医師・スタッフの専門性
なるべく苦しくない内視鏡検査をするために内視鏡の入れ方を工夫し、説明に注力します
当クリニックでは、なるべく苦しくない、つらくない内視鏡検査に力を入れています。そのために、二つのことを心がけています。一つは、内視鏡の入れ方です。内視鏡の入れ方ひとつで痛みや苦しさが変わってきます。そこで、内視鏡の入れ方を工夫することで、なるべく苦しくない内視鏡検査を提供できるように努めています。また、検査ではほとんどの場合に鎮静剤を使用いたします。
もう一つは、時間をとってわかりやすくすることです。たとえば、「こういう風に入れると痛いので、こう入れます」など、詳しく説明するように心がけています。その際、専門用語は使用せず、写真や絵を見せながら視覚的にもわかりやすく説明いたします。
内視鏡検査でポリープを発見した場合、2cm以下のものであればその場で切除が可能です。また、2cmよりも大きいポリープの場合は、連携している医療機関を迅速にご紹介いたします。早ければ翌日の対応も可能です。なお、仮にポリープがあったとしても自覚症状はほとんど見られないため、定期的に検査を受けて早期発見をすることが大切です。
プライバシーへの配慮
個室の診察室でプライバシーに配慮し医師が一人で診療することはありません
当クリニックでは、プライバシーに配慮した検査や治療を行っております。着替える際には、鍵のかかる個室をご用意し、さらにカーテンで隠せるようにしています。特に女性の患者さまの場合は、検査に不安や恥ずかしさがあるかと思います。そのために、検査や治療の際には女性スタッフが付き添い、タオルで隠しながら診療するなどの配慮をしています。
また、内視鏡検査を担当する医師は、これまで勤務していた病院でも内視鏡検査に携わっておりましたので、不安なことがありましたら気兼ねなくご相談ください。内視鏡検査は、医師の腕によって痛みや苦しみが大きく異なりますが、できるだけ痛みや苦しみの少ない検査をさせていただくよう心がけております。
院内設備
検査・治療後の快適な移動や待ち時間を有意義に過ごすための院内空間を整えました
当クリニックでは、来院いただいた患者さまが、快適に過ごせるような院内空間や設備を整えています。たとえば、男女別の更衣室やお手洗いを設けているほか、内視鏡検査が終わった患者さまや、麻酔を使った検査や手術を行った患者さまが歩かずに済むように、ストレッチャーで移動できるような設計にしています。
また、待合室にはテレビや雑誌をご用意し、大腸内視鏡検査を受ける方は、検査説明用のDVDを見ることもできます。さらに写真やポスターなどで、内視鏡検査を受けていただけるようにお知らせもしています。
検査に使用する内視鏡スコープは、厳重な感染対策を行っており、感染の心配なく検査を受けることができます。咽頭反射の強い方や不安の強い方には、細径の内視鏡スコープや、鼻から挿入する経鼻内視鏡を使用します。もちろん、こういった検査機器を使用し、苦痛の少ない検査を行うために、医師・看護師ともにスキルや能力の向上に努めています。
十分な説明
資料を使ってわかりやすく説明します 検査結果などは電子カルテで管理します
当クリニックでは、治療の経過を見ることができるように写真を撮りため、電子カルテで管理しています。説明では、その写真や図などを使って、症状や具体的な治療法を詳しく説明いたします。その際には、専門用語をなるべく使わず、わかりやすくお話しすることを心がけています。
検査や手術では、できるだけ苦痛を抑えることに努めています。大腸内視鏡検査では、大きさによりますが、ポリープをその場で切除することも可能。当クリニックで切除できない大きさのポリープがあれば、連携している医療機関に迅速にご紹介いたします。患者さまの立場に立った、痛みや苦しさの少ない検査を行っておりますので、リラックスして来院していただければと思います。
また、やけどや切り傷などの外傷を負ってしまった場合も、お子さまから高齢者の方までぜひご来院ください。広範囲のやけどでもきれいに治療でき場合や、縫わずに治療できる切り傷も多くあります。