診療案内｜いしわた医院

頭痛

どのような頭痛の場合に受診すれば良いでしょうか?

突発的に「ガツン」と強い痛みがある場合、受診を推奨いたします。


頭痛については、いつから・どこに・どのような症状が発生しているかを確認することが重要です。突然「ガツン」と殴られたような痛みがあらわれた場合は、緊急性を要する可能性があります。様子を見るのではなく、早めに受診することを推奨いたします。痛みについては、心臓の拍動にあわせた痛みなのか、それとも、ぎゅっと締めつけられるような痛みなのか、患者さまが感じられる痛みの違和感などについて詳しく問診いたします。

診察内容はどのようなものでしょうか？

症状を丁寧に問診し、触診、CT検査等を行い、神経学的所見も含め診断します。


来院された方に対して、まずは問診を行い、頭痛がいつから・どこに・どのような症状が発生しているかを詳細に確認します。その後、CT検査などを行い、画像評価を行います。また、画像評価のみで判断するのではなく、全身の触診を行い、まひがないかなどを調べる神経学的所見も含めて診断いたします。診断後は内服治療を行ったり、入院が必要な場合は連携している医療機関へ速やかにご紹介しています。

脳卒中

脳卒中とはどのような病気でしょうか？

脳の血管が破裂する「脳出血（くも膜下出血も含む）」と脳の血管が詰まる「脳梗塞」の総称です。


当院では脳卒中の初期の診断を行っております。脳卒中の症状は突然頭痛、片麻痺（片方の手足が動かなくなる）、ろれつがまわらなくなる、などの特徴的な症状があります。頭部CTを撮影すると出血は白い塊として写るのでわかりやすく、脳梗塞は黒い影として写りますが発症直後はCTでは写りません。したがって片麻痺などの脳卒中の症状があり、CTで「白い塊」があれば脳出血を考え、なければ脳梗塞を考えます。脳梗塞はMRIで確定診断ができますが、いずれにしても急を要する疾患のため連携している病院にMRI検査も含めて速やかに紹介いたします。退院後は当院にて再発予防のため血圧管理、内服薬の調整などを行います。

片麻痺を後遺している方にはどう対応していますか？

訪問看護、訪問リハビリと連携して患者さま一人一人に適した指導を行ってもらいます。


脳卒中で急性期治療を終えた方は、リハビリ病院などで集中的にリハビリを受け片麻痺の状態で自宅で生活できるよう訓練することになります。したがって退院後は日常生活がリハビリとなります。しかし退院後は予想外の苦労がご本人や介護者に生じることがあります。日常生活における療養のアドバイスにおいては医師よりも訪問看護師・理学療法士の指導が重要と考えます。当院では訪問看護師や理学療法士と連携して患者さまの状態の情報共有を行うことで適した指導を行ってもらい、患者さま・介護者の負担軽減を目指します。