脳神経外科
めまいや頭痛、外傷などでも受診しやすい対応を心がけています
脳神経外科への受診動機として多いのは、めまいや体のしびれ、30代、40代の女性に見られる頭痛、また、小さなお子さんやご年配の方では、頭部の打撲や外傷などです。ほかに、肩こりや物忘れの症状を訴えて来られる場合もあります。それらの原因は脳に限らず、筋肉や神経によるもの、また、高血圧症や糖尿病など、生活習慣病に関係しているものもあります。中には脳梗塞のような重症疾患が原因となっているものもありますので、見落としのないよう丁寧に検査・診断いたします。
めまいには、平衡機能を測定する重心動揺計での検査等を用いて対応しております。「大きな病院に行くほどではないけれど心配がある」というような方や、ちょっと気になる症状がある方などが気兼ねなくご来院いただけるよう、柔軟な対応に努めています。
脳神経外科に関するQ&A
頭痛
頭痛持ちですが、鎮痛剤を飲んでもなかなか治りません。
頭痛にはさまざまな原因が絡んでいることがあるため、検査を行い、正しい治療をすることが大切です。
頭痛には、肩こりや精神的なものなど、原因がたくさん絡み合っている場合も多く見られます。そのため当院では、脳神経外科の特徴をいかし、検査により頭痛の原因が脳にあるのか否かをはっきりさせることで、不安の解消に努めています。
頭痛には、拍動に合わせたズキンズキンという痛みやキリキリとした痛みなど、その原因により、出てくる痛みのタイプがいろいろあります。しかし、複数の原因が重なっている場合には、痛みのタイプが時間の経過によって変化することもあります。
治療に関しては、痛みの原因により、薬で対処できるものには適宜症状を見ながら処方を調整しています。また、肩こりや筋肉の緊張によるものなどに対しては、低周波治療器を使って、緩和を試みる処置も行っています。
一方、検査を必要とする際には患者さんにあった病院をご紹介するような、対応を心がけています。
肩こり・しびれ
肩こりがひどいのですが、そのような症状でも診てもらえますか？
もちろんです。しびれを伴っていると脳卒中の可能性もあるため、原因を究明することが大切です。
肩こりや首周りを悪くする原因はいろいろと考えられるため、問診と診察を行ったうえで、しかるべき検査をし、治療法と投薬の提案をいたします。しびれのような症状が出ていない場合は、筋肉のこりや緊張が原因であることが多いです。
一方、体のしびれが出ているような場合は、脳卒中の可能性もありますので、しっかりと検査を行い、必要があれば連携している病院へ速やかにご紹介いたします。患者さんの症状や生活に合わせた治療と指導を大切にしておりますので、悩んでおられることを詳しくお話しください。
頭の外傷
子どもが頭を強くぶつけました。どうしたらいいですか？
対処法や経過観察の方法など、事前に必要なことをお伝えしていますので、ぜひお越しください。
脳神経外科を受診される患者さんの中には、お子さんやご年配の方が転倒により、頭部に創（切り傷）を伴った打撲があり、脳への影響を心配されて来る方も多いです。
特にお子さんは、自分で症状を言うことができない場合も多々あり、機嫌が悪くなったり暴れたりすることもあります。よって当院では、お子さんの症状を把握できるよう、丁寧にお話を伺っています。また、保護者の方に落ち着いていただけるよう、頭をぶつけた時の対処法や経過観察の方法など、事前に必要な知識をお伝えするようにしております。
頭部の外傷につきましては、当院で処置できるものは速やかに対応しております。顔に達するものや、傷が残るようなものについては、形成外科等、その方に合った医療機関をご紹介いたします。
脳卒中の予防
脳卒中のリスクがあるのはどのような人ですか？
高血圧や脂質異常症の方は、脳卒中になるリスクが高いと言えます。
健診を受けて数値に異常が見られた方、または数値が気になる方は、一度受診いただくことをご検討ください。手足がしびれる・ろれつが回らない・手足に力が入らないなどの症状がある方は、すぐに検査を受けましょう。脳卒中など大きな病気になる手前で対処することが大切です。当クリニックでは、血液検査・CT検査を行い、鑑別診断をしています。
鑑別診断の結果、対応が難しいと判断した場合は、横浜労災病院・昭和大学横浜市北部病院・済生会横浜市東部病院など、すぐに連携している医療機関をご紹介します。
物忘れ
最近、物忘れが増えてきたのですが、認知症ですか？
物忘れの原因には加齢や認知症に限らず、脳の病気で引き起こしている可能性もあります。
年齢を重ねるにつれて、誰しも物忘れをするようになっていきます。しかし、物忘れの原因の中には加齢に限らず、脳腫瘍、慢性硬膜下血種、水頭症などの脳疾患によって引き起こしていることがあります。その場合、寝たきりや命に関わるリスクがあるため、速やかな処置が求められます。当院にはCT検査機器を備えているため、速やかに精密検査をすることが可能です。最近忘れっぽくなった、家族が同じ質問を繰り返すなど、気になる症状のある方はお早めにご相談ください。
説明
病気や治療以外のことでも相談して良いですか？
もちろんです。患者さんが抱えるお悩みにできる範囲でお答えいたします。
患者さんとの親密さを保ち、患者さんからも意見や質問などが言いやすくなるよう、堅苦しくない雰囲気での会話を心がけています。また、聞きづらい病気のことについても、アドバイスを可能な限り行っていますので、何か抱えておられる悩みがあれば、何なりとご質問ください。
このように、病気や症状、治療法に対して、患者さんが不安を残さないように真摯に対応しております。
内科
地域に根ざし、脳神経外科の特色をいかしつつ、内科全般を診療
内科に来られる方で多いのは、感染症のような急性疾患や、生活習慣病の健診による数値を気にされている50～60代の男性、高血圧症などの治療をされているご年配の方です。かかりつけの医院として、いろいろな相談にのっておりますが、どこで診てもらえば良いのかを相談しに来られる患者さんも少なくありません。脳神経外科を標榜しておりますので、内科一般を診ていきながらも、生活習慣病と脳卒中の関係など、脳との関わりをしっかりと伝えられるように心がけています。
