耳鼻咽喉科
担当のスタッフがカルテを書き、医師はずっと患者さまだけを診ます
患者さまのご要望に添った診療を心がけています
当院では診療において「患者さまが何を求めているか」を丁寧にお伺いしています。同じ症状であっても、患者さまごとにご要望は違います。そこで「一から診てほしいのか」、「検査を受けたいのか」、「お薬がほしいのか」といったことをしっかりとお伺いして、なるべくそのご要望にお応えしたいと考えています。
当院では診療前は看護師がご要望を確認し、診療中は医師事務作業補助者がカルテの記入を行い、医療の効率化に努めています。そうすることで、医師は一人の患者さまに十分な診療時間をとることができ、他の患者さまをお待たせする時間も減らせます。
当院には中耳炎、めまい、副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、扁桃炎、慢性上咽頭炎などでご来院する患者さまが多いですが、診療では視野を広く持つことを心がけています。たとえば、めまいは、耳の異常が原因とは限らず、疲れやストレス、睡眠不足のほか、脳疾患に由来することもあるからです。お子さまから大人の患者さままで、しっかりコミュニケーションをとりながら、患者さまの症状に合った医療をご提供できればと思います。
十分な説明
患者さまの「知りたい」に答えるために、見て分かるご説明をしています
モニターを使って分かりやすいご説明を心がけています
当院では患者さまが納得できるよう、知りたい情報をお伝えすることを念頭に診療しています。そこでご説明時には撮影した画像や図などを使ってお伝えすることもあります。
たとえば、当院には3次元で撮影できるCTスキャンがあるので、患者さまがどんな状態なのか、画像を比較して治療経過が一目で分かるようにしています。CTは、鼻づまりや頭痛などの症状が現れる副鼻腔炎を診断する際に役に立ち、どの箇所に炎症が起きているかなどを詳細に確かめることが可能です。炎症のみならず、骨の状態や腫瘍の有無なども同時に確認することができます。
また診察の際は、病気や治療方法について解説した資料やパンフレットなどもお渡しし、ご自宅でも再確認していただけるようにしています。これからも患者さまが納得できる診療に努めてまいります。
女性・子供連れ向けサービス
お子さまの目線に立ったコミュニケーションを大切にして診療します
お子さまごとにご要望をカードで把握し、痛みに配慮した治療を行います
耳と鼻の病気は小さいお子さまによく見られ、当院でも様々な症状のお子さまを診療しています。ただ、お子さまの中には病院を「怖い場所だ」と思っている方もいます。そこでお話ができる年齢のお子さまには、同じ目線に立ってコミュニケーションをとることを大切にしています。また、緊急性がなければ親御さまとご相談して、すぐに治療をはじめることはせず、当院に通うことに慣れてもらう、医療機器に慣れてもらうなどの段階を踏んでいきます。
万が一、お子さまが病院嫌いになると大人になっても、病院に通わなくなるかもしれません。トラウマをつくらないように、この医師なら治療を受けてもいいと思ってもらえるように努めています。また、待合室はアクアリウムを設置するなど、お子さまが楽しくお待ちできるような環境をつくることも大切だと考えています。
衛生管理
患者さまが通院しやすいよう、院内の清掃や衛生管理を徹底しています
清潔感に配慮された院内です
新型コロナウイルスの流行に伴い、当院では感染症対策の強化にも力を入れています。検温・マスクの着用の徹底をはじめ、アルコール除菌液やパーテーションの設置、本やぬいぐるみの撤去、換気などです。
院内にはホコリや花粉などのアレルギー、風邪、インフルエンザなどの感染症対策のために空気洗浄機を設置しています。また、清潔感にあふれた空間を目指して掃除や医療器具の滅菌も徹底しています。さらには、できるだけ病院特有の薬品のにおいもしないように配慮しています。患者さまがリラックスして通院できる院内環境をつくってまいります。