婦人科
不妊治療から産後のケアにいたるまでをトータルでサポートいたします
当院では、女性特有の疾患や人工授精などの不妊治療、妊娠・出産に関するお悩みのご相談、心のケアにいたるまで、トータルの対応が可能な診療体制を整え、プライマリ・ケアを担う医療機関として、地域の皆さまに頼っていただけるような医院であることを目指してまいりました。妊娠を望まれながらもなかなか妊娠にいたらない不妊症、手術が必要な子宮内膜症や子宮筋腫についてのご相談も頂戴しており、腹腔鏡手術が可能な手術室も備えております。
当院ではまず、患者さまの現状を把握するための検査を行い、患者さまお一人おひとりの体調や思いに即した治療方法をご提案しております。当院には女性医師が在籍しており、患者さまと誠実に向き合った診療を行っておりますので、気兼ねなくご相談ください。
婦人科に関するQ&A
不妊治療
なかなか子どもを授かりません。相談してもよいですか?
もちろんです。スケジュール調整に柔軟に対応しますので、ぜひご主人と一緒にご来院ください。
当院では、不妊に関するご相談を承っております。結婚や妊娠の高齢化が進む中、不妊に悩まれる方は年々増加しています。高齢出産となる30代後半から40代の患者さまに対しても、できる限りのサポートをすることを目指しております。ずっと苦しまれてきた患者さまのお悩みにしっかり耳を傾け、心身ともにサポートさせていただきたいと考えております。
当院では、不妊期間の長さにはさほどこだわらず、患者さまのお悩みに即して、血液検査や超音波検査、精液検査などを行ってまいります。お身体に問題がない場合は、タイミングをとることから始め、治療のステップをひとつずつ進めることになります。自然妊娠が難しい場合は、人工授精や排卵誘発剤を用いた体外受精などにも対応しており、患者さまに合った治療方法をご選択いただけます。
また、患者さまのご要望に応じて、日曜日や祝日の不妊相談(※)を承っております。妊娠・出産はご夫婦の問題です。ご主人さまのお仕事がお休みのタイミングでご相談いただけるよう、日時を調整してまいりますので、遠慮なくご相談ください。
(※)は自由診療の場合があります。料金は料金表をご確認ください。
体外受精
体外受精を行うには入院が必要ですか?
術後に通院していただく場合がありますが、手術は日帰りで受けられます。
体外受精とは、子宮内から取り出した卵子を人工的に受精させる方法です。自然妊娠が難しい場合にご提案するもので、排卵誘発剤を用いてつくった複数の卵子を取り出し、4、5日培養したのち、受精後体内に戻します。日帰りで手術が行えるため、患者さまのご負担もさほど大きいものではありません(アフターケアのため、術後に通院が必要の場合があります)。
体外受精をご提案するのは、タイミング法などの不妊治療では妊娠が難しかった方や、卵管が詰まっている方、精子が非常に少ない方です。排卵誘発剤による反応はまれにありますが、体外受精に関するリスクはほとんど報告されておりません。また、体外受精に対する助成金が自治体に設けられているケースもございますので、ぜひお問い合わせください。
当院では、凍結した受精卵や精子の保存による妊娠治療も行っておりますので、ご相談ください。
子宮内膜症
子宮内膜症の検査はどのように行いますか?
まずは超音波検査を行い、必要であればCTやMRIを用いて詳細に調べます。
子宮内膜症は、もともとは子宮の内側にしか存在しない子宮内膜が、卵巣や腹膜など、子宮以外の場所での増殖と剥離を繰り返す疾患です。子宮の内側から剥離した子宮内膜は月経血として体外に出る一方で、子宮以外の場所で増殖・剥離した子宮内膜は、腹腔内に留まることになるため、炎症や痛み、癒着などの原因になります。不妊の原因ともなり、投薬によるホルモン調整や手術といった治療を行わねばなりません。
生理痛や排便痛、性交痛など、子宮内膜症の症状を訴えて来院されるのは、20代から40代の患者さまが中心です。当院ではまず超音波検査を行い、卵巣の腫れが確認された場合に、CTやMRIによる診断を行っております。
子宮内膜症の治療のひとつとして、卵巣を両方取り除く治療法もありますが、お子さまを望んでいらっしゃる場合は、手術による治療が難しい疾患でもあります。手術後も定期的に通院していただきながら、閉経までの長いスパンで付き合う必要がございますので、ご理解ください。
市販の鎮痛剤を用いても生理痛が軽減されない、痛みが強くなるといった場合は、子宮内膜症が疑われますので、できるだけ早期にご来院ください。
腹腔鏡手術
どのような疾患の際に腹腔鏡手術を行うのですか?
