小児科
主訴だけでなく全身もしっかりと診療。発熱症状にも対応しています
小児科では、風邪やインフルエンザなどの感染症をはじめとした小児疾患全般を診療しています。診療では、基本を重視した診察や治療をていねいにおこなうように心がけています。たとえば、お子さまの場合は、風邪などをきっかけに中耳炎になることもあります。そのため、風邪で来院された場合は、お薬の処方だけではなく、鼻や耳などの状態もていねいに確認し、必要に応じて鼻吸いや吸入もおこなっております。
当クリニックでは、患者さまが快適に受診いただけるよう、一般(発熱症状なし)、発熱症状がある方、鼻吸い・吸入のみをご希望の方とそれぞれに分けた予約枠を設けるほか、医師・看護師・事務が細やかに連携を取ることで、スムーズでていねいな医療提供につなげています。
小児科に関するQ&A
風邪
風邪の診察で気をつけていることはありますか?
のどだけでなく、鼻や耳も診察するなど、ていねいな診療を心がけています。
お子さまの場合、耳管が短いなどの理由から、風邪をきっかけに中耳炎などの病気になることがあります。そのため、3歳未満のお子さまが風邪で受診された場合は、診察時に聴診やのどの状態を確認するのはもちろん、鼻や耳を含め、全身の状態をしっかりと把握しています。その上で、症状や病気に合った治療法をご提案しております。このように症状のある部位だけでなく、「患者さまの全身を診ること」を意識した診療に努めています。
発熱診療
発熱症状があるのですが、診察で他の方に会ってしまわないか心配です。
来院からお帰りになるまで、すべてほかの方とは動線を分けているため、すれ違うこともありません。
当クリニックでは完全予約制で発熱症状のある患者さまの診療をおこなっています。ご来院いただくと、発熱患者さま専用の入口があり、専用の待合室と2つの診察室もご用意しています。ご使用になるすべてのお部屋は非発熱患者さまと分かれている環境です。検査で陰性の確認ができるまでは、ほかの患者さまともすれ違うこともありませんので、周囲を気にせずご来院ください。
PCR検査・抗原検査
感染症が疑われる場合、どのような検査を行うのでしょうか?
基本的には、PCR検査と同等の精度が期待できる抗原検査を使用しておこなっています。
当クリニックでは感染症疑いのある方に、抗原検査をメインに、必要に応じてPCR検査を実施しています。誤った検査結果がでないよう、院長が鼻の粘膜からていねいに採取するなど、検査精度にはこだわって検査をおこなっています。
さまざまな鼻炎を処置する鼻吸いについては、院内感染防止の観点から、陰性である方のみに対応をさせていただいております。何とぞ、ご了承ください。
鼻吸い
鼻水が溜まりやすく困っています。早めに処置してもらえますか?
鼻吸引専用の予約枠を設けているため、診察を待たずに処置することができます。
お子さまの場合は特に、鼻水が溜まったまま放置してしまうと、他の病気へ進行してしまうこともあるため早い段階でていねいに取り除くことが大切です。
当クリニックでは、看護師が専用の機器でていねいに吸い出します。ただ取り除くだけでなく、血が出ないか、黄色く粘っていないかなどの状態や量を医師に毎回フィードバックしています。医師はその情報の元、副鼻腔炎などといった症状に悪化していないかを確認し、必要に応じて処方をおこないます。
当クリニックは鼻吸引専用の予約枠を設けているため、診察の順番を待たずに処置をすることが可能です。
アレルギー科
お薬の使い方や塗り方などを、具体的に細かくお伝えいたします
アレルギー科では、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、喘息、花粉症などのアレルギー性疾患を診療しています。診療では病気のことをはじめ、検査の必要性や治療の方法などについてもていねいに説明しています。たとえば、アトピー性皮膚炎の場合、お薬の使い方に問題があって、症状が改善しないので受診される方もいらっしゃいます。そのため、お薬の使い方や使う量、使うタイミングなどを、パネルを使いながら具体的にお伝えしています。また、喘息などで吸入が必要な方には、吸入器の貸し出しにも対応しています。
アレルギー科に関するQ&A
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎の治療で心がけておくことはありますか?
お薬を継続的に塗り、症状をコントロールしていくことが大切です。
アトピー性皮膚炎の治療では、主にステロイド外用薬を使用しています。ステロイドを使用する上で大切なのは、「十分な量の薬を、一定期間しっかりと塗り続けること」です。特に、肌質が改善したからといってすぐに塗るのをやめるのではなく、肌の状態を維持しながらお薬を塗り続けるようにお伝えしています。また、ステロイドを処方する際は、どのくらいの量をどのように塗ればいいのか、どのくらい塗り続ければいいのかなどを、細かく具体的にお伝えしています。
食物アレルギー
食物アレルギーに対してどのような検査・治療をおこなっていますか?
