眼科
幅広い眼疾患の診療はもちろん、処方するコンタクトレンズの使い方指導などアフターケアも丁寧に行っております
診療内容は近視や遠視、老眼を始め、白内障や緑内障、網膜剥離、ドライアイ、眼精疲労、ものもらいや結膜炎など多岐にわたり、目に関する疾患は全般診療することができます。
特に、小児眼科分野に力を入れております。生活習慣や心理的ストレスからくる疾患の場合には治療や訓練を行うことで、症状が改善する可能性があります。また、検査を行った結果、眼鏡やコンタクトが必要と診断された場合には、眼鏡やコンタクトレンズの処方も行っており、合わせて眼鏡とコンタクトの使い分け方や付け方の指導なども行っております。
目のかすみ、目やに、涙などに違和感を覚えた場合には、お気軽にご相談ください。
小児眼科
お子さまの視力というのは9歳頃、つまり小学校低学年ぐらいまでに改善しないと、今後の視力が上がらない、という現状をご存知でしょうか。弱視や斜視の場合、視力の低下がみられ、それ以外の症状が見られないのが特徴です。とくに悪い場合は、眼鏡やコンタクトレンズを用いても視力が0.0弱にしかならないこともあり、生活行動に支障をきたしてしまいます。赤ちゃんの場合、外見的な眼球の異常がないにも関わらず、生まれてからもう何日もたっているのに目の前のものに反応を示さない様子がみられたら、弱視を疑う必要があります。
弱視は、大きく分けて2種類あります。生まれつき、体質的あるいは原因不明の先天性の弱視と、生後あるいはある程度大きくなって事故やほかの疾患によって視力低下を引き起こす2次性・後天性の弱視です。
また、眼球の動きやピント調節にかかわる筋肉や首の周囲の筋肉の異常緊張があると視力の低下を起こすこともあります。とくに生活習慣や心理的ストレスによる緊張である場合は、治療や訓練になって改善されることもありますので、検査は早いに越したことはありません。
また、赤ちゃんの目やには先天性鼻涙管閉塞という疾患の可能性があります。お子さまの眼の疾患はとにかく初期症状の発見と早期治療、訓練が重要になってきますので、異変や違和感を覚えたら早めにご相談ください。
結膜炎
結膜に炎症が起きたものを総称して結膜炎といい、目やにやかゆみを伴うことが多くあります。結膜が充血しているから結膜炎とは限りませんが、充血があれば結膜炎の可能性があります。
結膜炎には大きく分けて急性と慢性の2種類があります。急性のものは流行性結膜炎、咽頭結膜炎、出血性結膜炎、トラコーマといったもので、慢性のものは濾胞性結膜炎、春季カタルなどがあります。その原因となるのは、細菌やウイルスによるものや、異物、酸、アルカリ、アレルギーによるものなどが挙げられます。
強い伝染力を持つウイルスが原因となる流行性結膜炎は、一般の結膜炎よりも症状が非常に強く、角膜にも炎症が及んで視力障がいを引き起こします。患者さまの中には処方したお薬で症状が改善してきたところで自己判断し服用をやめてしまう方もいらっしゃいますが、後遺症がある可能性もありますので、医師の指示通りに服用してください。
結膜炎は時に自覚症状に乏しく、検査時にたまたま診断されることがあるくらいです。素人判断は非常に危険ですから、受診して治療とアドバイスを受けてください。
緑内障
日本における失明原因の上位を占めるのが「緑内障」です。見えている視野範囲が徐々に狭くなっていくのがもっとも一般的な症状で、その進行速度は緩やかです。多くの場合は進行するまで症状には気が付きません。以前は「緑内障=失明」というイメージが強い疾患でしたが、最近の緑内障の診断と治療の進歩は目覚ましく、現在では早期発見・早期治療によって、失明という危険性を減らすことができる疾患のひとつです。
緑内障は自覚症状が乏しいため、気付かずに過ごしている人が大勢いることが判明しています。40歳以上では、20人に一人が未治療の緑内障と言われています。前述もしました通り、緑内障は治療によってその進行を防止したり、遅らせたりすることができる可能性のある疾患です。早期に緑内障を発見でき、視神経の障がいが軽いうちに処置ができれば、失明にいたる危険性はぐっと少なくなります。
定期的に眼科検診の受診をすることで早期発見につながります。当院では検診の目安として、40歳以上になったら年に1回受けることを推奨しております。治療方法として、薬物療法、レーザー治療、手術などがありますが、緑内障のタイプや患者さまそれぞれの生活習慣、身体負担を考慮し、適した治療方針を決定してゆきます。
眼精疲労
眼を使う仕事を続けることにより、眼痛、眼のかすみ、まぶしさ、充血などの目の症状や、頭痛、肩こり、吐き気などの全身症状が出現し、休息や睡眠をとっても十分に改善しない状態をいいます。原因の多くは、度の合わない眼鏡を使用していたり、老視(老眼)の初期に無理に目を使う細かい作業を行ったりということなどが挙げられますが、昨今ではパソコンやスマホなどを使用する機会が増えたため、これが原因となっている眼精疲労も増えています。
また、緑内障や白内障でも眼性疲労が出現するケースがありますので、注意が必要です。そのほか、全身疾患にともなうもの、心因性のもの、環境によるものなどもあります。治療には、原因を特定し、それを治療あるいは排除することが必要です。眼鏡・コンタクトレンズが合わないなら作り直したり、病気が発見されたりすれば治療します。
ドライアイ・眼精疲労に関しては、現在多くの市販薬がドラッグストアで販売されており、素人判断で市販薬を使い、症状を緩和している方もたくさんいらっしゃいます。ですが、一度はちゃんと眼科に来て検査を受け、処置と処方をしてもらっていただきたいです。眼は一生もので、替えの効かないものです。生活するうえで常に酷使しています、日頃からのケアを心がけてください。
コンタクトレンズ処方
検査で眼鏡・コンタクトレンズが必要と診断された場合には院内で処方することも可能です。コンタクトレンズの種類は、度数やソフトとハードといった素材、使用できる期間によってもさまざまです。どれが良い、というよりは患者さまそれぞれに合わせた選び方がありますので、わかりやすくご説明いたします。
また初めて使用される患者さまの多くは、脱着の際の恐怖心が強いです。当院ではコンタクトレンズの脱着の練習も指導しております。また、眼鏡屋さんも隣接しているので便利です。コンタクトレンズは便利ですが、使用期間を過ぎたものを継続して使っていると、炎症やさまざまな疾患につながってしまいます。きちんと用法を守り、ケアも行ってください。
さわさき眼科の基本情報
診療科目 | 眼科 | |||||||||||||||||||||||||||
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住所 |
福岡県福岡市博多区月隈2-3-8
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アクセス |
西鉄バス 正手停留所 下車徒歩約1分 駐車場有り(5台) |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療
コンタクト購入検査の受付時間 |
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電話番号 |
092-503-8888 |
特徴・設備
設備 |
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駐車場 |
駐車場有り(5台) |
専門医 |
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