていますので、何かあった際はぜひご相談いただけると幸いです。「楓クリニック ららぽーと立川立飛に行けば、何とかしてくれる」と思ってもらえるような存在として、地域の健康をサポートしてまいります。
患者さまの健康のお力添えになれるよう、土日祝日も休まず診療をし、診療科にとらわれず多岐にわたって対応しています。誠心誠意尽くすことを大切にしていますので、何かあった際はぜひご相談いただけると幸いです。「楓クリニック ららぽーと立川立飛に行けば、何とかしてくれる」と思ってもらえるような存在として、地域の健康をサポートしてまいります。