ていねいに問診と血液検査をおこない、食べられる範囲を判断しつつ、治療を進めます。
食物アレルギーが疑われる場合は、まずはしっかりとていねいに問診をし、その後血液検査などをおこないアレルギーの原因物質を特定します。原因が特定できたら、その食品を食べられるかどうかも判断します。アレルギーの原因である食物を少量ずつ摂取することができるかといったご相談にも対応していますので、どうぞご相談ください。
花粉症
舌下免疫療法を検討していますが、注意点などはありますか?
舌下免疫療法の作用を十分に発揮するため、ほかに強いアレルゲンがないかを調べた上で実施しています。
舌下免疫療法は、スギ・ダニのアレルギーをお持ちの方を対象としていますが、ほかに強いアレルギーがあると思うように症状が良くなりません。そのため、治療を開始する前に、アレルギー検査のご案内をしています。
当クリニックのアレルギー検査では、指先から2滴の血液で、41種類ものアレルギー物質への反応を調べることができます。クリニック内の機器で1時間半ほどで結果が分かるため、当日中に検査結果をご説明することが可能です。もちろん、ご予定のある方は検査の翌日以降にご都合に合わせて結果をお伝えいたします。
花粉症に対してどのような治療をおこなっていますか?
主に内服薬(西洋薬・漢方薬)を使用しており、生活上の注意点などもアドバイスしています。
花粉症が疑われる場合は、まず原因を確認するためにていねいな問診と血液検査をおこないます。その上で、基本的には抗アレルギー薬を使用し、必要に応じて漢方薬なども処方いたします。また、花粉症を予防するために、マスクの着用やこまめな掃除など、日常生活で気をつけるべきポイントもアドバイスいたします。
子供でも舌下免疫療法を受けることは可能でしょうか?
年齢やアレルゲン、症状、治療に対する意欲などを加味してご提案いたします。
舌下免疫療法は、適応となる年齢やアレルゲン(アレルギーの原因物質)が決まっており、治療期間は3年~5年におよびますので、治療に対する意欲なども重要になります。お薬の処方など、ほかの治療法も考えながら、舌下免疫療法をおこなうかどうかを判断させていただきます。舌下免疫療法は副作用を起こすこともあるため、しっかりと説明をした上で進めていきます。治療をご希望される場合は、ぜひお問い合わせください。
乳児湿疹
こどもが皮膚トラブルを起こしていますが、どうしたらいいですか?
お肌の状態を診た上で、外用薬の塗り方をていねいに指導いたしますのでご相談ください。
皮膚トラブルを起こした赤ちゃんに、まずは弱めのステロイドとワセリンを処方しています。それから、分量と塗り方、注意点まで、ていねいに指導いたします。この方法でほとんどのケースは快方に向かいますが、それでも良くならない場合は、少し強めの塗り薬を処方いたします。
ランクアップした塗り薬でも良い作用が見られない際は、乳児湿疹でない可能性があるため、アレルギー検査を実施するなど、炎症の原因を詳しく調べる必要があります。もしアレルギー物質によって炎症を引き起こしていた場合、接触や摂取を控えることでコントロールすることができます。
当クリニックの41項目のアレルギー検査は、乳児にも対応が可能です。1時間半ほどで結果がわかり、指先から採血するだけなので、乳児にとっても負担の少ない方法です。
すとうキッズクリニックの基本情報
診療科目 | 小児科 アレルギー科 循環器内科 | |||||||||||||||||||||||||||
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診療内容 |
おたふくかぜ予防接種 |
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住所 |
京都府京都市山科区北花山中道町78-4
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アクセス |
上花山久保町停留所 徒歩9分 駐車場有り(14台) |
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診療時間・休診日 |
休診日 木曜・祝日 土曜・日曜診療 19時以降診療
予防接種は予約制です。 |
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電話番号 |
075-592-5109 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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待ち時間対策 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場有り(14台) |
対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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治療 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
土日の午前も診療、通院しやすいクリニック
平日だけでなく、土日の午前も診療(日曜は診療のみ、予防接種は不可)。月火水金土日の午前は9時から12時まで、月火水金の午後は16時半から19時半まで受診できます。
ポイント2
予防接種や乳児健診の方は個室で待機が可能
予防接種や乳児健診は一般の患者さまとは別の健康ルームで待機。院外で待つこともでき、呼び出しベルで知らせてもらえます。一部予防接種は自由診療になりますので、料金表をご確認ください。
ポイント3
動線を分けるなど、感染症対策の強化に努める
発熱のある方と健診でお越しになる方が同じ空間にいることがないよう、入口や待合室、診察室は発熱患者さま専用の場所を設けています。診察室は、陰圧換気方式による個室です。お薬の処方も専用の部屋で行い、場合によっては患者さまの車に出向いての診療もおこなっています。