診療案内｜よつぎ眼科クリニック

白内障

白内障にはどのような治療法がありますか？

手術、点眼薬、レーザー治療などがあります。


白内障とは、加齢などにより目のレンズ機能を果たしている「水晶体」という部分が白くにごり、視力が低下してしまう病気です。

当クリニックでは、進行を遅らせる点眼薬や、白内障の手術後に発症する後発白内障に対するレーザー治療に対応しております。

手術を希望される方は、本院の「三枝眼科医院」にて日帰りで対応いたします。術後に定期的な通院を要しますが、手術自体は15～20分ほどで終了します。また、点眼麻酔を使用するため痛みを感じることもほとんどないでしょう。なお、手術当日はご自宅まで無料タクシー送迎もしております。

目のかすみ、視界のぼやけ、ものが二重、三重に見える、など、何か少しでも気になる症状があれば、一度診察をご検討ください。

硝子体注射

硝子体注射はどのような病気が対象となるのでしょうか？

加齢黄斑変性や糖尿病網膜症など、網膜の病気が主な対象です。


硝子体注射とは、目の内部にある硝子体腔という部分に直接薬剤を注射する治療法です。

主な対象疾患は、加齢黄斑変性、糖尿病網膜症、黄斑浮腫、網膜静脈閉塞症など、目の網膜やその中心にある黄斑の病気です。

なお、この治療は事前に検査や診察が必要なため、予約を取っていただきます。治療は1回で終わりではなく、患者さまとご相談しながら、1ヶ月に1回、2～3ヶ月に1回など複数回にわたって行います。

緑内障

緑内障になるとどのような症状が現れますか？

視野が欠けたり、視野が狭くなったりしますが、初期段階で気づくのは困難です。


緑内障は徐々に進行していく病気のため、初期段階ではほとんど自覚症状がなく発見が遅れがちです。また、患者さまの中には「自分は白内障だと思い込んで治療を後回しにしていたら、実は緑内障だった」という方もいらっしゃいます。

当クリニックでは緑内障を早期発見するため、40代の患者さまや強度の近視の患者さまなど、発症リスクが高い方にはOCT（光干渉断層撮影）という機器を使った検査をご案内しております。

緑内障の治療にはどのようなものがあるのでしょうか？

点眼薬やレーザー治療などがあります。


緑内障の治療は点眼薬やレーザーを使って進めていきます。

なお、治療では「一人ひとりに合わせたオーダーメイド」の姿勢を大切にしております。例えば、指の力が弱くて点眼薬をうまくさせないご年配の方には、補助器具をお渡しすることも可能です。

小児眼科

小児の眼科疾患を早期発見するために工夫していることはありますか？

お子さま一人ひとりの症状に合わせた検査を行っています。


例えば、結膜炎の症状で来院された患者さまでも、検査をしてみると、左右の見え方の差が大きいために起こる「不同視弱視」などが見つかることも少なくありません。そうした場合は、結膜炎の治療と並行しながらより詳しい診療をしていきます。

そのほか、近年では弱視とスマートフォンの関連性も指摘されているため、生活上でのアドバイスを含め、「いかに保護者の方に治療を継続していただくか、お子さまに治療を飽きさせないか」を意識しながら診療に取り組んでおります。