耳鼻咽喉科
めまいや耳鳴りをはじめとする耳・鼻・のどのさまざまな症状を診療します
耳鼻いんこう科では、めまい、耳鳴り、中耳炎、副鼻腔炎、鼻出血、扁桃炎などの診療を行っています。院長は、めまいを専門としているほか、耳鳴りの診療も強みとしています。
めまいの症状を訴える患者さんには、問診のほか、重心動揺検査、聴力検査、CCDカメラによる眼振検査などを行い、めまいの原因を探ります。めまいの症状は、お薬を服用するだけでは症状の緩和が容易ではないため、治療は理学療法を中心に行っていきます。「めまいの発作がまた起きたらどうしよう」という不安を抱えていらっしゃる患者さんも多くいらっしゃいますので、不安を軽減できるような説明を心がけています。めまいの症状があまりにもひどい時は、ご来院も難しいかと思います。症状が落ち着いた段階でご来院ください。
耳鼻いんこう科は聴覚・嗅覚・平衡覚といった感覚器を扱う科です。めまいや耳鳴りといった自覚症状があっても所見上・検査上、異常が見つからない場合もあります。異常がないということは悪いことではありませんが、患者さんの不安な気持ちを少しでも取り除けるよう十分に説明し、漢方薬なども使って症状の緩和に努めています。
耳鼻いんこう科の特性上、視診(目で見て)からすぐに異常が発見できることも多いので、結果がわかるまで時間を要する検査を必要としない疾患はすぐに治療をスタートできます。
また、働き盛りの方や小さいお子さんがいて通院がなかなか難しい親御さんなど、お忙しい方も多いかと思いますので、当クリニックでは、少ない通院回数で速やかに症状が緩和できるように心がけております。患者さんが不安に感じる時間を少しでも減らせるよう、一刻も早く異常を見つけて治療につなげることを目指しています。気になる症状を緩和させてより良い日常が送れるよう、当クリニックでお手伝いをさせていただければ幸いです。
お子さんが家では耳垢を取らせてくれない、といったことも耳鼻いんこう科の領域ですから、遠慮なくお任せください。
アレルギー科
アナフィラキシーショックの薬の処方、舌下免疫療法、レーザー治療も対応します
アレルギー科では、アレルギー性鼻炎、喘息、食物アレルギーなどの診療を行っています。アレルギー性鼻炎は、対症療法のほか、スギ花粉症・ダニアレルギー性鼻炎の患者さんへの舌下免疫療法や、レーザー治療にも対応しています。舌下免疫療法とは、アレルゲンを含む治療薬を毎日少量ずつ体内に取り込むことで、体質を変えていく治療方法で、減感作療法とも呼ばれています。3~5年と長期間にわたって毎日お薬を飲み続けなければなりませんが、症状を一時的に軽減させる対症療法と異なり治療期間が終わった後も症状の緩和が期待できます。レーザー治療は、アルゴンレーザーを使って鼻の粘膜を焼き、症状を軽減させる治療方法です。
食物アレルギーの患者さんには、血液検査により原因と考えられるアレルゲンを調べ、それに対する内服薬の処方なども行っています。アナフィラキシー補助治療剤には、使用期限が定められています。当クリニックでは、お薬の処方に柔軟な対応も行っていますので、お薬の使用期限が過ぎてしまった場合は、気兼ねなくご来院いただければ幸いです。
患者さんの住む地域で、症状に対応できるクリニックがあると気兼ねなく治療を行うことができ、大きな医療機関に行かなくても済むと考え、これらの治療にも対応しております。また、耳鼻いんこう科で緩和できることは、なるべく耳鼻いんこう科で緩和してくという姿勢を貫いています。
当クリニックでは、食生活のリスク緩和や、食習慣なども指導しています。身近なかかりつけのクリニックとしてフットワークの軽い治療をご提案し、患者さんの生活の質を向上させていきたいと考えています。
十分な説明
わかりやすい説明を心がけ、モニターや図などを交えて診察します
当クリニックでは、どのような患者さんにも状態を理解していただけるよう、耳や鼻の構造がわかる冊子やイラストなどを用いて説明しています。また、治療中も実際の症状がわかるように、モニターを見ていただきながら行います。
患者さんが何を知りたいのか、何が不安なのかを理解するように努め、疑問を持ったまま帰られることがないように努めています。そのために、質問や話をしやすい雰囲気をつくり、さまざまなお悩みをお話ししていただいています。患者さんのバックグラウンドも含めて相談していただくことで、患者さんの生活の質の向上につなげられるよう努めます。
何か心配なことがあったり、少しでも変だなと思うことがあったりしたら、気兼ねなくご来院いただければと思います。
医師・スタッフの専門性
院長は「日本耳鼻咽喉科学会認定 耳鼻咽喉科専門医」。めまいを専門にしています
当クリニックの院長は、「日本耳鼻咽喉科学会認定 耳鼻咽喉科専門医」の資格を有しており、中でもめまいを専門にしています。大学病院勤務時には、めまいを専門とする教授に師事し、問診の方法からお薬に頼らない治療方法まで、めまいについての教育を受けてきました。勤務医時代から現在まで様々なめまいの診療に携わってまいりました。また、院長自身も良性発作性頭位めまい症を患ったこともあるほか、院長の母がめまいで入院したこともあります。そのため、めまいで悩む患者さんやご家族のお悩みも理解することができるのではないかと思います。
一度大きなめまい発作を経験すると、患者さんご自身は、「また起きたらどうしよう」という強い不安を覚えます。患者さんの不安を和らげながら、ご家族のご負担も軽減しつつ、不安からうつ症状などの二次的な症状を起こさないよう、めまいについてわかりやすくご説明をし、理学療法を中心とした治療を進めてまいります。
当クリニックでは多めのスタッフを配置して、対応がしっかりとできるように努めております。常勤、非常勤スタッフを含めて女性のみで構成されています。小児病棟に携わったことのあるスタッフがおりますので、小さなお子さんの症状も相談していただきやすいかと思います。医師には話しづらいようなことも、気兼ねなくスタッフにご相談していただければ幸いです。
気兼ねなくお話ができるような雰囲気を目指しております。患者さんに気兼ねなく来院していただき、耳や鼻、のどの症状だけでなく、さまざまなお悩みを相談していただけるので、ほかの症状の早期発見にもつながっています。