また、当院は院内で保険診療によるPCR検査を行っています。院内に検査機器があるため、検査結果は当日お伝えすることが可能です。検査は予約制となりますので、発熱や風邪症状のある方は、受診前にお電話でご連絡ください。
生活習慣病
数値の異常を指摘されましたが治療を継続できるか心配です。
治療の重要性を伝えたうえでお一人おひとりに合わせた治療を提供させていただきます。
近年、生活習慣病は若い方での発症例も多くなっています。発症年齢により、病態や心筋梗塞などの生活習慣病に関連した疾患の有無が異なるため、当然、その対応の方法が違ってきます。当院では、個々の患者さんに適した分かりやすいアドバイスができるように努めております。
生活習慣病は、症状を自覚しづらいと言われています。そのため、薬の必要性を患者さん本人が認識できず、服薬の中断により、治療の結果が十分にあらわれない場合があります。そういったことから、「飲まなかったら、こうなるかもしれない」という危険性の話も、適宜、行っています。しかし、まずは生活習慣の見直しをアドバイスするとともに、未来のリスクに関する話をすることで、患者さんの意識を高め、薬のみに頼らないセルフケアができるよう導くことも必要だと考えております。
呼吸器疾患
せきと痰が続くほか、少し動いただけで息切れがします。
気管支炎の特徴的な症状であるほか、喫煙歴がある方は肺気腫の可能性があります。
当クリニックは、気管支炎や気管支喘息、肺気腫などにも対応しています。
気管支炎や気管支喘息は、気管や気管支が炎症を起こし、せきや痰が続く病気です。肺気腫に関しては、喫煙や受動喫煙が原因だと言われており、慢性のせきと痰が続くほか、呼吸困難が徐々に進行します。また、一度壊れた肺の組織はもとの状態に戻すことが難しいため、予防や早期治療に取り組むことが大切です。
治療は気管支拡張薬などを用いた薬物療法のほか、QOLを低下させないよう生活指導も行います。重篤な症状である場合は速やかに医療機関につなげていますので、ご相談ください。
外科
外傷の処置と脳の検査を同日に実施可能。患者さんへ選択肢のある提案を
外科では、切り傷や虫さされ、犬や猫にかまれたなどのけがで来られる患者さんが多くいらっしゃいます。ほかには床ずれなども対応しております。
頭をぶつけた時の脳への影響が心配と思われる場合には、創部の処置を行ったあとに、脳の検査も同日に行うことが可能です。しかし、女性が気にされる顔の傷に関しては、まずは当院にて検査、診断を行い、ご理解していただいたうえで必要であれば形成外科をご紹介しております。
また、うおのめや化膿など、状態をチェックして当院で処置できるものに関しては行い、必要であれば大きな病院へご紹介しております。このように、患者さんが迷われないよう、適宜選択肢のある提案をしております。
外科に関するQ&A
床ずれ
訪問診療では床ずれの治療もしてもらえるのでしょうか？
現在はまだ対応していませんが、訪問看護師と協力しながら治療を行うことを視野に入れています。
褥瘡（床ずれ）に対する在宅での処置は当院ではまだ実施しておりませんが、高齢化社会へ足を踏み入れた現代において、これから増えることが予測されるため視野に入れております。軽度な創には軟膏で対応していただきながら、血流をよくして増悪させないよう指導しております。
こういった初期治療により、重度の床ずれに進行しないよう経過を見ながら、治療を行えるよう、訪問看護師との連携協力を図っていくことが重要と考えております。そうすることにより、患者さんの状態に合わせた予防法や治療法が提供できるものと思われます。
おおすみ医院の基本情報
| 診療科目 | 脳神経外科 内科 外科 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 住所 |
神奈川県横浜市港北区新羽町1719
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| アクセス |
東急バス７２、７３系統「新羽町」バス停 徒歩1分 駐車場有り（4台） 4台まで駐車可能です |
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| 診療時間・休診日 |
休診日 水曜・日曜・祝日 土曜診療
【休診日】水曜・日曜・祝日・土曜午後 |
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| 電話番号 |
045-717-7611 |
特徴・設備
| 特徴 |
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| 待合室 |
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| 待ち時間対策 |
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| 設備 |
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| 駐車場 |
駐車場有り（4台） 4台まで駐車可能です |
| 専門医 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
連携医療機関の紹介が可能です
病診連携がしっかりしているのが魅力。緊急の場合は横浜労災病院・昭和大学横浜市北部病院・済生会横浜市東部病院など、近隣の医療機関をスムーズに紹介してくれます。
ポイント2
電車・バス・車でも好アクセスの医院です
ブルーライン「新羽駅」から徒歩約5分。すぐ目の前に市営バス・東急バス「新羽町停留所」があります。4台分の駐車スペースもあるためお車でも通院可能です。
ポイント3
院内はバリアフリー設計で楽に移動できます
院内はエックス線室・トイレも含めてバリアフリー設計。ご高齢の方・車いすの方はもちろん、乳幼児をお連れの方でもベビーカーを押して、楽に移動ができます。