子宮外妊娠や卵巣のう腫、子宮内膜症、子宮筋腫などに対して行います。
当院では、子宮外妊娠、卵巣のう腫、子宮内膜症、子宮筋腫などに対応するため、腹腔鏡検査を行い、卵管の癒着などを確認したのち、問題がある場合には腹腔鏡手術を行っております。
腹腔鏡手術の場合、入院日数は4~5日程度になり、開腹手術に比べて傷も小さいため、患者さまのお身体のご負担を軽減することができます。また、手術までの期間が短いため、患者さまの精神的なご負担も少なくすむといったメリットがあります。不妊症にもつながりがちな子宮内膜症や子宮筋腫を治療することで、妊娠の可能性を高めることにもなるため、当院では、率先して手術をご提案しております。
月経困難症
月経痛がひどく会社へ行けないことがあります。
鎮痛剤を処方するなど月経とうまく向き合うためのサポートをいたします。気兼ねなくご相談ください。
月経に関してお悩みを抱えている方、悩んでいるが相談したほうがよいのか迷われている方も多いでしょう。近年では、初潮の低年齢化や初潮から初産までの期間が長いことにより、月経困難症などのトラブルが増えてきています。
月経困難症とは、月経前や月経時に下腹部痛・腰痛・腹部膨満感・吐き気・頭痛・イライラなどの症状が現れる疾患です。これらの症状によって日常生活に支障が出たり、場合によっては、子宮内膜症や子宮筋腫などの疾患が隠れている場合もあったりするため、一人で抱え込まず、気兼ねなくご相談ください。
症状に応じた検査はもちろん、鎮痛剤やピルの処方を行い、月経とうまく向き合えるようサポートさせていただきます。
産科
妊娠中から産後まで、妊婦さまを心身ともにケアしてまいります
当院では、妊婦さまを心身ともにサポートさせていただくための体制を整え、皆さまのご来院をお待ちしております。妊娠中から産後の1ヶ月検診まで、責任をもって診療にあたるのは、自身も妊娠・出産を経験してきた女性医師です。患者さまお一人おひとりのお悩みごとやお困りごとに誠実に耳を傾け、女性視点でアドバイスさせていただきますので、リラックスして聞くことができます。
妊娠中は不安定になりやすいため、ストレスにつながりがちなものですが、当院では、このようなストレスを抑えるため、ごく普通の生活を送っていただきたいと考えております。激しい運動や不要不急の外出などは控えていただいておりますが、お身体に無理がない範囲での運動も推奨しております。入院中は、管理栄養士が監修したお食事をご用意いたします。院内の調理室にて料理をつくっておりますので、美味しくお召し上がりいただけます。
胎児ドック
胎児ドックについて詳しく教えてください。
超音波画像診断装置を用いて、胎児の発育や羊水量、胎盤・へその緒の様子などを確認します。
私どもは、お腹の中の赤ちゃんの様子を超音波検査で確認し、その成長や臓器の記録をとってまいります。しかし、限られた時間内では発見しづらい、小さな異常があることも否定できません。
生後まもなく治療を開始しなければならない疾患などの早期発見とすみやかな対処を期して、私どもは、胎児ドック(※)の受診をご提案しております。これは、30分程度の時間をかけて、胎児の発育や羊水量、形態的な異常や胎盤・へその緒などの様子を胎児スクリーニング超音波検査でじっくり確認していくものです。
この胎児ドックは、母体と赤ちゃんには負担が少なく、この検査によって赤ちゃんの誕生前後の管理と治療を詳細かつスピーディーに行えるようになります。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
マタニティビクス
妊娠中にどのような運動をすればよいかわかりません。
体力向上やストレス軽減を目的としたマタニティビクスの教室を行っています。ぜひご参加ください。
当院では、週に一度、1時間ほど運動していただく機会を妊婦の皆さまにご提供しようと、マタニティビクスの教室を行っております。これは妊娠中の女性にも可能なエクササイズで、専任のインストラクターが指導にあたります。妊娠中で、切迫流産などの恐れがない方を対象としておりますので、当院の医師にご確認のうえ、ご参加ください。
妊娠中だからと安静にしているだけでは、血液の循環が悪くなったり、お産に必要な筋肉まで落としたりしかねません。適度な運動は、出産に向けた体力づくりや体調管理、ストレスの軽減などに役立つかと思います。このような取り組みによって、妊婦さまに、出産に向けた心の準備をしていただきたいと考えております。今後は、マタニティヨガ教室なども視野に入れておりますので、どうぞご期待ください。
産後ケア
初めての出産なので、きちんと育児ができるか心配です。
産後ケアにも注力していますので、退院後も遠慮なくご相談にいらしてください。
当院では、検査や治療・出産だけでなく、お母さまの産後のケアにも力を入れています。「母乳が出ない」「乳腺炎を起こしているかもしれない」「育児の悩みを聞いてほしい」など、心身の不安があれば気兼ねなくご相談ください。妊娠・出産を経験した女性医師やスタッフが、親身にサポートさせていただきます。
かしわざき産婦人科の基本情報
診療科目 | 婦人科 産科 産婦人科 | |||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
診療内容 |
婦人科検診 |
|||||||||||||||||||||||||||
住所 |
埼玉県さいたま市大宮区上小町604-4
|
|||||||||||||||||||||||||||
アクセス |
西口バス停1番、2番のバスに乗車約5分、上小町バス停下車、徒歩約1分。 駐車場有り(25台) |
|||||||||||||||||||||||||||
診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療
休診日:木曜午後、土曜午後、日曜、祝祭日 |
|||||||||||||||||||||||||||
電話番号 |
048-641-8077 |
特徴・設備
特徴 |
|
---|---|
待合室 |
|
待ち時間対策 |
|
設備 |
|
駐車場 |
駐車場有り(25台) |
サービス |
多言語対応 ( 英語 )
|
専門医 |
|
対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
|
---|---|
治療 |
|
関連リンク
掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
「上小町停留所」徒歩約1分。駐車場もあります
西武バス「上小町停留所」から徒歩約1分です。バスは、JR「大宮駅」西口バスターミナルから乗車できます。バス停から近く、妊婦さまも通いやすい医院です。
ポイント2
不妊相談から出産までトータルに受診できます
不妊相談から治療、出産、産後のケアまで、ひとつの医院で継続して受診することが可能です。人工授精、体外受精なども受けられます。
ポイント3
デリケートな悩みも話しやすい、女性医師が在籍
産婦人科の病気やお悩みの中には、男性医師に話しづらい内容もあるかと思います。女性医師がいるので、異性に言いにくいと感じることも相談しやすい医院です。