診療案内｜安達医院

糖尿病

糖尿病の治療方法を教えてください。

あまり食生活を制限しすぎずに、患者さんに合わせた治療をおこないます。


糖尿病は長く付き合っていくことが必要な病気です。そのため、あまり食生活を制限せず、一つ一つの課題をクリアしながら上手に付き合っていけるようにアドバイスいたします。

また、治療は長期間におよぶため、その分費用もかかります。そのため、薬を使用する場合は「最初にしっかりと薬で正常な数値まで戻し、徐々に薬を減らしていく」といったように、患者さんの生活環境も考慮した上で治療方針を決めていきます。

高血圧症

高血圧症の予防や治療方法を教えてください。

まずは高血圧の原因を理解することから始めます。


すでに血圧が高い方には「なぜ血圧が高くなっているのか」について、イラストなどを使いながら詳しくご説明させていただきます。そして、患者さんに理解していただいた上で、その方に合った治療を開始します。

脂質異常症

お腹は出ていませんが健診で指摘されました。検査が必要ですか？

外見で判断できなくても内臓脂肪が蓄積されている可能性があるため検査にお越しください。


お腹に蓄積される脂肪（体脂肪）の付き方には、大きく「内臓脂肪型」と「皮下脂肪型」があります。皮下脂肪型の場合はお腹が出てくるためご自身でも気付きやすいですが、内臓脂肪型の場合はご自身では気付きにくく、健診で内臓脂肪を指摘されて受診されるケースも多いです。

脂肪が蓄積されて肥満になれば、脂質異常症や高血圧症などの生活習慣病を引き起こす可能性が高くなるため、早期の改善が必要となります。健康診断で指摘された場合は、まずは検査を受けましょう。

運動が大切なのはわかっていますが時間が取れません。

少しずつ継続していくことが大切です。まずは散歩などから始めるのもおすすめです。


「仕事などが忙しくて運動する時間がなかなか取れない」という方は多くいらっしゃいます。そういった方は、運動のハードルを下げて考えると良いでしょう。たとえば、当院ではまず散歩から始めるようにお話しています。週に1回でいいので「一つ手前の駅で降りて歩いてみる」、「散歩の時間を作ってみる」といったように、少しずつ運動の習慣をつけるようにしましょう。運動も長い目で見て、継続していくことが大切です。

腹膜透析

透析治療で腹膜透析を採用した場合のメリットを教えていただけますか？

たとえば、腹膜透析には「食事制限が緩やか」「就寝中の治療が可能」などのメリットがあります。


腹膜透析とは患者さんの腹膜を利用した透析治療のことです。この腹膜透析には、体外循環や血管手術の必要がないため循環動態に与える影響が少ない、残腎機能を保持しやすい（尿量の減少が起こりにくい）、在宅で行うため生活の自由度が高い、社会復帰がしやすいなどのメリットがあります。

一方で、患者さんが治療方法を理解して実施することが必要であるほか、腹部の膨満感が出る場合がある、残腎機能が保持されない場合に体調維持が難しい、腹膜透析導入後7年くらいを目安に血液透析または腎移植に移行する必要性がある、といったデメリットもあります。透析治療における療法選択でお悩みの方は、いつでもご相談下さい。